2019年3月のマーケット概況

2019年3月のマーケット概況

  • 海外金相場Open or Close

    金相場は1,315ドル付近でスタート。1日に株式市場の上昇を受けて1,300ドル付近まで下落すると、4日には対主要通貨でのドル高進行により1,290ドルを割り込んだ。さらに7日にはECB定例理事会において政策金利を当面据え置くことが示されたことから、ユーロ安・ドル高が進み、金相場は3月の最安値となる1,280ドル付近まで続落した。しかし、8日発表の2月の米雇用統計が予想より低調な内容となったことから、金相場は1,300ドル付近まで反発。その後、中旬にかけては1,300ドルを挟んでの方向感のない推移となったが、19日に1,310ドル付近まで値を戻すと、21日に公表されたFOMC声明において、利上げ停止が示唆されたことがサポート要因となり、一時1,320ドル付近まで上伸。さらに25日には、ドル安を受けて3月の最高値となる1,325ドル付近まで続伸した。その後、ドル高が重石となり、28日には一時1,295ドル付近まで下落した。月末にはドル上昇が一服したことから、やや値を戻し1,300ドル付近で3月の取引を終えた。月内レンジは、1,280-1,325ドル。

  • 海外プラチナ相場Open or Close

    プラチナ相場は875ドル付近でスタート。上旬は下落した金相場に連れて弱含む展開となった。1日に株高などを背景に下落した金相場に連れ安となり865ドル付近まで値を下げると、4日にはドル高に圧迫されて840ドル付近まで続落。さらに7日にはECB定例理事会の結果を受けてユーロ安・ドル高が進んだことから、プラチナ相場は820ドル付近まで下落、その後、11日には3月の最安値となる810ドル付近まで値を落とす場面も見られた。中旬には金相場に連れてプラチナ相場も値を戻す展開となり、13日には840ドル付近まで続伸。その後もプラチナ相場は強地合いを維持する展開となり、19日に850ドル台まで続伸すると、21日には一時3月の最高値となる875ドル付近まで値を伸ばした。その後はドル高を受けて下落した金相場に連れてプラチナ相場も売りが優勢となったが、月末にはドル高の一服を背景に、855ドル付近まで買い戻されて3月の取引を終えた。月内レンジは、810-875ドル。

  • 海外銀相場Open or Close

    銀相場は15.60ドル付近でスタート。1日に株高を背景に金相場が下落したことから、15.30ドル付近まで下落すると7日にはドル高が圧迫材料となり、3月の最安値となる15.00ドル付近まで更に値を下げたが、8日には低調な米雇用統計を受けて上昇した金相場に連れ高となり、15.30ドル付近まで買い戻された。さらに13日には金相場に連れて15.50ドル付近まで上昇した。21日にはFOMC声明を受けて上昇した金相場に連れて、一時3月の最高値となる15.70ドル付近まで上伸した。その後はドル高などを受けて下落した金相場に追随して、銀相場も弱含む展開。27日に15.30ドル付近まで下落すると、28日にもドル高が引き続きマイナス要因となり、3月安値水準の15.00ドル付近まで大幅続落した。月末にはドル上昇一服を受けて、やや買い戻され15.10ドル付近で3月の取引を終えた。月内レンジは、15.00-15.70ドル。

  • 為替相場Open or Close

    ドル円相場は111.50円付近でスタート。月初は米中通商協議への期待や良好な米経済指標を背景にドル買いが優勢となった。1日に112円台まで上昇すると、5日には好調な米住宅指標の結果を受けて、3月の最高値となる112.10円付近まで円安に振れた。8日には発表された2月の米雇用統計の結果が低調だったことを受けて、ドル円相場は110.80円付近まで円高に進んだ。その後、中旬にかけては111円台を中心にもみ合う展開が続いたが、20日に公表されたFOMC声明において年内の利上げが示唆されたことから、ドル円相場は円高に振れる展開。22日に110.00円を割り込むと、25日には一時109.70円付近まで円高に振れた。26日に110円台を回復すると、月末29日には110.80円付近まで円安に戻して3月の取引を終えた。月内レンジは、109.70-112.10円。