豊島逸夫の手帖

Page2959 中国、関税引き下げ、その真意は

2020年2月7日

中国側が米国に対して関税引き下げに動きました。

その真意は新型肺炎で大きなダメージを被った中国経済に、もはや米国に約束した2000億ドル相当の米国製品を購入する余裕がないということでしょう。その代わり関税を引き下げることで、ここは手打ちにしたいということ。米中通商「第一段階」合意をここまできて反故にすることは、中国経済を更に直撃するゆえ、何としても避けたいとの思いがヒシヒシと伝わってきます。

対するトランプ大統領も大統領選真っ只中。中国ともめる事は避けたいとの態度と思われます。

さて、新型肺炎の中国経済への影響は来週がいよいよ正念場。

まず来週から出勤できるのか。工場は再稼働できるのか。サプライチェーン破断が回復するのか。店舗は再開できるのか。個人は外出自由となり個人消費が回復するのか。

どうみても無理筋だと思います。

さて、どうなるか注目。

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