4月の金相場は、2日にトランプ米大統領の演説を受け、米国とイランの軍事衝突が早期に収束するとの観測が後退し対ユーロでドル高が進行したことから割高感の生じた金は売り優勢となり4,639ドルに下落した。8日にはトランプ米大統領がイランと2週間の停戦に合意したことを表明したことでドル安となり、金は買われ4,792ドルまで上昇した。17日にはイスラエルとレバノンが10日間の停戦で合意し、イランがホルムズ海峡の開放に同意したとの報を受け原油価格が急落、インフレ懸念の後退で米長期金利が低下したことから金は買い優勢となり月内最高値の4,870ドルまで上昇した。23日にはトランプ米大統領がホルムズ海峡で機雷を敷設する船舶への攻撃を米海軍に命じたことで、イラン紛争の長期化懸念が生じたことでドル高が進行、割高感の生じた金は売り優勢となり4,719ドルまで下落した。29日には米国とイランの停戦協議の先行きが不透明になったことによるインフレ懸念の高まりから米長期金利が上昇、金利を生まない金は売り優勢となり月内最安値の4,522ドルまで下落したが、30日には4,611ドルまで買い戻されて4月の取引を終えた。
月内レンジは4,522-4,870ドル。