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資産形成と資産運用の違いとは?純金積立はどっち?

低金利が続くと預貯金だけでは資産を増やしにくいため、投資による資産形成や資産運用への関心が高まります。資産形成と資産運用はどちらもよく耳にする言葉ですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

この記事では資産形成と資産運用の違いや目的別のおすすめ投資方法についてご紹介します。資産形成と資産運用のどちらの役割も持つ純金積立についてもご紹介しますので、ぜひ投資計画を立てる際の参考にしてください。

    この記事のポイント

  • 資産形成は時間をかけて資産を築き上げていくこと
  • 資産運用はすでに手元にある資産を増やすこと
  • 純金積立は資産形成・資産運用どちらにも向いている

資産形成と資産運用の基本的な違い

資産形成と資産運用はいずれも似たような意味合いで使われることが多い言葉です。しかし、実はこの2つの言葉には大きな違いがあります。まず資産形成と資産運用がどのような取り組みを指すのか詳しく確認していきましょう。

それぞれの目的の違い

資産形成と資産運用はそれぞれ以下の意味合いです。

資産形成 時間をかけて資産を築き上げていくこと
資産運用 既に手元にある資産を効率的に活用しながら投資に取り組むこと

資産形成は主に貯蓄と投資の2つの方法を用いながら、長期的に資産を築き上げていくことを指します。例えば「35歳でのマイホーム購入に向けて計画的に頭金を貯める」といった取り組みが該当し、将来のライフイベントに向けて必要となる資金を備えることが大きな目的です。

一方、資産運用は既に手元にある資産を元手に投資に取り組むことです。「使う予定のない余裕資金を運用して資産を増やす」といった取り組みが該当し、保有資産をさらに増やしていくことが目的となります。

リスクとリターンの考え方

資産形成と資産運用ではどちらもリスクとリターンのバランスを考慮しながら取り組むことが重要です。

資産を築いていくことを目的とする資産形成では高いリスクを取ることが適切とは言えません。計画的に資産を構築するにはある程度安定性を重視することが必要です。

一方で資産運用はリスク許容度によってハイリスク・ハイリターンの運用方法を選ぶこともあります。例えば「高いリスクを取ってでも、まとまったリターンを狙いたい」という場合は値動きの大きな投資商品を取り入れることもひとつの方法です。

まずは「なぜ資産形成、資産運用に取り組むのか」といった目的を明確にし、それに見合ったリスク・リターンのバランスとなるように投資先や投資配分を決めていきましょう。

目的別おすすめの投資方法

資産形成と資産運用に初めて取り組む方は「どのような投資方法が自分に向いているのか分からない」という方もいらっしゃることでしょう。ここからは目的別の投資方法について資産形成と資産運用に分けてご紹介します。

資産形成向きの投資方法

長い時間をかけて資産を築いていく資産形成では「積立投資」を取り入れることが有効です。積立投資とは毎月定期的に購入する投資方法で、投資信託や株式、金などが投資対象として挙げられます。

積立投資の大きなメリットとして「時間分散によって価格変動リスクが抑えられる」という点があります。例えば定額での積立投資は一度にまとまった金額で購入するのではなく、一定額を定期的に購入します。これにより購入単価が平準化され「高い時に購入してしまった」という高値づかみのリスクを避けることができます。

投資と聞くと「市場の値動きを見ながら購入のタイミングを見計らう」というイメージを持つ方も少なくありません。しかし、積立投資は決まったタイミングで機械的に購入する方法のため、自分で買い時を判断する必要がありません。少額から始めることもできるので「購入のタイミングを自分で判断する自信がない」、「まずは少額から資産形成を始めたい」という初心者の方でも取り組みやすい投資方法と言えるでしょう。

安定性を重視した資産運用向きの投資方法

資産運用は既に手元にある資産を増やすという意味合いを含むため、幅広い投資方法が対象となります。

とは言え、資産運用はリスクの高い投資方法だけが対象となるわけではありません。資産運用に取り組む方の中には「安定性のある運用方法で資産を長期的に増やしていきたい」という考えを持つ方も少なくないでしょう。

安定性を重視した資産運用を行いたい場合は一般的に値動きが安定して、リスクが小さいと言われる債券や金などへの投資配分を多めに設定する方法が考えられます。

加えて、購入するタイミングを分散すれば、価格変動リスクを軽減し、よりリターンを安定させる効果が見込めます。一括購入ではなく、定期的に積立購入する積立投資は有力な選択肢と言えるでしょう。

例えば、ポートフォリオの一部に純金積立など守りの資産を取り入れることもひとつの方法です。次の章で詳細をご紹介しましょう。

リスクを取って大きく増やす資産運用向きの投資方法

リスクを取って積極的にリターンを狙いたい場合は個別株をはじめとした比較的値動きが大きい資産へ投資する方法があります。信用取引や外国為替証拠金取引(FX)の仕組みを使ってレバレッジをかけ、手持ちの資金以上のお金を投資することも選択肢に入るでしょう。

大きなリターンを狙う場合は積立投資よりもタイミングを見計らって取引する一括投資が適しています。ただし、大きなリターンを狙える半面損失を被るリスクも大きくなる点に注意しましょう。

純金積立は資産形成と資産運用の両方の特徴を持つ

純金積立とは毎月任意の金額を設定して金を積立購入していく投資方法です。安全資産としても知られる金は資産形成・資産運用どちらにも向いている特徴を持っています。

ここからは資産形成と資産運用それぞれで役立てられる純金積立のメリットについて学んでいきましょう。

資産形成としての純金積立

金は実物資産のため無価値にならないという特徴があります。政治的、経済的な不安要素のある局面においても金価格は比較的安定した推移となっているため、守りの資産としてポートフォリオに組み込むことをおすすめします。

また、金価格は物価と連動する傾向にあるため、インフレ対策としても金は有効な投資商品です。物価が上昇するとお金の価値は実質目減りしてしまいますが、金のように物価の上昇とともに価格が上がりやすいものへ投資していれば、インフレによる資産の目減りを防ぐ効果を期待できます。資産形成は長期的に資産を築き上げていくため、預貯金に加え、金も積立購入することでインフレ対策することができます。

さらに、純金積立は少額から始めることができるので「まとまった金額を投資するのは怖い」、「まずは少額からスタートしてみたい」という方でも安心して始められるでしょう。

資産運用としての純金積立

金投資は価格の安定性だけでなく値上がり益も狙えるため、インフレ対策だけでなく、純粋な運用益も期待できます。
金はその希少性によって価値が保たれるという特徴があります。今後も宝飾用や金地金、金貨などで一定の需要がある一方、供給面では埋蔵量に限りがあるため、長期的に見ると金価格は値上がりが期待できるでしょう。

また、金は換金性が高く、資産が拘束されにくいことも特徴です。例えば、三菱マテリアルが提供する純金積立では寄託残高の一部を金銭で返還を受けることができるので資産を柔軟に活用できるメリットがあります。

純金積立なら三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナー

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これから純金積立を始めようと考えている方は、大切な資産を安心して預けるためにも信頼できる運営会社を選ぶことが大切です。

しかし「どこの運営会社を選べば良いのか分からない」、「さまざまな候補がありすぎて選ぶことができない」とお悩みの方には、三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナーをおすすめします。

三菱マテリアルは明治29年(1896年)から100年以上にわたって金の製錬に取り組んできた歴史があり、国際基準の高い品質を保証しています。

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年会費は800円、積立購入手数料は1,000円につき26円(消費税込)または31円(消費税込)、ボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入の場合には手数料がかかりません。

保管料は消費寄託預かりでは無料、混蔵寄託預かりでは有料です。口座管理料はかかりません。

積み立てた金は金地金で現物を受け取ったり、金貨で返還を受けたり、市場売却受託サービスを利用して金銭で返還を受けることができます。

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まとめ

資産形成は長い時間をかけて資産を築く取り組みである一方、資産運用は既に手元にある資産を運用によって増やす取り組みです。どちらも投資することは共通していますが、どのような投資商品へ投資するかは投資経験や投資期間、投資目的などによってきちんと判断する必要があります。

なお、純金積立は価格変動リスクを軽減しながら、値上がり益も期待できる特徴があり、資産形成と資産運用のどちらにも適した投資方法です。少額から始めることができますので、ぜひポートフォリオの一部に金を加えることを検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事は更新時の情報です