2020年10月
29日
ESSAY
金嫌いで有名な、あの“投資の神様”は、なぜコロナ禍で金投資を始めたのか?
豊島 逸夫/
Itsuo Toshima
Itsuo Toshima
8月末、米国のカリスマ投資家ウォーレン・バフェット氏率いる世界最大の投資会社バークシャー・ハサウェイ(以下、BH)が、日本の5大総合商社の株式を1年以上かけて、それぞれ発行済み株式数の5%超取得していたことが明らかになり、商社株が急騰しました。バフェット氏と言えば、気に入った銘柄は20年以上保有するなど、超長期投資の実践者として知られ、抜群の実績も残しています。個人投資家のみならずプロの間にも信奉...