豊島逸夫の手帖

Page2779 ツイッターで振り返る10連休中の出来事

2019年5月7日

この10連休中には米国GDP発表から始まり、5月FOMC、4月雇用統計、そして何と言っても最終日のトランプツイートに発する市場波乱。ツイッター@jefftoshimaをフル稼働で動きを伝えていました。以下のツイートを最後から読み直すと何が起きたか分かります。NY金価格や債券為替には大きな動きはありませんでしたが株価は大変動しました。

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今、世界中で、トランプ相場がどうなるか、正確に読みきれる人はいません。なにせ、トランプ自身がどうするか分かってないことは明白なんだから。だから、トランプ相場に出遅れまい、と焦る必要は全くありません。焦ってギャンブル的売買やって、得するのは業者だけです。

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NY引け後、ライトハイザー通商代表発言「今週金曜には対中追加関税発動方針変わらず」今週木曜ワシントンでの通商協議に中国副首相訪米するので、最終通告突き付けたかたちだ。市場は好調米国経済を背景に中国側譲歩に賭けた。中国側が面子保ち歩み寄るシナリオはnarrow path狭い道。

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注目のNY市場は一時471急落したが、その後値を戻し66↓で引けた。米中決裂は無く妥協する、との読みだ。中国側が今週予定の通商協議をキャンセルせず、との報道も。経済好調の米国に、中国側は現実的路線で応じるかたちだ。国内報道規制して弱腰との批判かわす狙いも透ける。今日の日本は安堵

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貿易戦争に勝者無しというけれど、米国経済は3.2%成長で、先週金曜の雇用統計は失業率50年ぶりの低水準3.6%、それでもインフレ過熱せず、FEDは利上げ引き締めに動かず、適温経済ゆえトランプは中国経済に勝てると強気に出たかな。自信か過信か。

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上海株の個人売り誘発を抑制のため中国当局はトランプ追加関税ツイート関連国内報道を規制。欧州時間帯に入りダウ時間外下げ500以上に加速。貿易戦争劇化が原油需要を冷やすとの連想で原油WTIも急落。60$割れ寸前。人民元も米中通貨戦争の連想で3年ぶり下げ幅。トランプの呟き影響が波状拡散

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上海株、後場に入り6%まで下げ加速。人民元も急落。

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中国市場オープン 上海株3%急落中。世界株安連鎖の様相。

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中国側、今週予定の米中通商協議キャンセルも。ダウ時間外下げ足速め450↓。トランプ政権内で強硬派ライトハイザー通商代表が穏健派ムニューシン財務長官を押しきったね。

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トランプちゃぶ台返し受け、ダウ時間外で400前後急落中。

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10連休最終日に波乱。午前2時に突然のトランプツイートが米中楽観論覆す。2千億ドル分の関税を今週金曜に25%へ引き上げ表明。痺れきらせた貿易戦争休戦撤回。中国側に決断迫る。NY株高の大前提条件が崩れる。円高も必至。本来ならこの情勢急転が世界に先駆け東京市場を直撃の巡り合わせだった

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Sell in Mayで始まった5月相場。ダウ122続落。原油3%急落等要因。4月はNY最高値更新で、はしゃいだからね、宴の後の二日酔い相場だよ。今日の私の注目点は米経済の労働生産性1-3月3.6%上昇。2014年以来。昨年から上昇傾向。景気良くなっても低インフレの理由にもなるよ

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続き 年内利下げ期待に先走り気味の市場を牽制した。日中プラス圏だったダウが終わってみれば失望感から162急落。今回のFOMC記者会見は日銀金融政策決定会合後の記者会見みたいでインフレ率2%未達の議論に終始した感あり。完全雇用で人手不足なのに物価上がらない「謎解き」

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FOMC騒動。日本時間午前3時から短時間で市場乱高下。ダウは上昇後急落。ドル金利急落後急反騰。市場はGDP3.2%なのにインフレ率1.5%前後に急落に注目して、インフレ率を活性化させるための利下げを期待していた。しかしパウエル議長は記者会見でインフレ率急落は一時的と繰り返し 続く

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トランプ、「FRBが1%の利下げと量的緩和再開Q4すれば、米国経済成長率は3.2%から、ロケットのごとく跳ね上がる」中国人民銀行も大規模金融緩和していると。

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低インフレ下の経済成長が鮮明に。年内利下げ確率も41%から66%に急上昇。米株価が最高値更新したが、構造的低インフレの実態に、喜びも半減。原油価格は3.6%も急落して62ドル台。トランプがOPECに原油価格急騰なんとかしろ、と圧力かけたと語ったが、OPEC側は、「聞いてない」

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米GDP1-3月期3.2%前期2.2% トランプ政権「素晴らしい数字」市場は評価するも、在庫急増に注目して、GDP上昇に慎重な見方。気になるのはドル金利が下がったこと。10年債2.53%→2.50%これはFRBが重視するインフレ指標PCEが1.8%から1.3%へ急減したから。続く

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