なぜ今純金積立が注目を集めているのか?金価格の推移を見る

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安全資産として世界中で取引されている金ですが、金投資の中でもなぜ今純金積立が注目を集めているのでしょうか?今回は金価格の推移を参考にしながら考えていきましょう。

金価格は近年上昇傾向

下のグラフ1は1978年から2016年までの金価格の推移です。この表を見ると金価格が2000年以降急激に上昇しているのが分かります。2001年9.11米国同時多発テロが金価格上昇へ転じたきっかけのひとつと言われています。また、2007年に起こったサブプライムローン問題やその後の大手金融機関をめぐる信用不安も米国経済の後退につながるものと捉えられ、以後ドル安と金価格高騰に拍車がかかりました。その結果、2016年の海外価格(US$⁄toz)は1978年の約6倍、国内小売価格(¥⁄g)も3倍以上に上昇しています。このグラフ推移から見ても金は投資商品として魅力があると言えます。

グラフ1 金価格 長期推移

価格変動リスクを抑えて金を購入する方法とは?

金が魅力ある投資商品であることは間違いありません。しかし、一方で前述のとおり金価格は近年上昇傾向にありますが、1年、1か月という短いスパンで見てみると(グラフ2,3)、価格は小刻みながら上下に変動しています。投資である以上、購入後に価格が下がる可能性についても考えておかなければなりません。そのような時に有効な購入方法が価格変動リスクを抑えるドルコスト平均法であり、そして、このドルコスト平均法を適用した金投資方法が純金積立です。金価格の変動に左右されにくい投資方法である点が純金積立の最大のメリットであり、投資初心者にも向いていると言えます。

グラフ2 金価格 1年の推移
グラフ3 金価格 1か月の推移

長期保有が望ましい金投資。ドルコスト平均法で価格変動リスクを抑えた純金積立

近年上昇傾向の金価格。金は魅力ある投資商品ですが、相場商品ゆえに価格変動リスクが伴います。この価格変動リスクを抑えるためにドルコスト平均法を適用し、月々数千円の少額から購入が可能で、手軽で便利な投資方法が純金積立です。純金積立では金の保管も運営会社が行うことから盗難のリスクもない上、最近では株式のようにインターネットでの取引も可能になり、その利便性も格段に向上しています。金投資に興味はあるけれども、リスクに不安を感じる方は、まずは気軽に純金積立をはじめてみてはいかがでしょうか。

  • 本記事の内容は記事公開時(2016年12月)の情報です。