豊島逸夫の手帖

Page2731 金とインフレ

2019年2月19日

金はインフレに強くインフレヘッジとして買われます。

ところが最近は物価上昇率=インフレ率が上がると、米国が利上げするとの観測が強まり、ドル高になり金が売られるという現象が起きています。

逆にディスインフレ傾向が強く物価が上がっても伸び悩むという直近の状況では、FRBの利上げ遠のくとの見方から、ドル安となり金が買われます。

これをどう解釈すればよいのか。

要は程度問題だと思います。

インフレ率の上昇幅が2%から3%程度で収まっていれば「物価が急騰するインフレ」ではなく「経済が改善傾向でマネーが動き始めたという健全なインフレ現象」と解釈できます。

対してインフレ率が4%、5%、6%以上となると、市場には俄かに「インフレ懸念」が拡散するでしょう。中央銀行がばら撒いたマネーが暴れ始め、物価急騰が庶民の台所を直撃するような事態です。こうなると中央銀行が利上げしてもそれ以上のスピードで物価騰貴が生じ、実質金利がマイナスになります。銀行に預金して利息を数%もらっても物価がそれ以上に上がるから、実質的には預金が目減りしてしまうのです。このケースではインフレ率が上がればNY金価格も上昇します。1970年代に中東発のオイルショックで原油価格が急騰して世界的にインフレになった時はNY金が3倍に跳ね上がっています。

「とんでも本」には、100万%ものハイパーインフレが起きるから金を買えと書かれますが、さすがにそこまで心配することはないと思います。確かにベネズエラとかジンバブエのような特殊例はありますが、基本的に今や中央銀行が通貨供給をコントロールして物価安定を図る時代です。それでも「絶対にあり得ない」とは断言できないので、そこを突いてくるのが「とんでも本」の常套手段なのです。

情報の質、特に金に関しては怪しげな陰謀説も語られますから要注意です。この世の終わりを心配しても詮無いことですよ。

そう言えば先週のABC朝日放送の番組で、欧州のポピュリストの間で語られる「エリートは世紀末を心配するが、庶民は月末を心配する。」という有名な発言を紹介しました。それが私の発言と誤解され、私がエリートで上から目線の発言だと突っ込まれましたよ(笑)(笑)。

地上波の番組に出るコメンテーターは黙っていては存在感がないですからとにかく突っ込んできますね。私はそのやりとりが面白く楽しんでいます。東京の番組にはない光景です。ところがその関西流に染まり、関東の番組でついMCをいじったりすると冷たい目で見られます(笑)。

さて、私の大阪土産の定番は、新大阪駅構内の「りくろうおじさんのチーズケーキ」。出来立てフワフワのチーズケーキ。この食感が抜群。だいたい東京に着く頃には一箱食べきってしまうね~~。

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スイーツでは京都駅にわざわざ途中下車して、八条口改札側にある辻利のほうじ茶・抹茶ソフトを食べます。辻利は色々店があり食べ比べた結果、この八条口のが最も濃くて旨い。

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大阪の粉物も大好物で、ネギ焼き、明石焼き、たこ焼きなどなど色々な店を廻りかなりその道を究めました~~。個人的にはお好み焼きなら、まっちゃまちの人気店。たこ焼きなら天王寺駅裏の「山ちゃん」! 

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