豊島逸夫の手帖

Page2759 新FRB理事候補は金本位制支持者

2019年4月1日

トランプ大統領の最新人事が話題になっています。空席のFRB理事ポストに民間経済評論家のムーア氏を指名したからです。

ムーア氏はFRBは0.5%単位で利下げすべしと説いています。

去年FRBが4回利上げしたことに強く批判的で、経済の腰を折ると語っています。

そして米国は金本位制に戻るべしとの議論を展開したことが記録に残っています。政策金利を商品価格指数に基づいて設定するという案も議論しています。

そもそも金本位制とは性悪説に基づく制度です。中央銀行総裁といえども人の子だ。カネをばら撒き過ぎたり、市中から吸い上げ過ぎたりする。金融節度が守られない場合もある。それゆえ人間の力が届かない価値がある「金」を価値の礎にすべしという考え方によるからです。

対極にあるのが現在の信用通貨制度で、これは性善説に基づきます。中央銀行に任せておけば心配はないという発想だからです。

私は金本位制は過去の話だと思っています。世界経済が成長を続ける現代に持っている金の量が通貨発行の上限になる制度は、成長に必要な通貨を十分に供給できません。一方、中央銀行がマネーを供給し過ぎるリスクに対しては有効な制度です。

現在、金本位制は過去の遺物とされますが外貨準備として巨額の金を中央銀行は保有しています。やはり紙幣だけではなく金も保有することで通貨の信認も強まるという証しですね。

さて、週末は大阪でテレビの仕事だったので、昼食は福島地区の「晩酌食堂Hanaco+」に寄って、またまたマグロ丼を食べてきました。20年前に知り合ったシェフ関谷さんの店が、まさか私が仕事で出向くテレビ局の真ん前にあるとは偶然の一致にしても凄いねとお喋りしていました。ブログ読者がもうかなり来ているとかで、リピーターまでおられるそうです~。大阪は人口多いからね~~。写真は大きなマグロをさばいている職人関谷さん。

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