豊島逸夫の手帖

Page1883 なぜギリシャに皆興味あるのか?

2015年7月17日

ギリシャがデフォルト回避、ユーロ離脱回避できる可能性が高まった。チプラス首相が債権団から突き付けられた新構造改革案について議会の承認を得たからだ。これで、ギリシャにおカネが流れる目途がついた。

とはいえ、ここに至るまでの過程では、本当に、ユーロ離脱寸前まで行ったことが明らかになった。17時間に及ぶ長丁場になった最後のユーロ圏財務相会議の14時間目のこと。私が記憶しているのは、そこで突然、会議が「暫時休憩」になったこと。ツイッタ―でつぶやいたので覚えている。

実は、その直前に、ギリシャ側とドイツ側がどうしても折り合わず、痺れを切らして、ついに退席。帰国の準備を始めていたとのことが判明。まさにユーロ離脱寸前になったわけだ。そこで割ってはいり、まぁまぁ、となだめに入ったのがフランスのオランド大統領。チプラス首相とメルケル首相の二人だけを別室に招き、ここで両者が席を蹴ったら、どういうことになるか、考えてみたまえ、と再考を促したのだ。とにかく両者とも、カッカしていたので、冷却期間という意味で、暫時休憩とした。そこで頭を冷やした両者が、再び、交渉を再開して、合意にこぎつけた。

いやはや、紙一重だったのだね~。

で、ギリシャ懸念一服ということになり、やれやれ、私のセミナーとかブログの話も、これで中国とか米利上げに戻るか、と思いきや、相変わらず、ギリシャの話を聞きたい!読みたい!という声ばかり。

何故、皆、あまり日本経済とは関係ないギリシャの話に興味があるのか。よくよく調べてみると、要は、ギリシャ危機は、ギリシャ悲喜劇という人間臭いドラマなんだね。単にカネの貸し借りだけではなく、それに関係する登場人物がチプラスはん始め、皆ユニークなキャラクターだから確かに面白い。特にチプラスはん(関西ではそう呼ばれている)、どないしはった、ゆうて、興味津々。実は、恐妻家だったとかね。それから、ユーロはオランドとメルケルの仮面夫婦関係の上に成り立っているとか。



20日から、レストランの消費税が13%から一気に23%にあがるとか。これが、新緊縮政策の実態だからね。どこまで国民が耐えられるのか。だから、90分の情報番組でもギリシャのところが視聴率ポンと上がる。国債償還期限だとかギリシャ10年債利回りという話は聞き飽きた。

だから、連ドラみたいなもので、3回出演して話して、はい、これでおしまいということになると、突然の連ドラ打ち切りみたいに、エーーッてな反応になる。というわけで、連ドラ4回目、明日大阪でやってきます(笑)。 多分 you tubeで、正義のミカタ 7月18日、と検索すれば、放送後、明日の午後には出ていると思うよ。 

さて、今日のブログは、台風直撃の関西に向かう新幹線車中。昨日は、青森行きの新幹線車中で書いた。東奔西走とはこのことだね。しかし、昨日の東京→仙台→山形→仙台→盛岡→青森→東京は、さすがにバテたね。しかも、そういう時に限って、ありゃ、明後日発売の日経ヴェリタス・コラム、私の担当週だった、と発覚。(単に忘れてただけか。。)それで、青森→東京は3時間爆睡を決め込んでいたのに、慌てて、原稿書く羽目に。

それでも、仙台ではとびっきり上等で旨い牛タン食べられたし、



青森では、とびっきり新鮮なネタが揃った鮨屋さんで、30分、ひたすら食いまくった。なんせ、酒飲まないからね。握ってもらうと、瞬間蒸発!とりあえず、カウンターに並んだネタは全て制覇しました!旨かったぁ~~満足。。。

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青森の応接室にあった、青森ブルーの木製イルミネーションが綺麗で印象的だった。



今日は、台風の影響で新幹線に閉じ込められたりするの嫌だから、早めにチェックインして、ホテルで仕事することにした。今の時代は、ネット環境がすべて。越後湯沢のスキー場でも、ネット環境良ければ、リアルタイムで情報が入る。逆に、ウオール街のどまんなかでも、Wifi環境悪いスポットに居ると、情報の離れ小島になってしまう。結局、ガーラ湯沢にいたほうが情報のインプットは速かったりしてね。だから、大阪のホテルも、ネット環境抜群のところを選んでいる。

今晩は、天王寺裏のディープなナニワの、「山ちゃん」で、タコ焼きでも食べるか。

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