2019年6月のマーケット概況

2019年6月のマーケット概況

  • 海外金相場Open or Close

    金相場は6月の最安値となる1,310ドル付近でスタート。3日にはドル安や米中貿易摩擦激化への懸念から買いが優勢となり1,330ドル付近まで上伸した。6日には米国とメキシコ間の関係悪化への警戒感から買いが先行し、金相場は1,345ドル付近まで続伸した。10日には米国がメキシコへの関税発動を見送ったことを受けて1,330ドルを割り込む場面が見られたものの、18日にECBドラギ総裁の追加緩和を示唆する発言から1,350ドル付近まで値を伸ばすと、20日には前日に公表されたFOMCの声明において早期利下げの可能性が示唆されたため、金相場は1,395ドル付近まで急伸した。さらに24日に米国とイラン間の対立激化への懸念から1,420ドル付近まで上伸すると、25日には一時6月の最高値となる1,445ドル付近まで更に上伸する場面も見られたが、利益確定の売りが優勢となり、28日には1,415ドル付近まで反落して6月の取引を終えた。月内レンジは、1,310-1,445ドル。

  • 海外プラチナ相場Open or Close

    プラチナ相場は、6月の最安値となる795ドル付近でスタート。3日に金相場の上伸に連れて820ドル付近まで上昇すると、5日には更に835ドル付近まで値を伸ばした。しかし、その後は、利益確定の売りなどに弱含み、805ドル付近まで反落した。中旬にかけては800ドルを挟んで小幅なレンジで横ばいとなったが、17日には一時800ドルを割り込んだものの、その後は金相場の上昇を背景にプラチナ相場も堅調な推移となり26日には820ドル付近まで上伸した。月末にかけてもG20での米中首脳会談への期待感などを背景に、プラチナ相場は産業用メタルの側面から買いが優勢となり、28日には6月の最高値となる845ドル付近まで上昇して6月の取引を終えた。月内レンジは、795-845ドル。

  • 海外銀相場Open or Close

    銀相場は、6月の最安値となる14.60ドル付近でスタート。4日にドル安を背景に14.80ドル付近まで上昇すると、7日には上昇した金相場に連れ高となり15ドルを突破した。その後は反落して14.80ドルを挟んで小幅なレンジで推移したが21日にはドル安やイラン情勢の悪化から金相場が上昇したことを受けて、銀相場も一時6月の最高値となる15.60ドル付近まで上昇した。しかし25日には利益確定の売りが優勢となり、15.30ドル付近へ反落。月末にかけては29日の米中首脳会談を控え小動きとなり、そのまま15.30ドル付近で6月の取引を終えた。月内レンジは、14.60-15.60ドル。

  • 為替相場Open or Close

    ドル円相場は108.30円付近でスタート。7日には5月の米雇用統計が市場予想より弱い内容となったことを受けて、米国での年内利下げ観測が強まったため、ドル円相場は107.90円付近まで円高に振れた。11日には米国の対メキシコ関税見送りを受け、市場心理の改善からドル円相場は6月の最安値となる108.80円付近まで円安に振れる場面が見られたものの19日にはFOMCで年内利下げの可能性が示唆されたことからドル円相場は107.20円付近まで円高に振れた。さらに25日には米国イラン間の対立激化への懸念から円が買われ6月の最高値となる106.80円付近まで円高が進んだ。月末にかけては米中首脳会談への期待感などから一部ドルが買い戻され、107.80円付近で6月の取引を終えた。月内レンジは、106.80-108.80円。