2018年11月のマーケット概況

2018年11月のマーケット概況

  • 海外金相場Open or Close

    金相場は1,215ドル付近でスタート。1日には対主要通貨でのドル安を背景に金相場は買いが優勢となり、1,240ドル付近まで反発した。翌2日に米雇用統計が良好な内容となったことを受け反落すると、6日には米中間選挙を控えた様子見ムードのなか、堅調な米株式市場を眺めた売りが先行し、金相場は一時1,225ドル付近まで値を落とした。9日には前日のFOMCでドル利上げ継続が示唆されたことから金相場は1,210ドル付近まで下落、13日にはイタリアの財政不安などを受けて対ユーロでドルが強含んだことから、金相場は一時1,195ドル付近まで続落した。その後、月後半にかけては米株式市場やドル相場の下落を受けて金相場はやや値を戻す展開に。15日に英国のEU離脱協定を巡る不透明感などから1,215ドル付近まで買い戻されると、19日には米テクノロジー株の大幅な下落を受けて金相場は1,225ドル付近まで上昇した。下旬にかけては、為替相場や株式市場を眺めて1,220ドル台での推移が続いたが、27日にはFRB副議長による利上げ継続を支持する発言により、金相場は一時1,210ドル付近まで下落した。その後月末にはドル相場が軟化、金相場は再び買い戻しが優勢となり、1,225ドル付近で11月の取引を終えた。月内レンジは、1,195-1,240ドル。

  • 海外プラチナ相場Open or Close

    プラチナ相場は845ドル付近でスタート。1日にドル安を背景に上昇した金相場につられて、865ドル付近まで値を伸ばすと、2日には投機筋の買いなどに875ドル付近まで続伸、さらに7日には米中間選挙結果を受けて反発した金相場につれて880ドル付近まで上伸した。中旬にかけては、ドル高などを受けた金相場の下落により、プラチナ相場も弱含みの展開に。9日にはドル利上げ観測を受けて下落した金相場につれて855ドル付近まで下落すると、12日には英国のEU離脱交渉難航の報道にドルが対ユーロで強含み、プラチナ相場は845ドル付近まで続落、さらに14日には一時830ドルを割り込んだ。月後半にかけては、金相場が反転したことなどがサポート要因となり、プラチナ相場もやや買い戻される展開。19日には米株式市場が大幅下落したことから上昇した金相場につれて860ドル付近まで上昇した。その後は850ドルを挟んで狭いレンジでの推移が続いたが、月末にかけてはドルが強含んだことからプラチナ相場は再び売り優勢の展開に。27日にドル高を受けて835ドル付近まで下落すると、29日にも820ドル付近まで続落。月末30日にはドル高が再び圧迫材料となりプラチナ相場は更に値を下げ、800ドルを若干割り込んだところで11月の取引を終えた。月内レンジは、795-880ドル。

  • 海外銀相場Open or Close

    銀相場は14.30ドル付近でスタート。1日にドル安を受けて上昇した金相場につれ高となり、14.80ドル付近まで上昇すると、翌2日には一時14.90ドル付近まで上伸する場面も見られた。その後は米中間選挙を控えて小動きとなったが、中旬にかけては金相場が弱含んだことにつれて、銀相場も軟調な推移となった。9日にドル利上げ観測の高まりを受けて下落した金相場につれて14.10ドル付近まで値を落とすと、13日にはイタリアの財政不安を巡る懸念から対ユーロでドルが強含んだことを受け、一時13.90ドル付近まで値を落とした。その後、月後半にかけては金相場が反転したことにつれて銀相場も買い戻される展開に。19日には軟調な米株式市場を眺めて買われた金につれ高となり14.40ドル付近まで値を戻すと、21日にはドル安を背景に14.50ドル付近まで上昇した。下旬にかけてドル相場や米株式市場の反発を受けて銀相場は弱含む展開となり、26日に14.20ドル付近まで下落、翌27日には下落した金相場につれ安となり14.10ドルを割り込んだ。月末にかけては、これまでの下落を受けて銀相場は若干買い戻され、14.20ドル付近で11月の取引を終えた。月内レンジは、13.90-14.90ドル。

  • 為替相場Open or Close

    ドル円相場は112.90円付近でスタート。2日には発表された米雇用統計が良好な結果となったことでややドル買いが優勢となり、113.30円付近まで円安に振れた。しかし、その後は6日の米中間選挙を控えて様子見姿勢が広がるなか、113円を挟んで小幅な値動きとなった。7日には米中間選挙で上下院がねじれ議会となったことから、一時ドル売りが進み、112.90円付近まで円高に振れたものの、市場の予想通りの結果であったため、その後はドル売りが一巡し113円台となった。8日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文で利上げ継続観測が強まったため、ドル円相場は114.10円付近まで円安が進行、さらに12日には一時114.20円付近まで円安に振れる場面も見られた。中旬にかけては、米株式市場の下落などを背景にドル売りが優勢となったため、ドル円相場は強含む展開。15日には英国のEU離脱協定を巡る懸念からリスク回避の円買いが優勢となると、ドル円相場は113.10円付近まで円高が進行、20日には株式市場の下落を背景に安全資産としての円買いが継続し、112.30円付近まで円高に振れた。その後、下旬にかけては米長期金利の上昇や堅調な株式市場を眺めてドルが買い戻され、円安が進む展開となった。21日に113円台に乗せると、26日には113.70円付近まで円安が進行、28日には114円付近まで円安に振れた。月末にかけては、パウエルFRB議長の現状の政策金利は中立金利をわずかに下回るとの発言により米国の利上げ観測が後退、ドル円相場はドル売りが優勢となり、113.50円付近まで円高に振れて11月の取引を終えた。月内レンジは、112.30-114.20円。