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金の先物取引とは?メリットやリスク、失敗しないためのポイントを徹底解説

国際情勢が悪化し政治的な不安も高まる中、安全資産として金への投資が注目されていますが、一口に金投資と言ってもさまざまな方法があります。

その中で金の先物取引は大きなリターンを狙える投資商品のひとつです。

しかし、その反面リスクもあり、金の先物取引を行う場合は正しい知識を身につけておかなければなりません。

本記事では金の先物取引について考えられるリスクや失敗しないためのポイントをご紹介します。

(金の先物取引は当社の商品ではありませんのでご参考としてご一読ください)

金の先物取引とは

先物取引とは取引時点で将来の売買価格を約束しておき、期日にその価格で売買する投資方法です。

取引する商品の価格が将来的に上がると予想される場合、先物取引によって売買価格を予約しておくことで将来安く購入できる可能性があります。

先物取引の対象となる商品は小麦や大豆といった農産物のほか、石油、株式など多岐にわたり、金もそのうちのひとつです。

金の先物取引がおすすめなのはどんな人?

先物取引と聞くと、市場の変動に即時対応できる機関投資家などのプロフェッショナルな人が行っているというイメージを抱く方がいらっしゃるのではないでしょうか。

ご想像のとおり先物取引には特有のリスクがあるため、投資経験のない初心者の方に向いているとは言えません。

しかし、先物取引の商品によってはそこまでリスクが大きくないものもあり、その代表的な例が金です。

金は短期的な価格変動の幅が小さいため、比較的先物取引を始めやすい商品であると言われることがあります。

反対に言えば、価格変動が大きい商品と比べると大きなリターンを得にくいということになりますが、先物取引の入門にはおすすめの商品と言えるでしょう。

金の先物取引のメリット

ここでは金の先物取引にはどういったメリットがあるのかを解説します。

レバレッジをかければハイリターンを狙える

資産運用において投資する資金が少ないと得られるリターンも少額で、大きな利益を生み出すためには長い期間を要します。

しかし、先物取引ではレバレッジをかけた資産運用が可能で、手持ちの資金が限られている場合でも、「証拠金」(商品価格の概ね5~10%)という担保金を預託することによって、その何倍もの大きな金額を運用できます。例えば10倍のレバレッジをかけると100万円を元手に1000万円分の金を取引することができます。

つまり金の値動きに合わせて適切なタイミングで売買することができれば、短期間で大きなリターンを狙うことができるのです。

ただ、自分の見込みと反対に価格が動き、損失が証拠金額を上回った場合、追加証拠金(追証)の差し入れが必要となってきますので、この点は注意が必要です。

売りからのスタートも可能

金投資や通常の株式投資、投資信託などの場合、それぞれの投資商品を購入した後に売却して利益を得るというのが基本であり、「買い」からスタートする必要があります。

しかし、金の先物取引では手元に資産(金)がない状態であっても「売り」からスタートすることが可能です。

これにより例えば将来的に金価格が下落する可能性が高いと見られる局面で高値のうちに売っておき、その後実際に金価格が下がったタイミングで買い戻すことにより、その差額を利益として得られる可能性があります。

金の先物取引のデメリット

金の先物取引を行うにあたり初心者の方が特に注意しておきたいデメリットは以下の2点です。

金価格の推移を適切に見極める必要がある

金の先物取引では将来の価格がどう推移するのか適切に見極めた上で購入を決断しなければなりません。

金価格が変動する主な要因としては、国際情勢や経済情勢の変化、為替相場、金利の見通しなどが代表的であり、特に有事や急速なインフレなどが発生した際に高騰する傾向が見られます。

投資経験があり、かつ常に最新の動向をチェックできる方であれば購入のタイミングを見極めやすいでしょう。

しかし、金価格の推移をこまめにチェックし、政治や経済の動向を逐一踏まえて行動するのは簡単なことではありません。

レバレッジをかけすぎると失敗時のリスクが増大する

「証拠金」という担保金を預託することによって大きな取引を行うことができ、ハイリターンを狙える可能性のある先物取引はメリットにのみ着目すれば魅力的に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、金価格は変動幅が小さいからと言って大きなレバレッジをかけすぎてしまうと、万が一失敗した際に多額の負債を抱えることにもなりかねません。

レバレッジをかけた結果、100万円投資をして200万円損をするといったように投資した額以上に損失を負ってしまう可能性があることにも注意が必要です。

金の先物取引で失敗しないためのポイント

金の先物取引のデメリットを理解したところで失敗を防ぐためにはどういった点に注意すべきなのかを解説します。

先物取引に限らず金投資全般に共通するポイントではありますが、常にニュースをチェックし、最新の国際情勢や経済情勢に関する情報収集を習慣づけることが大切です。

特に戦争や紛争といった地政学リスクが高まっている時や急速なインフレによって通貨の価値が低下している時などは金価格が高騰しやすい傾向があるため、特に注意が必要です。

また、初心者の方は大きなレバレッジをかけることや多額の売りからスタートすることは避けた方が無難です。加えて、自分の見込みと反対に価格が動いた時には、損失額が大きく膨らまないよう損切りすることも考えておく必要があります。

まずは、自己資金の範囲内あるいは万が一損失が出た場合でも支障が出ない額の取引に留めておくようにしましょう。

リスクを抑えた資産運用には純金積立がおすすめ

金の先物取引のメリットとデメリットを整理してみると安全資産としての魅力を最大限に享受できる方法とは言い難いことが分かります。

リスクを最小限に抑えつつ、長期的に安定した資産運用を行いたい方には「純金積立」がおすすめです。

純金積立とは、あらかじめ積立購入金額を設定して、月々一定の金額で金を購入していく投資商品です。

購入する金の量ではなく金額を設定するため、資金の管理をしやすいことはメリットのひとつと言えるでしょう。

また、月々数千円の少額から購入することができるため、手軽に資産運用を始められることも大きな魅力と言えるでしょう。

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これから純金積立を始めようと考えている方は、大切な資産を安心して預けるためにも信頼できる運営会社を選ぶことが大切です。

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まとめ

金の先物取引ではレバレッジをかけることで大きなリターンを狙えるほか、売りからスタートすることもできるため、手元に資産(金)が少ない状態でも利益を得られる可能性があります。

しかし、言い換えるとリスクが高いということでもあり、特に投資経験のない初心者の方は知識を身につけた上で運用しないと多額の負債を負うことにもつながりかねません。

長期的な資産運用を前提に考えるのであれば純金積立がおすすめです。月々無理のない範囲で堅実に積立購入できるため、初心者の方でも安心して始められます。

ぜひこの機会に三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナーをご検討ください。

※本記事は投稿時の情報です