豊島逸夫の手帖

Page2527 市場開放、透ける習国家主席の下心

2018年4月11日


10日のNY株式市場は習国家主席の外資開放、関税引き下げ表明を好感。ダウ平均はいきなり前日比300ドル超高で始まり、その後珍しく乱高下もなく426ドル高で引けた。あの自動運転死亡事故で縺れたテスラ社の株価でさえ5%超急騰している。米中貿易摩擦に一喜一憂の神経質な地合いを映す。


とは言え、VIXは反落したものの依然20の警戒水域を超えている。NY金も1340ドル台でじり高だ。この表明を額面通りには受け止めることが出来ない市場の本音を表わす指標だろう。
習国家主席の下心は何か。
日米関係に楔を打つことが考えられる。


ここはまずトランプ大統領に一旦譲る。トランプ大統領は「熱烈歓迎」の如くツイートしているが、米国側からの新たな譲歩には一切言及していない。結果的に中国こそ自由貿易の旗手との主張は相対的に強まる。そこで日本に接近。首相会議などで保護主義反対で一致の印象を与えれば、結果的に日米の姿勢の違いが浮き彫りになろう。
習国家主席の本気度について議論が飛び交う中で、ボールはトランプ側に投げられた。


米中貿易摩擦懸念は日ごとに後退・再燃を繰り返しているが、まだ4回表程度の段階だろう。
海千山千のヘッジファンドも次の一手が読み切れず、現金ポジションを増やして当面様子見の姿勢が目立つ。
商いは薄いので値だけは飛ばしがちだ。
ボラティリティーの高い状況は当分続きそうだ。


さて今日の旨い物写真はジェフの饗宴ならぬシェフの饗宴 IN KYOTO。
京野菜のスープに抹茶風味の泡を添えた一品と京丹波高原豚の煎茶のパン焼きと京野菜の彩り。他にも和束番茶風味ゼリー寄せと京みず菜のサラダ、旬の鯛、煎茶風ムニエル、ほうじ茶風味のクリームソース。それぞれにお茶がアレンジされている。ジェフならぬ(笑)シェフのセンスが光る。お茶好きのジェフには嬉しいコースでした。@グルマン橘


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最後に大谷選手の鮮烈なデビューには日本人として喝采!!フランチャイズのアナハイム近くに知り合いがいるので早速知人たちと現地応援に行くことに!!もはやマーケットにかまっている場合ではない(笑)。ロクなニュースが無い折、大谷選手の活躍にワクワクするよ。

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