2019年9月のマーケット概況

2019年9月のマーケット概況

  • 海外金相場Open or Close

    金相場は1,530ドル付近でスタート。3日に英国のEU離脱や米中貿易摩擦を巡る不透明感から安全資産需要が高まり、1,555ドル付近まで値を伸ばすと、翌4日には一時9月の最高値となる1,565ドル付近まで上昇した。6日には堅調な株式市場を眺めて、金相場はこれまでの上昇を背景とした利益確定売りが優勢となり1,515ドル付近まで下落、更に9日には一時1,500ドルを割り込んだ。その後は1,500ドルを挟んでのもみ合いが続いたが、18日にはFOMCで米ドル利下げが決定されたものの、市場では将来的な金融緩和への期待感が後退したことから、一時1,490ドル付近まで下落する場面がみられた。 その後、一時1,540ドル付近まで買い戻されたが、再び下落基調となり、27日には堅調な株式市場を眺めて1,510ドル付近まで下落すると、30日にはドル高などが圧迫材料となり、月間最安値となる1,470ドル付近まで更に下落して9月の取引を終えた。月内レンジは、1,470-1,565ドル。

  • 海外プラチナ相場Open or Close

    プラチナ相場は930ドル付近でスタート。3日に安全資産需要の高まりから上昇した金相場に連れ高となり955ドル付近まで値を伸ばすと、5日には値頃感などから買いが継続し、一時9月の最高値となる1,000ドルとなる場面も見られた。しかし、その後は連日の上昇を背景とした利益確定売りが優勢となり、9日に金相場の下落に連れて955ドル付近まで値を下げると、翌10日には一時930ドル付近まで下落した。その後は買い戻しが入り、23日には955ドル付近まで値を戻したが、ドル高などを背景に再び金相場が下落に転じたことから、30日には一時9月の最安値となる880ドル付近まで大幅下落、その後買い戻されて890ドル付近で9月の取引を終えた。月内レンジは880-1,000ドル。

  • 海外銀相場Open or Close

    銀相場は18.30ドル付近でスタート。3日に安全資産需要の高まりから上昇した金相場に連れて19.20ドル付近まで上昇すると、翌4日には一時9月の最高値となる19.80ドル付近まで値を伸ばす場面も見られた。その後は、数日の連続高を背景とした利益確定売りや金相場の下落に圧迫される形となり、6日には18.10ドル付近まで値を下げた。中旬には18ドルを挟んで横ばいでの推移が続いたが、18日にFOMCでドル利下げが決定されたものの、市場では将来の金融緩和への見通しが後退したことから大きく売られ、銀相場は一時17.60ドル付近まで下落した。その後は反転した金相場に連れて18.70ドル付近まで値を戻したが、月末にかけては株高、ドル高などが重しとなり、27日には17.70ドル付近まで下落、30日には月間最安値となる17.00ドル付近まで下落して9月の取引を終えた。月内レンジは、17.00-19.80ドル。

  • 為替相場Open or Close

    ドル円相場は106.30円付近でスタート。3日には英国のEU離脱や米中貿易摩擦を巡る不透明感などから9月で最も円高となる105.70円付近まで円は買い進められたが、5日には米中貿易協議の進展期待からドルが強含み、一時107.20円付近まで円安に振れた。さらに12日には米中貿易協議を巡りトランプ大統領が合意案の提示を検討しているとの報道(後に米政府高官が否定)を受けて108.20円付近まで更に円安が進んだ。その後もドル円相場は円安基調で推移し、18日にはFOMCでドル利下げが決定されたものの、市場では今後の追加緩和への見通しが後退したことから、9月で最も円安となる108.50円付近まで円売りが進行した。24日にはトランプ大統領の弾劾手続きを巡る動きなどを背景に一時107.00円付近まで円高方向に振れたが、月末にかけてはドルが一部買い戻されたためドル円相場は108.10円付近で9月の取引を終えた。月内レンジは、105.70-108.50円。