経済情勢や各種統計結果、またその影響から海外相場や為替がどのように変動したのかを説明します。
19日の金相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比16.4ドル高の2,631.0ドル。取引レンジは2,614.2ドル〜2,643.4ドル。ウクライナが米国製長距離ミサイルをロシアへ発射したとの報道を受けて買い優勢となった。また、プーチン大統領が核ドクトリンの改定を承認し核兵器の使用を緩和したことで上げ幅を拡大した。
19日のプラチナ相場は続伸。NY先物市場1月限は前営業日比4.1ドル高の978.60ドルで取引を終了した。
19日の銀相場は続伸。NY先物市場12月限は前営業日比0.038ドル高の31.262ドル。ウクライナ情勢の緊迫化を背景に地政学的リスクの高まりより金が買われ銀も連れ高となった。
18日の金相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比44.5ドル高の2,614.6ドル。取引レンジは2,568.5ドル〜2,619.5ドル。バイデン米政権が、ウクライナに米国製兵器を使用してロシア領内に攻撃する事を許可したため、ウクライナ情勢が緊迫する見方から金には安全資産としての買いが入った。
18日のプラチナ相場は大幅続伸。NY先物市場1月限は前営業日比29.4ドル高の974.50ドルで取引を終了した。
18日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比0.792ドル高の31.224ドル。相関性の高い金相場がウクライナ情勢の緊迫を背景に上昇し、銀も連れ高となった。
15日の金相場は続落。NY先物市場12月限は前営業日比2.8ドル安の2,570.1ドル。取引レンジは2,558.9ドル〜2,580.8ドル。15日に発表された10月の米小売売上高は前月比+0.4%(市場予想+0.3%)と堅調であったことに伴い、米FRBによる利下げ時期が後退する見通しが広がり、金利がつかない金は売り優勢となった。これで金は6営業日連続で続落した。
15日のプラチナ相場は続伸。NY先物市場1月限は前営業日比1.1ドル高の945.10ドルで取引を終了した。
15日の銀相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比0.137ドル安の30.432ドル。
10月の米小売売上高が市場予想を上回り、米国では堅調に消費されていることが示され、米FRBによる利下げ時期が後退する見通しが広がった。金同様、金利のつかない銀は売り優勢となった。
14日の金相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比13.6ドル安の2,572.9ドル。取引レンジは2,541.5ドル〜2,585.8ドル。パウエル議長より利下げに対して消極的なタカ派の発言があったことでドル買いが進行しドル建ての金は売り優勢となった。
14日のプラチナ相場は小幅反発。NY先物市場1月限は前営業日比0.5ドル高の944.0ドルで取引を終了した。
14日の銀相場は続落。NY先物市場12月限は前営業日比0.094ドル安の30.569ドル。パウエル議長より利下げに対して消極的なタカ派の発言があったことでドル買いが進行しドル建ての銀は売り優勢となった。
13日の金相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比19.8ドル安の2,586.5ドル。取引レンジは2,579.2ドル〜2,625.0ドル。米消費者物価指数(CPI)が予想通りの結果となり一時買われるも、その後は外国為替市場においてドル高が進行し、ドル建てで取引される金は割高感から売り優勢となった。
13日のプラチナ相場は続落。NY先物市場1月限は前営業日比4.7ドル安の943.50ドルで取引を終了した。
13日の銀相場は反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.096ドル安の30.663ドル。相関性の高い金相場同様、ドル高によりドル建てで取引される銀は割高感から売り優勢となった。
12日の金相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比11.4ドル安の2,606.3ドル。取引レンジは2,595.7ドル〜2,633.4ドル。米大統領選でトランプの勝利が確定して以降、ドル高、米金利高が進んでおり、この日もドル高、米金利高の流れは続いた。ドル建てで取引され、金利の付かない資産である金にとって弱材料となり、売り優勢となった。
12日のプラチナ相場は大幅続落。NY先物市場1月限は前営業日比21.3ドル安の948.20ドルで取引を終了した。
12日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比0.146ドル高の30.759ドル。ドル高や金軟調で売られる時間帯もあったが、押し目を買われ、買い優勢となった。
11日の金相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比77.1ドル安の2,617.7ドル。取引レンジは2,617.1ドル〜2,693.4ドル。米大統領選挙後から続くドル高を受けて、ドル建てで取引される金は割高感から売り優勢となった。
11日のプラチナ相場は続落。NY先物市場1月限は前営業日比9.0ドル安の969.50ドルで取引を終了した。
11日の銀相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比0.836ドル安の30.613ドル。相関性の高い金相場同様、外国為替市場にてドル高となりドル建てで取引される金は割高感から売り優勢となった。
8日の金相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比11ドル安の2,694.8ドル。取引レンジは2,687.3ドル〜2,717.8ドル。米FRBはFOMCで市場の予想通り0.25%の利下げを決定したものの、トランプ次期米大統領が公約として掲げる景気刺激策に伴いインフレが長期化する見方が浮上している。その中で政策金利の引き下げが鈍化する可能性が高くなり、金利が付かない資産である金は売り優勢となった。
8日のプラチナ相場は大幅反落。NY先物市場1月限は前営業日比20.6ドル安の978.50ドルで取引を終了した。
8日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.406ドル安の31.449ドル。トランプ次期大統領が公約として掲げる景気刺激策に伴うインフレ長期化を背景に金利の引き下げ鈍化の可能性が浮上しており、金利のつかない資産である銀は売り優勢となった。
7日の金相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比29.5ドル高の2,705.8ドル。取引レンジは2,650.3ドル〜2,718.3ドル。FOMCの結果公表を前に米長期金利が低下し、金利の付かない金は買い優勢となった。
7日のプラチナ相場は反発。NY先物市場1月限は前営業日比6.3ドル高の999.10ドルで取引を終了した。
7日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比0.524ドル高の31.855ドル。FOMCの結果公表を前に米長期金利が低下し、ドル建ての銀は買い優勢となった。
6日の金相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比73.4ドル安の2,676.3ドル。取引レンジは2,660.7ドル〜2,758.8ドル。米大統領選にて大規模な減税や関税引き上げを公約に掲げているトランプ氏の当選確実を受けて、インフレを招き金利高が続くとの見方より米金利が急上昇。ドル建ての金は割高感より売り優勢となった。
6日のプラチナ相場は大幅反落。NY先物市場1月限は前営業日比13.9ドル安の992.80ドルで取引を終了した。
6日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比1.444ドル安の31.331ドル。米大統領選にて大規模な減税や関税引き上げを公約に掲げているトランプ氏の当選確実を受けて、インフレを招き金利高が続くとの見方より米金利が急上昇。ドル建ての銀は割高感より売り優勢となった。
5日の金相場は反発。NY先物市場12月限は前営業日比3.5ドル高の2,749.7ドル。取引レンジは2,733.4ドル〜2,759.5ドル。10月の米ISM非製造業景気指数は事前予想を上回り、ドル建ての金は売りが入ったものの、5日に投開票を迎えた米大統領選への不透明感が強く下値は限定的だった。
5日のプラチナ相場は大幅反発。NY先物市場1月限は前営業日比16.2ドル高の1,006.70ドルで取引を終了した。
5日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比0.166ドル高の32.775ドル。対ユーロでドル安が進行し、ドル建ての銀は買い優勢だった。
4日の金相場は続落。NY先物市場12月限は前営業日比3.0ドル安の2,746.2ドル。取引レンジは2,739.4ドル〜2,757.5ドル。5日に投開票の米大統領選挙や6-7日に開催される米FOMCを控えて様子見ムードが広がっている中、前週まで最高値を更新し続けていた金は利益確定売りに押される展開が続いた。
4日のプラチナ相場は大幅反落。NY先物市場1月限は前営業日比12.4ドル安の990.50ドルで取引を終了した。
4日の銀相場は続落。NY先物市場12月限は前営業日比0.072ドル安の32.609ドル。間近に控える米大統領選挙や米FOMCを前に様子見ムードが広がっており、手仕舞い売りが出て値を下げた。
31日の金相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比51.5ドル安の2,749.3ドル。取引レンジは2,741.8ドル〜2,801.2ドル。週末発表の米雇用統計を前に利益確定の売りが優勢となった。
31日のプラチナ相場は大幅続落。NY先物市場1月限は前営業日比22.1ドル安の999.60ドルで取引を終了した。
31日の銀相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比1.279ドル安の32.796ドル。週末発表の米雇用統計を前に利益確定の売りが優勢となった。
30日の金相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比19.7ドル高の2,800.8ドル。取引レンジは2,782.4ドル〜2,801.8ドル。市場予想を下回る米国内総生産を受けて買い優勢となった。来週のFOMCにてFRBが追加利下げを決めるとの見方も金の買いを後押しした。
30日のプラチナ相場は大幅反落。NY先物市場1月限は前営業日比37.6ドル安の1,021.70ドルで取引を終了した。
30日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.366ドル安の34.075ドル。10月の全米雇用報告にて、非農業部門の雇用者数が前月比で増加したことで米労働市場が底堅いとの見方が台頭し米長期金利が上昇。ドル建ての銀は売り優勢となった。
29日の金相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比25.2ドル高の2,781.1ドル。取引レンジは2,752.0ドル〜2,787.7ドル。9月の米雇用動態調査にて非農業部門の求人件数が市場予想を下回り、2021年1月以来の低水準となったことでドル安が進行。ドル建ての金は買い優勢となった。米大統領選を巡る不透明感も金の買いを後押しした。
29日のプラチナ相場は大幅続伸。NY先物市場1月限は前営業日比12.5ドル高の1,059.30ドルで取引を終了した。
29日の銀相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比0.44ドル高の34.441ドル。米雇用動態調査の求人件数減少や金の堅調を受けて買い優勢となった。
28日の金相場は続伸。NY先物市場12月限は前営業日比1.3ドル高の2,755.9ドル。取引レンジは2,736.9ドル〜2,758.3ドル。26日にイスラエル軍はイラン軍に攻撃したもののその攻撃が限定的なものであったため、中東情勢の不透明感は後退し、安全資産としての金は一時売られたものの、欧州時間に入るとドル安を背景にドル建てで取引される金は割安感から買い戻された。
28日のプラチナ相場は大幅続伸。NY先物市場1月限は前営業日比10.1ドル高の1,046.80ドルで取引を終了した。
28日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比0.222ドル高の34.001ドル。中東情勢の不透明感の後退から一時金の下げに追随し銀も下げたが、欧州時間に入るとドル安、米金利低下に伴い値を戻した。
25日の金相場は続伸。NY先物市場12月限は前営業日比5.7ドル高の2,754.6ドル。取引レンジは2,729.1ドル〜2,760.9ドル。パレスチナ自治区ガザではイスラエル軍による空爆で9人が死亡した。停戦交渉に進展が期待されるものの、引き続き中東情勢に対する不透明感から安全資産としての金は買い優勢となった。一方、直近最高値を更新する日が続いていたことによる利食い売りで上値は重かった。
25日のプラチナ相場は続伸。NY先物市場1月限は前営業日比3.1ドル高の1,036.70ドルで取引を終了した。
25日の銀相場は続落。NY先物市場12月限は前営業日比0.016ドル安の33.779ドル。直近の価格上昇に対する利食い売りや相関性の高い金の上値が重かったことを背景に値を下げた。
24日の金相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比19.5ドル高の2,748.9ドル。取引レンジは2,728.7ドル〜2,756.3ドル。インフレ再燃への警戒より米長期に上昇圧力が強まっていたが、この日は米金利の上昇が一服しドル安が進行。金は押し目を買われた。
24日のプラチナ相場は反発。NY先物市場1月限は前営業日比3.9ドル高の1,033.60ドルで取引を終了した。
24日の銀相場は続落。NY先物市場12月限は前営業日比0.044ドル安の33.795ドル。米金利の上昇が一服したことでドル建ての銀は買い優勢だったが、予想以上の米PMI速報値を受けて戻りを売られた。
23日の金相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比30.4ドル安の2,729.4ドル。取引レンジは2,722.1ドル〜2,772.6ドル。米経済が想定以上に底堅くFRBの利下げが緩やかになるとの見方から米長期金利の上昇が続いており、金利の付かない金は利益確定の売りが優勢となった。
23日のプラチナ相場は大幅反落。NY先物市場1月限は前営業日比11.7ドル安の1,029.70ドルで取引を終了した。
23日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比1.202ドル安の33.839ドル。米経済が想定以上に底堅くFRBの利下げが緩やかになるとの見方から米長期金利の上昇が続いており、ドル建ての銀は売り優勢となった。
22日の金相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比20.9ドル高の2,759.8ドル。取引レンジは2,733.5ドル〜2,763.3ドル。米大統領選が2週間後に差し迫り、中東情勢の不安定さが続く中、先行き不透明感を背景とした安全資産としての金買いが集まり、値を上げた。
22日のプラチナ相場は大幅反発。NY先物市場1月限は前営業日比24.6ドル高の1,041.40ドルで取引を終了した。
22日の銀相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比0.963ドル高の35.041ドル。中東情勢の不安定さや米大統領選の不透明感を受け相関性の高い金相場は上昇したが、銀も連れ高となった。
21日の金相場は続伸。NY先物市場12月限は前営業日比8.9ドル高の2,738.9ドル。取引レンジは2,728.5ドル〜2,755.4ドル。イスラエルのネタニヤフ首相の自宅がドローン攻撃され、中東情勢への懸念が高まり安全資産である金は買い優勢となったものの、米長期金利上昇やドル高が進行し、金利の付かない資産である金は上値を抑えられた。
21日のプラチナ相場は反落。NY先物市場1月限は前営業日比7.7ドル安の1,016.80ドルで取引を終了した。
21日の銀相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比0.844ドル高の34.078ドル。中東情勢に対する懸念の高まりから上昇した金に追随し、銀も値を伸ばした。
18日の金相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比22.5ドル高の2,730.0ドル。取引レンジは2,707.3ドル〜2,737.8ドル。9月の米住宅着工件数は予想とほぼ変わらない水準でありつつ前回からは減少し、建築許可件数は予想を下回る水準であったことから、米FRBによる利下げが意識され、金利の付かない資産である金は買い優勢となった。
18日のプラチナ相場は大幅続伸。NY先物市場1月限は前営業日比18.7ドル高の1,024.50ドルで取引を終了した。
18日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比1.46ドル高の33.234ドル。銀の恒常的な供給不足により銀価格に対して強気な見方が強く、価格の上昇が更なる買いを呼び込み、価格が暴騰した。
17日の金相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比16.2ドル高の2,707.5ドル。取引レンジは2,688.2ドル〜2,712.7ドル。ハマスの最高指導者が殺害されたことで中東情勢の混迷に拍車がかかり、金は安全資産として買われた。日中は予想以上の米小売売上高に上値を抑えられたものの、FRBの利下げ見通しに支援され堅調だった。
17日のプラチナ相場は続伸。NY先物市場1月限は前営業日比3.2ドル高の1,005.80ドルで取引を終了した。
17日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.2ドル安の31.774ドル。9月の米小売売上高の伸び率上昇や、週間失業保険申請件数の改善などを受けてドル高が進行。ドル建ての銀は割高感より売り優勢だった。中国政府が不動産市場のてこ入れ策を打ち出したものの、十分な効果があるのかとの懐疑的な見方が台頭したことも銀価格を押し下げた。
16日の金相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比12.4ドル高の2,691.3ドル。取引レンジは2,674.9ドル〜2,702.5ドル。この日は米主要経済指標の発表はなかったが米長期金利の低下に伴い、金利を生まない資産である金の投資妙味が増し、買い優勢となった。
16日のプラチナ相場は反発。NY先物市場1月限は前営業日比6.0ドル高の1,002.60ドルで取引を終了した。
16日の銀相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比0.218ドル高の31.974ドル。相関性の高い金相場同様、米長期金利低下に伴い、金利の付かない資産である銀は買い優勢となった。
15日の金相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比13.3ドル高の2,678.9ドル。取引レンジは2,654.4ドル〜2,685.9ドル。10月のニューヨーク連銀製造業景況指数が予想以下の水準になったことから米国債の利回りが低下し、金利を生まない資産である金は買い優勢となった。
15日のプラチナ相場は反落。NY先物市場1月限は前営業日比7.5ドル安の996.60ドルで取引を終了した。
15日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比0.44ドル高の31.756ドル。10月のニューヨーク連銀製造業景況指数が予想を下回ったことから米長期金利が低下し、金利を生まない資産である銀は買い優勢となった。
14日の金相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比10.7ドル安の2,665.6ドル。取引レンジは2,660.0ドル〜2,684.2ドル。中国の9月の経済指標が軟調である中、中国政府による具体的な財政刺激策が提示されなかったことを背景に中国勢による金需要が低迷する懸念に繋がった。尚、外国為替市場にて対主要通貨でのドル上昇を背景にドル建てで取引される金は割高感から売り優勢となった。
14日のプラチナ相場は続伸。NY先物市場1月限は前営業日比9.7ドル高の1,004.10ドルで取引を終了した。
14日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.439ドル安の31.316ドル。中国の軟調な経済指標やドル高を背景に金と同様、売り優勢となった。
10日の金相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比13.3ドル高の2,639.3ドル。取引レンジは2,618.8ドル〜2,648.9ドル。9月の米CPIが市場予想を上回ったものの3年半ぶりの低水準となったことや、米週間新規失業保険申請件数が大幅に悪化したことでFRBが利下げを続けるとの見方が台頭しドル安が進行。ドル建ての金は買い優勢となった。
10日のプラチナ相場は大幅反発。NY先物市場1月限は前営業日比18.9ドル高の976.20ドルで取引を終了した。
10日の銀相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比0.57ドル高の31.24ドル。9月の米CPIが市場予想を上回ったものの伸び率が鈍化したことや、米週間新規失業保険申請件数の悪化を受けてドル安が進行。ドル建ての銀は買い優勢だった。
9日の金相場は続落。NY先物市場12月限は前営業日比9.4ドル安の2,626.0ドル。取引レンジは2,622.8ドル〜2,642.9ドル。9月のFOMC議事要旨の発表を前にドルが強含んだことで金は売り優勢となった。その後、11月会合にて利下げ幅が0.25%に縮小するとの見方が意識され下げ幅を拡大した。
9日のプラチナ相場は続落。NY先物市場1月限は前営業日比4.7ドル安の957.30ドルで取引を終了した。
9日の銀相場は反発。NY先物市場12月限は前営業日比0.07ドル高の30.67ドル。米大幅利下げ観測の後退を背景としたドル高や金の軟調に連れ安となったが、その後は買い戻されて下げ一服となった。
8日の金相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比30.6ドル安の2,635.4ドル。取引レンジは2,623.4ドル〜2,672.4ドル。前週末発表の9月の米雇用統計が市場予想を上回り、FRBによる大幅利下げ観測が後退している。米長期金利の高止まりを受けてドル高が進行し金は売りが優勢となった。
8日のプラチナ相場は大幅続落。NY先物市場1月限は前営業日比25.1ドル安の962.0ドルで取引を終了した。
8日の銀相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比1.404ドル安の30.6ドル。前週末発表の9月の米雇用統計が市場予想を上回り、FRBによる大幅利下げ観測の後退を背景にドル高が進行し、銀は売り優勢となった。
7日の金相場は続落。NY先物市場12月限は前営業日比1.8ドル安の2,666.0ドル。取引レンジは2,657.3ドル〜2,679.2ドル。前週の堅調な米雇用統計を受け、米FRBの大幅利下げ観測が後退し、金利のつかない資産である金は売り優勢となった。
7日のプラチナ相場は大幅続落。NY先物市場1月限は前営業日比14.6ドル安の987.10ドルで取引を終了した。
7日の銀相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比0.39ドル安の32.004ドル。前週の堅調な米雇用統計を受け、米FRBの大幅利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇。金同様に金利のつかない資産である銀は売り優勢となった。
4日の金相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比11.4ドル安の2,667.8ドル。取引レンジは2,651.6ドル〜2,690.6ドル。9月の米雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数は前月比+25万4000人増(市場予想:+14万人増)と予想以上の結果となった。その結果、米FRBによる利下げ見通しが後退し、ドル高、米金利高となり、ドル建てで取引され、金利のつかない金は売り優勢となった。
4日のプラチナ相場は続落。NY先物市場1月限は前営業日比3.9ドル安の1,001.70ドルで取引を終了した。
4日の銀相場は反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.07ドル安の32.394ドル。9月の米雇用統計が予想以上に米労働市場の堅調さを示す結果となり、米FRBによる大幅な利下げ見通しが後退した。その結果、金利がつかない銀は売り優勢となった。
3日の金相場は反発。NY先物市場12月限は前営業日比9.5ドル高の2,679.2ドル。取引レンジは2,657.8ドル〜2,683.4ドル。9月の米サービス業景況指数の上昇が金価格を圧迫したものの、米雇用統計の発表を前に持ち高調整の買いが入り値を上げた。
3日のプラチナ相場は大幅反落。NY先物市場1月限は前営業日比11.2ドル安の1,005.60ドルで取引を終了した。
3日の銀相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比0.544ドル高の32.464ドル。9月の米サービス業景況指数が米経済の堅調さを示したことで銀は買い優勢だった。米雇用統計の発表を前に持ち高調整の買いも入った。
2日の金相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比20.6ドル安の2,669.7ドル。取引レンジは2,662.1ドル〜2,684.8ドル。イスラエルがイランへの報復を示唆したことでリスク回避として買われたものの、その後は9月のADP全米雇用報告が堅調な雇用情勢を示す内容となり、対ユーロ等でドル高が進行。ドル建ての金は上値を抑えられた。
2日のプラチナ相場は大幅続伸。NY先物市場1月限は前営業日比15.8ドル高の1,016.80ドルで取引を終了した。
2日の銀相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比0.178ドル高の31.92ドル。イスラエルがイランへの報復を示唆したことでリスク回避として金が買われ銀価格も追随した。市場予想を上回る9月のADP全米雇用報告をうけて戻りを売られ上値は限定的だった。
1日の金相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比30.9ドル高の2,690.3ドル。取引レンジは2,653.8ドル〜2,694.7ドル。イスラエルがレバノンへの地上侵攻を開始したほか、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射するなど中東の緊迫度合いの高まりによりリスク回避として金は買われた。
1日のプラチナ相場は反発。NY先物市場1月限は前営業日比9.9ドル高の1,001.0ドルで取引を終了した。
1日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比0.284ドル高の31.742ドル。中東の緊迫度合いの高まりにより金が買われ銀も連れ高となった。8月の米雇用動態調査にて非農業部門の求人数が市場予想を上回ったことも銀価格を下支えした。
30日の金相場は続落。NY先物市場12月限は前営業日比8.7ドル安の2,659.4ドル。取引レンジは2,646.2ドル〜2,687.7ドル。米FRBのパウエル議長が利下げを急がない姿勢を示すと外国為替市場にてドル高に振れ、ドル建てで取引される金は割高感から売り優勢となった。
30日のプラチナ相場は大幅続落。NY先物市場1月限は前営業日比30.9ドル安の991.10ドルで取引を終了した。
30日の銀相場は大幅続落。NY先物市場12月限は前営業日比0.358ドル安の31.458ドル。相関性の高い金相場同様、米FRBパウエル議長が利下げは急がない姿勢を示したため、ドル高に振れ、ドル建てで取引される銀は売り優勢となった。
27日の金相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比26.8ドル安の2,668.1ドル。取引レンジは2,665.3ドル〜2,696.9ドル。米商務省が発表した米個人消費支出(PCE)物価指数はインフレの落ち着きを示す結果となり、一時金は買い優勢となるものの、前日まで6営業日連続で続伸していたことから利益確定売りの動きあり、値を下げた。
27日のプラチナ相場は小幅反落。NY先物市場1月限は前営業日比0.2ドル安の1,022ドルで取引を終了した。
27日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.525ドル安の31.816ドル。直近数日の価格急上昇に対する利益確定売りにより値を下げた。
26日の金相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比10.2ドル高の2,694.9ドル。取引レンジは2,677.5ドル〜2,708.7ドル。イスラエル外相が米国等の停戦要求を拒否したことで中東情勢が一層悪化することへの懸念より金は買われた。中国による景気刺激策への期待も引続き金価格のサポート要因となっている。
26日のプラチナ相場は大幅続伸。NY先物市場1月限は前営業日比20.9ドル高の1,022.20ドルで取引を終了した。
26日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比0.323ドル高の32.341ドル。米新規失業保険申請件数の改善や市場予想を上回る米GDP確報値をうけて買い優勢だった。
25日の金相場は続伸。NY先物市場12月限は前営業日比7.7ドル高の2,684.7ドル。取引レンジは2,673.4ドル〜2,694.9ドル。中国当局による景気刺激策に対する期待感より買われたが、市場予想を上回る米新築住宅販売件数の発表によりドル高が進行し上値を抑えられた。
25日のプラチナ相場は続伸。NY先物市場10月限は前営業日比4ドル高の991.70ドルで取引を終了した。
25日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.412ドル安の32.018ドル。予想以上の米新築住宅販売件数やドル高をうけて売り優勢となった。
24日の金相場は大幅続伸。NY先物市場12月限は前営業日比24.5ドル高の2,677.0ドル。取引レンジは2,647.1ドル〜2,689.4ドル。イスラエル軍によるレバノンへの連日の空爆実施をうけて中東情勢への悪化懸念より金は買われた。9月の米消費者信頼感指数の悪化を背景としたドル安もドル建て金の買いを促した。
24日のプラチナ相場は大幅反発。NY先物市場10月限は前営業日比25.9ドル高の987.70ドルで取引を終了した。
24日の銀相場は大幅反発。NY先物市場12月限は前営業日比1.345ドル高の32.43ドル。相関性の高い金相場が中東情勢の悪化を受けて買われ銀も連れ高となった。9月の米消費者信頼感指数の悪化を背景としたドル安もドル建て銀の買いを促した。
23日の金相場は続伸。NY先物市場12月限は前営業日比6.3ドル高の2,652.5ドル。取引レンジは2,638.6ドル〜2,659.8ドル。フランスのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が大幅に悪化したことに伴い外国為替市場にて対ユーロでドル高に振れドル建てで取引される金は割高感から一時売られた。その後、米総合購買担当者景気指数(PMI)が発表され、8月からほぼ横ばいの水準であったため、米長期金利は低下し、金利を生まない資産である金は買い優勢となった。
23日のプラチナ相場は大幅反落。NY先物市場10月限は前営業日比20.1ドル安の961.80ドルで取引を終了した。
23日の銀相場は大幅反落。NY先物市場12月限は前営業日比0.42ドル安の31.085ドル。金相場と同様、フランスのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が大幅に悪化したことに伴いドル高に振れ、ドル建てで取引される銀は割高感から値を下げた。その後、金高に追随し値を戻したものの、前日比ではマイナス圏となった。