もともと紙挟みとか、携帯用の書類入れ、あるいはカバンを意味する言葉。
それが転じて、現在では「保有する金融資産の集合または組み合わせ」のことを指して使われるようになりました。
金融資産にはさまざまな種類のものがありますが、銀行預金ですら安全とは言えなくなった昨今、100%安全で有利な資産はないと言って良いでしょう。
そこで注目されるようになったのがリスク分散でありポートフォリオ運用です。ちなみに効果的な分散方法は、「違う性格、違う値動きをする複数の金融商品に分けること」とされます。さらに「異なる国や地域に分けること」も大切とされます。
そういう観点から、多くの金融資産とは異なる値動きをする傾向を持つ金に注目が集まりやすくなっています。