2016年10月のマーケット概況

2016年10月のマーケット概況

  • 海外金相場Open or Close

    金相場は1,310ドル付近でスタート。4日に米地区連銀総裁の利上げに対するタカ派(強気な)発言が相次いだため、金相場は1,270ドル付近まで急落した。その後は米国の年内利上げ観測から金相場はじりじりと値を下げる展開となったが、米雇用統計発表前の様子見ムードとなり1,250ドル台で推移した。週明け以降も大きなイベントがなかったことから1,250ドル台で推移したが、14日には米国の経済指標がまずまずの結果だったことを受け1,250ドルを割り込むと、割安感から金相場は反発に転じた。19日には米国の年内利上げ観測の後退から金相場は1,270ドル付近まで上昇し、その後は材料出尽くし感から金相場は1,260ドル台後半から1,270ドル台前半の狭いレンジでの取引が続き、1,275ドル付近で10月の取引を終えた。月内レンジは1,250-1,310ドル。

  • 海外プラチナ相場Open or Close

    プラチナ相場は1,030ドル付近でスタート。主要生産国の南アフリカ鉱山会社の労使交渉が進展したとの一部報道を受けて、プラチナ相場は値を下げる展開となり、4日に節目の1,000ドルを割り込むと、金相場の急落につられ985ドル付近まで下落した。その後、米国の経済指標が良好でドル高となったことからプラチナ相場は軟調に推移し、7日には960ドル付近まで下落した。その後も軟調な地合いは変わらず、14日には一時930ドルを割り込むまで下落した。その後21日までは940ドルを挟んで推移したが、値ごろ感からプラチナ相場は反発に転じ、金相場の上昇にもつられ値を上げる展開となり、31日に980ドル付近まで上昇して10月の取引を終えた。月内レンジは930-1,030ドル。

  • 海外銀相場Open or Close

    銀相場は19.20ドル付近でスタート。4日の金相場の下落につられ17.80ドルまで急落すると、その反動から一旦18.00ドル付近まで値を戻すが、6日には金相場につられ一時17.10ドル付近まで急落した。銀相場は10日に17.80ドル付近まで反発する場面も見られたが、独自材料に乏しく再び下げに転じると17日には17.40ドル付近まで下落した。その後、月後半の銀相場は17.50ドルから17.80ドル内のレンジを中心とした取引が続き、そのまま17.80ドル付近で10月の取引を終えた。月内レンジは17.10-19.20ドル。

  • 為替相場Open or Close

    ドル円相場は101.30円付近でスタート。米国の年内利上げ観測を背景としたドル高円安の流れから6日に104円台をつけたが、その後は米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から103円付近まで円高となった。10日以降は、米大統領選挙におけるクリントン候補優勢の報道によりドル円相場はじりじりと円安に推移する展開となり、概ね104円を挟んで推移した。28日には米国の各種経済指標が市場を上回る内容だったことから、年内利上げ観測が高まり、約3か月ぶりの円安水準となる105.50円をつけた。その後は米大統領選挙に対する不透明感から31日はやや円高となり104.90円付近で10月の取引を終えた。月内レンジは101.30-105.50円。