豊島逸夫の手帖

Page2958 米国インフルエンザ猛威、死者1万人超え

2020年2月6日


コロナウイルス対策も担当するCDC(米国疾病予防管理センター)が今シーズンのインフル患者は1900万人、死者は1万人超えと発表しています。
こういう数字を見せられると、NY市場の視点では、目の前の脅威はコロナよりインフルかということになりますね。
新型肺炎に対する市場の反応が日本より鈍いことも理解できます。日本では横浜沖の大型クルーズ船の検疫がトップニュースになっていますが、米国から見れば地球の裏側での話。切迫感の違いが鮮明です。

株式市場が新型肺炎騒動の中で過去最高値を更新するという現象にもなるのでしょう。


昨日は民間雇用統計(ADP)が29万人増、ISM非製造業部門景況感指数が55.5と好調の報道を受け、株は買われたのです。金も1550ドル台では反発して買いが入り、1560ドル台を回復する局面も見られました。またまた株も金も同時に買われています。既視感ある市場風景。


日本では東京オリンピックが開催できるか話題ですが、米国ではナイキが米国選手のオリンピックユニフォームを発表。米国選手がメダルをとるとユニフォームの色が変わるとかなんとか。すっかり「ガンバレ、アメリカ!」みたいな雰囲気です。ナイキは中国でも人気ブランド。特に米国プロバスケットボール中継が凄い人気ですからナイキシューズはモテモテ。決算の記者会見でしたが中国肺炎の負の影響は覚悟の上で、雰囲気は「ゆけゆけ!」でした(笑)。


ガーラ湯沢スキー場でも中国人が連日大挙して「雪見」「雪触り」に来てます。スキーリフトで海抜900メートルくらいまで登り、チャペルみたいな建物の展望台から雪山を見渡すという趣向。ガーラ湯沢直行の上越新幹線も指定席の乗客の大半は中国人。自由席は殆ど日本人(笑)。例によって大型スーツケースをゴロゴロ引っ張って旅行してます。まぁ正直、この中に保菌者がまぎれている可能性など考えますね。私は金の仕事で中国・インドには慣れているのでそこまで心配したら仕事にならず鈍感ですが。家族の中には神経質なのもいて、私は「ズボラ」「無神経」呼ばわりされることも(笑)。

私は細身なので一見神経質に見られるのですが、たしかに筋金入りのズボラだと自分でも思う今日この頃です~。靴を脱いで入る料亭で帰り際、他人の靴を履いても違和感なかったというエピソードが私の周辺では話題になります。まぁ相場など大雑把に見たほうが方向性は見えてくるものとは私の言い分かな。「マーケットは印象派の絵を鑑賞する如く見よ」つまり、モネの睡蓮は近くで見ると絵具の塊にしか見えないが、距離置くと睡蓮が浮かび上がって見えるもの。細かな統計数字のエクセルばかり見てもダメということ。


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