2020年2月
27日
ESSAY
米国とイランの衝突を「金投資」の面から読み解くと…
豊島 逸夫/
Itsuo Toshima
Itsuo Toshima
昨年は「米中対立で、なぜ金の価格が上がるのか?」という記事の中で“有事の金”に言及しましたが、2020年の年明け早々、それを実証するような出来事が起こりました。米国がイラン革命防衛隊の幹部、ソレイマニ司令官を暗殺した事件のことです。米中は“経済戦争”ですが、こちらは武力を行使した文字通りの“戦争”になりかねず、マーケットにも緊張が走りました。金投資の面でも大変示唆に富む出来事になったので、今回はこ...