資金の逃避先

投資マネーは、つねに利益を求めて動いています。投資マネーにとっての関心事は、投資対象にどのような価値があるかではなく、短期間でどれだけの利益が得られるかだけです。したがって価格変動のあるところ、つねに投資マネーが投下されていると言って良いでしょう。なかでも利回りの良い投資先には、大量のマネーが投下されることになります。これは投資マネーがつねに利益を追い求めることを宿命づけられているからです。
このような投資マネーも、世界情勢の不確実性が高まった際には、利回り追求とは異なった行動に出ることがあります。危機に直面して安全な場所を求めて移動する動物のように、投資マネーも安全な場所に資金を避難させる行動をとります。この時に選ばれる対象を、「資金の避難先」と呼びます。たとえば米国株価の下落局面においては、投資マネーは金や債券などの安全性の高い商品に向かって移動する傾向があります。たとえば世界的な企業の倒産などが起きて信用リスクが高まった時も、同じような傾向を示します。これは投資マネーが、金を安全避難先として認識しているために起きる現象です。

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