20222

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ESSAY

2022年4月から高齢者への国の年金支給額が0.4%引き下げられます。コロナ禍で年金保険料を納める現役世代の収入が減ったことが大きな理由ですが、2年連続のマイナス改定に「今後も年金は減少し続けるのかしら」と不安を覚えた人も少なくないでしょう。読者の皆さんの最大の関心事は「今加入している年金だけで自分の老後は大丈夫なのか」ということに尽きるかと思います。このテーマについては、筆者もパネルディスカッシ...
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HOW TO

自分年金作りの際に参考にしたいのが「コア・サテライト戦略」。年金運用の世界に革命をもたらしたと言われる今、注目の運用方法です。「年金2000万円不足問題」が大きな反響を呼んだ2019年は、奇しくも、公的年金制度の5年に1度の見直しの年に当たります。見直しを踏まえた制度の改正案には「年金の受給開始年齢を75歳まで繰り下げられるようにし、75歳まで繰り下げた場合、65歳受給開始時の年金額の2倍を支給す...
20199

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ESSAY

前回は「公的年金2000万円不足」以上に切実な問題として、インフレで年金の価値が大きく目減りしてしまうリスクについてお話しました。日本銀行の量的緩和政策がこのままずるずると続き、市中にばらまかれたお金が回収されなければ、10年後には日本経済は確実にインフレになります。少子高齢化が進んで人口は劇的に減るのに、お金の量だけは激増したまま、という日本の未来は異常としか言いようがありません。そこで今回は、...
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HOW TO

「2000万円不足」問題で注目を集める国の年金制度。2019年は5年に1度の見直しの年。どんな改正が行われるのでしょうか。 金融庁審議会の報告書に端を発した「年金2000万円不足」問題が大きな広がりを見せています。将来どれくらい年金をもらえるのか、不安を感じている方もいらっしゃることでしょう。日本の年金制度は、現役世代の保険料で退職世代への給付を支える“世代間扶養”方式を採用しています。...
20198

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ESSAY

今最もホットな話題と言えば、7月の参議院選挙でも大きな争点となった「老後資金不足問題」ではないでしょうか。ご存じのように、これは金融庁の審議会が提出した資料で「年金だけでは老後資金が2000万円足りない」という例をたまたま引き合いに出したところ、「2000万円」という数字だけがたまたま独り歩きして、いたずらに皆さんの不安を煽る結果になったのです。そこで今回と次回は2回に渡り、国の年金問題についてお...