豊島逸夫の手帖

Page2298 福岡3億円現金強奪事件が貴金属関連

2017年4月21日

福岡のこの事件は、貴金属取引の決済に使われる現金だった、との報道で色々取材を受けました。個人的にはこの種の取材、乗り気はしないのですが、生半可な知識しか持たない人にいい加減なことを言われるのも心地よいものではないので、引き受けた次第。少なくとも独立系なので、自由度と客観性はありますから。

現物の金を買う時、現金を持ち込むことは特に珍しいことではありません。そこに、今回のような盗難のリスクもつきまといます。だからこそ、現物の金はしかるべきところに預けて売買するETFのような商品も誕生したと言えます。現物の金を扱う大手業者も金の保管サービスを提供しています。

今回の事件が福岡ということで、福岡は金取引で特に特徴があるのかとも聞かれましたが、福岡だから金価格が安いなどということはありえません。金価格にバーゲンはない。あったら怪しい。ただ取材する人たちは金に疎いので、色々想像をめぐらすのですね。

大手銀行として、3億の現金引き出しについで、自宅までエスコートする気配りなどは無いのかとも聞かれました。おれおれ詐欺が多発しているので銀行のチェックは厳しくなっています。とはいえ、違法性がなければ現金引き出しを断ることもできません。

それにしても、思わぬことで時間をとられた本日でした(苦笑)。

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