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金の買い時はいつ?金価格が変動するタイミングを見極めよう

先行きの不安定な社会情勢の中で、大切な資産を安定的に運用するために金投資を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、金への投資経験がないと、どのようなタイミングで金相場が変動するのか予測ができず、買い時を逃してしまうことも考えられます。

そこで今回は金価格が変動しやすいタイミングや、買い時を見極めるポイントを詳しく解説します。

金価格が変動するタイミングとは

金価格は世界中のさまざまな要因や、それを起因とした投資家の取引によって変動するため、いつ、どのようなタイミングで変動するかを確実に断定することはできません。

しかし、これまでの歴史を振り返ってみた時、どのようなタイミングで金価格が変動したのか、大まかな傾向を知ることはできます。

経済情勢

金は現物そのものに価値があることから、経済情勢が不安定になると安全資産として需要が増し、価格も高騰する傾向があります。

反対に経済情勢が安定している時には、株式や投資信託などのリスク資産に投資する人が増えるため、相対的に金価格は下がっていく傾向が見られます。

金利の引き上げや引き下げ

金は配当や利子といったインカムゲインを得られる投資商品ではありません。そのため金利が引き上げられると、受け取れる利子が増える分だけ資産としての現金の魅力が増し、金の需要は減る(=金から現金に換金される)傾向が見られます。

為替相場

国際市場において金は米ドル建てで取引されます。このため米ドルの相場は金の価格と密接な関係があります。

ドル高の状況下では投資家が資産をドルに集中させるケースが多いことから、金の需要は低下し、反対にドル安の時には安全資産としての金の需要は高まり、価格も上昇する傾向が見られます。

また円で金を購入する場合には、ドル円の為替相場に大きな影響を受けます。金のドル建て相場に変動がない場合、日本国内の金価格は円高になると下がり、円安になると上がります。

金の買い時はいつ?

金投資で利益を得るためには、金の価格が下がったタイミングで購入し、高値のタイミングで売ることが基本です。

金価格は「確実に◯◯のタイミングで下がる」と断定することはできませんが、買い時の参考にしておきたいタイミングをご紹介しましょう。

経済情勢が安定している時

安定した経済成長が続いている時には、株式の相場も上昇基調にあるため、株や投資信託といったリスク資産を運用した方が多くの利益を見込めます。

一方、相対的に金の需要は低下し、価格も安くなる傾向があるため、このようなタイミングは金の買い時と判断することもできるでしょう。

金利が引き上げられた時

政策金利が引き上げられたタイミングでは、銀行に現金を預けた際に得られる利子も増えるため、預金をする人が多くなります。

一方、金投資は利子のようなインカムゲインが得られないため、需要が減り、価格も安くなる傾向が見られます。

ドル高のタイミング

米ドルの信用が高まり、為替相場がドル高の状況にある場合、相対的に金の需要は低下し、金価格も安くなる傾向が見られるため、買い時と判断することもできるでしょう。

円高のタイミング

円の信用が高まり為替が円高にある場合、日本国内の金価格は下がる傾向が見られるため、買い時と判断することもできるでしょう。

未来の金価格の予想は?

10年後や20年後の金価格がどうなっているかは誰にも分からず、明確に金価格が「上がる」または「下がる」と断言することはできません。

しかし、これまでの歴史を振り返った上で、今後どのように相場が推移していくのかを予測することは可能です。

そもそも金価格は通貨価値の下落にあわせて徐々に高まってきました。日本では数十年にわたってデフレが続いていますが、世界的に見れば緩やかなインフレが進み、物価が上昇していくのはごく自然のことです。

そのため今後も緩やかなインフレが進んでいくと仮定すれば、それに比例して金価格も上昇していくと考えることはできるでしょう。

加えて、金価格は戦争や紛争、世界的な恐慌などの有事があった際にも高まる傾向があります。

近年ではロシアによるウクライナ侵攻が長期化しているほか、今後は中国による台湾侵攻などのリスクも高まっていきます。

このような不安定な社会情勢がさらに悪化すると世界経済への影響も懸念されることから、安全資産としての金の需要は高まっていくと予想できます。

金価格が2倍になることはある?

株式は投資商品の中でも値動きの幅が大きく、企業の業績によっては価値が2倍、3倍になることもあります。

これに対し、金は安全資産として知られていることから、株式などに比べると値動きの幅が小さく、短期的に大きな利益を得ることが難しいというイメージがあります。

しかし、長期的なスパンで見てみると、2012年から2019年頃まで金小売価格は4,000円台で推移していましたが、2022年には8,000円台を突破し、2024年現在では10,000円を超えています。

このように、直近の5年間で2倍近くになったことを考えると、今後またこのような大きな波が到来する可能性はゼロではないでしょう。

しかし、世界経済が長期にわたって好調を維持したり、世界各国で政策金利が引き上げられたり、さまざまな要因によって金価格が下落していくリスクも秘めています。

そのため金投資では短期で利益を得ようとするのではなく、長期的な運用を念頭に置くこと、さらに金相場を見ながら買い時を慎重に判断することが大切です。

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まとめ

金価格はさまざまな要因によって変動することから、確実に上がったり下がったりするタイミングを断言できるものではありません。

しかし、金価格が大きく変動する時には経済情勢や金利、為替相場などが影響していることが多いため、これらの情報をいち早くキャッチすることで金の買い時を判断する材料にもなるはずです。

純金積立はドルコスト平均法によって購入単価を平準化できるため、金への投資がはじめての方も気軽に始められるおすすめの投資商品と言えるでしょう。

※本記事は投稿時の情報です