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初心者の方が投資を始める前に知っておきたい株式投資の基礎知識。金投資との違いは?

2024年1月に新しいNISAの制度が始まった影響もあり、NISA口座の開設数が増えています。株式投資では株式の購入を通じて企業のオーナーとなり、企業が得た利益に応じて配当を得ることができ、株価が上昇したら株式を売却して利益を得ることも可能です。本記事では株式投資の基礎知識や金投資との違いなどを紹介します。ご自身に合った投資商品を探す際に役立つようにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

    この記事のポイント

  • 株式投資にはインカムゲインやキャピタルゲインを得られる魅力がある
  • 株式投資には価格変動リスクや流動性リスクなどがある
  • 分散投資の一環で金投資が有効な手段となる

株式投資とは何か

株式投資とは企業の株式を購入してその企業のオーナーとなることです。企業が得た利益は株主に還元され、配当や売却益という形で株主の利益につながります。

株式の基本概念

株式とは株式会社が発行する有価証券です。株式を取得すると株主となり、当該企業のオーナーとなります。株主は保有している株式数に応じて経営に参加でき、議決権を行使したり、配当を受け取ったりする権利を有します。

上場している企業の株式は証券取引所を通じて売買され、株価は企業の業績や将来性などによって影響されるのが特徴です。企業の業績が良くなりそうだと思われると株価は上昇し、悪くなりそうだと思われると株価が下降するため、株価は企業の業績見通しをもとに動くと言われています。

また、売り手と買い手の需給バランスも株価に影響を与えます。買い手(需要)が多ければ高くなり、売り手(供給)が多ければ安くなるため、需給バランスに影響を与えるさまざまな要因で株価は変動するという点を押さえておきましょう。

株式投資の魅力

株式投資では主に以下の方法で利益を得ることができます。

インカムゲイン 配当金のように株式を保有している期間中に受け取れる利益
キャピタルゲイン 購入した時よりも株価が上昇し、売却した時に得られる利益

長期投資をする方はインカムゲインとキャピタルゲインを、短期的に利益を目指す方はキャピタルゲインを狙うと良いでしょう。このようにさまざまな投資方法に対応できる点は株式投資の魅力です。

このほか自社製品や金券などを株主へ送る「株主優待制度」を設けている企業があります。生活必需品を受け取れる点に魅力を感じ、株主優待制度を設けている企業へ投資する「優待投資」も人気です。

株式投資のリスク

株式投資は投資である以上元本割れのリスクが伴います。実際に投資する際にどのようなリスクがあるのか具体的に理解しておくことが重要です。

価格変動リスク

価格変動リスクとは市場環境や企業収益の変化などにより株価が上下に動くリスクを指します。株価は企業収益だけでなく、景気や外国為替、国際情勢などさまざまな要因で変動するため、想定どおりに推移するとは限りません。

例えば、1株100円で購入した株式を1株80円になったタイミングで売却すると1株あたり20円の損失となります。将来の株価は誰にも予測できないので価格変動リスクに注意が必要です。

流動性リスク

流動性とは「買いやすさ・売りやすさ」を意味します。取引量が多いのは多くの投資家が「買いたい」、「売りたい」という注文を出している証拠です。取引量が多ければ「取引が成立しやすい=流動性が高い」と言えるでしょう。

一方で取引が活発でない株式は流動性が低く、取引が成立しない場合があります。流動性が低いと「希望の価格で売れない」という事態に陥り、売りたくても売れません。

特に市場が悪化するタイミングでは「買いたい人」よりも「売りたい人」が圧倒的に多くなり、流動性が悪化しやすいため注意が必要です。

信用リスク

信用リスクとは株式を発行している企業が倒産するリスクを指します。投資先の企業が破綻すると株主には1円も返ってこないということもあり得ます。

投資資金を失ってしまう可能性がある以上は財務状況や収益性・将来性などを必ず確認しておきましょう。企業の信用リスクを知るための目安として格付けをチェックする方法もあります。各企業のホームページや格付機関のホームページで公開されていることが多いので誰でも簡単に確認することができます。

株式投資のリスクを軽減するには

株式投資にはさまざまなリスクがありますが、リスクを軽減するために効果的なのが分散投資や長期投資です。

以下にそれぞれの重要性やメリットを解説します。

分散投資の重要性

分散投資とは購入する投資商品や投資先の国・地域などを分散することです。株式だけでなく債券や金・プラチナなどにも投資したり、国内株式だけでなく海外企業の株式にも投資したりすることが分散投資にあたります。

そのほかにも業界ごとに「景気に敏感か」、「景気に関係なく安定しているか」が異なるため対象業種を分散することも効果的です。例えば、総合商社や金融業の株式は一般的に景気に敏感と言われています。既にこれらの企業に投資をしているのであれば、あまり景気に左右されない企業への投資をあわせることで、セクターの分散を図れるでしょう。

長期投資の利点

長期投資を定義する明確な運用期間の定義はありませんが、10年以上の運用期間を確保するのが一般的です。長期投資のメリットには短期的な変動の影響を抑えてリターンが安定する点が挙げられます。

世界経済は長い目で見れば成長を続けていきますので「長期的に見れば成長するだろう」という前提で投資をすれば、短期的な値動きを気にする必要はありません。投資における精神的な安定が図れるためストレスを抱えるリスクが少なくなるメリットも期待できます。

株式投資と金投資の主な違い

株式投資は資産を積極的に増やす「攻め」に適していますが、金投資は資産を「守る」のに適しています。金は実物資産としての価値が認められているため、無価値にならない資産と言われています。

株式投資 金投資
リスク 大きい 小さい
無価値になる可能性 あり ほとんどなし
配当金 あり なし

これらの特性からどちらが投資商品として優れているかは一概に言えませんが、リスクのバランスを取るために株式投資だけでなく金投資もあわせて行い、長期的に資産運用を継続することを検討してみると良いでしょう。

分散投資の一環としての金投資

金投資は分散投資先のひとつとしておすすめです。以下で金投資の特徴やメリットを解説します。

金投資の特徴

金投資はインフレに強くインフレヘッジとしての役割を果たします。インフレが起こると貨幣価値は下がりますが、金は実物資産としての価値が維持されるため、貨幣のように価値を失うリスクはほとんどありません。

また、金は「有事の金」と言われており、経済状況や国際情勢が不安定になった時の資金の避難先として利用されることもあります。リーマンショックやコロナショックの時も金価格は安定しており、長期的に安心して保有できる点も大きなメリットです。

さらに、金と株式は異なる値動きをすることが多く、株式だけでなく金も保有していれば、ポートフォリオ全体のリスクを抑制する効果が期待できます。長期の資産防衛手段として金投資は有効な方法と言えるでしょう。

純金積立のメリット

少額から金投資を始める場合、純金積立が適切な方法のひとつとして挙げられます。月々数千円程度からスタートでき、一括購入に比べて初期投資額を抑えることができます。

また、定期的に購入することで購入単価を平準化し、価格変動リスクを抑えることができます。ドルコスト平均法により価格が高い時は少ない量を、価格が安い時は多くの量を購入することから、高値づかみを避ける効果を得られるでしょう。

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まとめ

株式投資はインカムゲインやキャピタルゲインを得られ、投資商品の中でも比較的高い収益性が期待できるメリットがあります。

しかし、価格変動リスクや流動性リスク、信用リスクなどさまざまなリスクがある点に注意が必要です。ご自身が許容できるリスクの範囲を超えて株式投資を行うと想定外の損失を被る事態になりかねません。

株式投資に加え、分散投資の一環としておすすめなのが金投資です。その中でも純金積立であれば少額から始められるため、まとまった初期費用も不要です。長期的な資産運用に適しており、初心者の方でも安心して始めることができるでしょう。

※本記事は投稿時の情報です