20206

29

ESSAY

前回は“コロナ終息後”の日本経済を予測しましたが、あれから1か月が経ち、その間に発表された経済指標などで、コロナ不況の深刻さが浮き彫りになりました。2008年のリーマンショック時と大きく違うのは、新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込めるために、世界中でヒトやモノの流れが寸断されてしまったことです。こうした経済活動の停止により、各国で新たな危機的状況が生じています。2020年5月に集中した日本の3月...
20205

28

ESSAY

前回は新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)による“人類の危機”に際して、安全通貨としての金の価値が再認識されているという話をしました。実際、国際スポット価格はイースター休暇明けに1トロイオンス=1729ドルまで急騰しました。1700ドル超えは、もはや“バブル”の領域です。日本では2020年4月16日、特別措置法に基づく緊急事態宣言の適用が全都道府県へと拡大。4月20日には米国ニューヨーク...
20204

28

ESSAY

いつ、どんなことが起こるか分からないのが金融の世界。それを痛感したのが、新型コロナウイルスの感染拡大によって引き起こされた金融危機(コロナショック)です。2020年2月上旬までは米国のニューヨーク(NY)株式市場ではダウ工業株30種平均が連日、史上最高値を更新していました。それが、一気にトランプ大統領就任時の水準まで急落したのです。どれだけの人が、わずか1か月半後にこのような事態が出来することを想...
20203

30

ESSAY

経済が安定的に成長し株価が好調な時、投資対象として選好されるのは株式です。しかし、有事が起きたり、経済の先行きが不透明になったりすると、投資家は安全資産の金にお金を移します。こうした市況の法則からすると、株式と金の値動きは「逆相関関係」にあり、株価が上がれば金価格は下がることになります。しかし、(新型コロナウイルス問題が起きる前の話ですが)2019年後半から2020年年初にかけ、米国ニューヨークダ...
20202

27

ESSAY

昨年は「米中対立で、なぜ金の価格が上がるのか?」という記事の中で“有事の金”に言及しましたが、2020年の年明け早々、それを実証するような出来事が起こりました。米国がイラン革命防衛隊の幹部、ソレイマニ司令官を暗殺した事件のことです。米中は“経済戦争”ですが、こちらは武力を行使した文字通りの“戦争”になりかねず、マーケットにも緊張が走りました。金投資の面でも大変示唆に富む出来事になったので、今回はこ...
20201

30

ESSAY

前回の記事では、活況を呈す金のリサイクルの話題を取り上げました。金は腐食しないので、有史以来採掘された分は、地上のどこかに何らかの形で残っています。こうした“地上在庫”はオリンピックサイズ・プールの約4杯分あると言われ、金価格が上がると、家庭でタンスの肥やしになっていた金が一気に市場に還流してきます。リーマンショックやギリシャ危機で金価格が1オンス=2000ドル近くまで上昇した時、リサイクルは年間...
201912

26

ESSAY

先日、テレビのワイドショーに出演し、「あなたの家に眠っている“お宝金製品”が高く売れるかもしれませんよ。」という話をしました。後で聞いたのですが、番組放映時から各地の貴金属店では問い合わせの電話が鳴りっぱなしだったそうです。女性向けのジュエリーをはじめとして、家庭内の金製品もしくは金と思しき製品は意外と多く、視聴者の皆さんは「うちにもある!」、「お小遣い稼ぎができるかも!」と考えたのでしょう。思い...
201911

28

ESSAY

金はなぜ“資産防衛”に有効なのか

豊島 逸夫
Itsuo Toshima
2019年の金価格の歴史的上昇の背景にあるのは、世界中で日替わりメニューのごとく有事が勃発して投資マネーが安全資産である金に流れ込んでいること、そして、マイナス金利で「利息を生まない=ゼロ金利」の金がハイイールド(高利回り)の運用先とまで言われて選好されるという珍現象が起きていることだと、前回お話しました。そこで今回は、こうした先行き不透明な時代の“資産防衛策”としての金について解説したいと思いま...
201910

30

HOW TO

株式市場が不安定な中で注目される実物資産。その代表的な存在が不動産と金です。投資を検討している方もいらっしゃるでしょう。そこで、今回は両者の運用資産としての特徴や運用リスクを比較しました。「米トランプ政権vs.中国、イラン」の対立が長期化し、世界経済の先行きが一段と不透明感を増しています。各国が保護主義色を強めていることもあり、企業業績には期待しづらい半面、金利の低下で債券投資も難しい状況。そんな...
20197

30

ESSAY

有事の前に金のタネを植えよ

豊島 逸夫
Itsuo Toshima
2019年上半期の世界経済を揺るがせた米中貿易戦争は、“経済戦争”であり、“有事”です。前回は、その有事から身を守るために金が買われているという話をしました。しかし近年、日本人にとって一番分かりやすい有事は北朝鮮問題でしょう。非核化を目指した米国との交渉が行き詰まる中で、この5月、北朝鮮は2017年以来のミサイル(短距離弾道ミサイル)実験を行いました。まさに日本は今、北朝鮮の脅威にさらされています...
20196

27

ESSAY

米中貿易戦争は、2019年金市場の“買い要因”として注目されています。なぜでしょうか?とにかく金の世界は、中国抜きには考えられないのです。中国には山東省と新疆ウイグル地区に大きな金の産地があります。豊富な埋蔵量を誇り、金の生産量では世界で断トツの1位。さらに需要量も1位で、国内生産だけでは足りず他国から輸入しています。  巨大な金需要を支える中国の官と民 中国の金需要には大きく...
20189

27

ESSAY

投資の専門家・豊島逸夫氏に、気鋭の若手編集者・モリジュンヤ氏が「投資の難しいこと」を伺っていく本連載。第4回では、新たな選択肢として注目される「ビットコイン」の特徴から、どのように投資を始めたら良いかを学んでいきます。※ビットコイン:インターネット上で使用できる仮想通貨の一種。取引量・時価総額が最も多く、2017年1月の1ビットコインの高値は約14万6千円だったが、同年12月の高値は約235万円に...
201711

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AtoZ

ドルコスト平均法は、投資のビギナーにこそおすすめしたい手法です。これを「金」と組み合わせたら価格変動リスクを回避する投資にぴったりでした。 投資には必ず「損益」が伴います。「損益」というくらいですから、投資の結果、損をすることもあれば、利益を得ることもありますよね。つまり、投資活動には損をする「リスク」も必ず伴うということになります。多くの人はこう考えるでしょう−−。リスクをなるべく減ら...
201711

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TECH / WORLD

Bitcoinと金の新しい関係?

GOLD PRESS 編集部
GOLD PRESS Editors
金(ゴールド)をビットコインで購入できる−−。そんなニュースに触れると、どこかロマンを感じないでしょうか?「ビットコイン」という仮想通貨がテレビやネットニュースで盛んに取り上げられています。日本では、2014年2月にビットコイン取引所「マウントゴックス」で取引停止という事態が発生したため、「ちょっと怪しい通貨」と思っている方もいるかもしれません。でも、負の側面ばかりを見ていては、ビットコインと、そ...