2019年2月のマーケット概況

2019年2月のマーケット概況

  • 海外金相場Open or Close

    金相場は1,325ドル付近でスタート。上旬はドル高などを背景にやや弱含む展開となった。1日、発表された1月の米雇用統計が堅調な内容となったことから、金相場は1,320ドル付近まで下落した。5日には中国の旧正月期間中で薄商いとなる中、金相場は1,315ドル付近まで続落、さらに7日には堅調なドル相場を背景に売りが優勢となり、一時、2月最安値1,305ドル付近まで値を落とす場面も見られた。15日にドル安を手掛かりに1,320ドルを回復すると、19日には金相場は1,345ドル付近まで大幅続伸。さらに翌20日には、引き続きドルが軟調に推移する中、金相場は最高値の1,350ドル付近まで上伸した。その後、下旬にかけては再びドルが強含んだことが逆風となり、金相場は下落基調となった。21日にドル高を背景に、これまでの上昇を受けた利益確定売りも相俟って1,330ドル付近まで大幅下落すると、27日にはドル高が再び圧迫材料となり、1,320ドル付近まで値を落とした。月末28日には、発表された第4四半期の米GDP速報値が堅調な結果となったことから、ドルが一段と上昇し、金相場は1,315ドル付近まで更に下落して2月の取引を終えた。月内レンジは1,305-1,350ドル。

  • 海外プラチナ相場Open or Close

    プラチナ相場は825ドル付近でスタート。月前半はドル高などを背景に下落基調となった金相場に連れ安となり、弱含みの推移となった。4日にドル高が圧迫材料となり、820ドル付近まで下落すると、7日にはドル高地合いが継続する中、800ドル付近まで大幅続落した。さらに14日には一時、2月最安値の780ドル付近まで値を落とした。その後、19日には、ドル相場が弱含んだことが好感されて金相場が反転、プラチナ相場も820ドル付近まで値を伸ばした。 下旬にかけては、金相場がドル高などを背景に下落基調となったものの、プラチナ相場は強地合いを維持。25日には南ア鉱山でのストライキに関する報などから855ドル付近まで上伸した。月末にかけても、米中通商協議において交渉期限が延長されたことなどを背景に、中国での産業用需要増への期待感から買いが先行し、28日には一時、最高値の880ドル付近まで大幅続伸、その後、やや値を落として875ドル付近で2月の取引を終えた。月内レンジは780-880ドル。

  • 海外銀相場Open or Close

    銀相場は16.10ドル付近でスタート。月前半はドル高などを背景に弱含みの推移となった。1日には発表された米雇用統計が堅調な内容だったことから15.90ドル付近まで下落、6日にはドル高地合いの中で金相場が下落したのに連れて銀相場も15.70ドル付近まで更に下落した。14日には引き続きドル高が圧迫材料となり銀相場は一時15.40ドル付近まで続落。その後19日にドルの下落を受けて16.00ドル付近まで値を戻すと、翌20日には、上昇した金相場に連れて16.20ドル付近まで更に上伸した。 下旬にかけては、ドル相場が堅調さを取り戻したことから、銀相場は弱含む展開。21日に16ドルを割り込むと、25日には金相場に連れ安となり、15.80ドル付近へ値を落とした。月末28日には堅調な米GDP速報値が発表されると金相場が下落したが、銀相場も連れ安となり15.60ドル付近まで値を下げて2月の取引を終えた。月内レンジは15.40-16.20ドル。

  • 為替相場Open or Close

    ドル円相場は108.90円付近でスタート。1日には一時、2月最高値108.70円付近まで円高に振れたが、その後発表された1月の米雇用統計が堅調な内容であったことから円需要が後退、109.60円付近まで円安が進んだ。週明け4日も前週末の流れを引き継いでドル買いが先行し、ドル円相場は110.20円付近まで円安に振れた。その後、上旬は中国の旧正月期間中で薄商いとなる中、大きな値動きは無く110円を挟んで小幅なレンジでの推移が続く。11日には軟調な欧州の経済指標などを背景にドル買いが優勢となり、対円でもドルが上昇、110.50円付近まで円安に振れた。さらに13日には、発表された1月の米消費者物価指数が市場予想を上回っていたことから111.10円付近まで円安が進んだ。月後半は、目立った材料がない中、110円台後半の狭いレンジで小幅な値動きが続いたが、25日にはトランプ米大統領が中国製品への関税引き上げ期限を延長すると表明したことから、ドル買いが先行し、円は111.20円付近まで下落した。さらに28日に発表された米国の第4四半期GDPが市場予想を上回ったためドルが強含み、ドル円相場は2月最安値111.50円付近まで円安に振れて2月の取引を終えた。月内レンジは108.70-111.50円。