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投資にはどんな種類がある?始める前に把握しておこう

投資には株式投資や投資信託、金投資などさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴やリスクがあります。

そこで本記事では主な投資の種類や初心者の方におすすめの投資方法を解説します。今から投資を始めてみようと考えている方はぜひ参考にしてください。

    この記事のポイント

  • 投資には株式投資、投資信託、金投資などさまざまな種類がある
  • 投資を始める前にリスクとリターンの関係を理解しておく
  • 投資の目的と期間を明確にしておく

投資が大切だと言われる理由

近年、投資が大切だと言われる理由として、以下の点が挙げられます。

  • インフレ対策として資産の実質的な価値を維持するため
  • 将来の経済的自由や安定した老後のために資産を増やすため
  • 預金金利が低い中、より高いリターンを得る機会を得るため

現在の日本ではインフレによる物価上昇が顕著ですが、実は世界的にも毎年インフレが発生しており、主要先進国では毎年2%程度のインフレが中央銀行の政策目標となっています。インフレにより物の価値が上がると相対的にお金の価値が下がるため、資産の価値を維持するには「増やす」ことが重要です。

さらに、少子高齢化の進行により、将来受け取れる年金額が減少するのではないかという懸念も指摘されています。「人生100年時代」を安心して過ごすためには老後資金の確保も重要です。

加えて、2024年10月時点の預金金利は0.10%程度の水準で、長期的に預金していても資産の増加はあまり期待できません。このような低金利時代の背景から、政府も投資を通じて自分たちで資産を増やすことを推奨しています。

主な投資の種類

主な投資の種類には株式投資をはじめ、債券投資や投資信託、金投資などがあります。

株式投資

株式投資とは企業が発行する株式を売買し、その差額や配当金で利益を得る投資方法です。例えば、株価が100円の時に株式を購入し、120円になった時に売却すると20円の利益が出ます。

株式投資のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・企業の成長や業績向上に伴う株価上昇が期
 待できる
・定期的に配当金を受け取れる可能性がある
・株主優待を受けられる企業がある
・株価が大きく下がる可能性があり、大きな
 損失を被るリスクがある
・成長性のある株式投資の銘柄分析が難しい

株式投資は資産を大きく増やせるチャンスがある一方、リスクも高いため注意が必要です。

債券投資

債券投資は「債券」と呼ばれる証書を購入することで政府や企業にお金を貸し、利息で資産を増やしていく投資方法です。債券には国が発行する「国債」や企業が発行する「社債」などさまざまな種類があります。

債券投資のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・定期的な利子収入が得られる
・株式と比べてリスクが低い
・満期時には元本の返還と利子が保証される
・途中で売却する場合、債券の価値が下がる
 可能性がある
・大きな利益は期待しづらい
・外国債券では為替による損失のリスクがある

債券投資は大きなリターンは見込みづらいものの、原則として満期日を迎えると元本や利子が受け取れます。よって安全性の高い投資とされています。

投資信託

投資信託とは複数の金融資産を組み合わせた商品を指し、専門の会社が管理・運用を行います。投資家は商品を購入後、専門家に運用を任せることで資産の増加を目指します。

投資信託のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・少額から投資できる
・株式や債券など手軽に複数の資産に分散投
 資できる
・専門家に運用を任せられる
・定期的に積立投資できる
・購入時、保有中※、売却時などそれぞれの
 タイミングで手数料がかかる
※保有コスト(証券会社に支払う信託報酬費)
 は所有財産額にかかる(所有財産額×●%
 /年)ので所有財産額の増加に準じてコス
 トが増加してゆく
・商品が多く、自分に合う商品選びが難しい

投資信託は一般的に複数の資産に分散投資することでリスクを軽減しながら運用することを目指す商品です。分散先や運用方針などによりさまざまな商品があり、自分の運用方針に合った商品を選ぶことが必要です。

金投資

金投資とは貴金属の「金」に投資する方法です。毎月一定額を定額購入する純金積立、金地金や金貨の現物購入、金を対象とする投資信託など複数の投資手段があります。

金投資のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・世界共通で価値が認められている
・インフレによる資産の目減りを防ぐ
・実物資産のため安全性が高い
・足元の価格パフォーマンスに優れる(2024
 年1月10,575円/g→2024年10月14,285円/g:
 いずれも当社月間平均小売価格)

・個人取引で税務上の控除あり
・利息や配当がない
・税務上の手続きが複雑になる場合がある
・金そのもの(現物)を管理している場合
 は紛失や盗難のリスクがある
・売却の際、購入時の価格を下回っている
 場合もある

金投資はその価値が安定している点が大きな特徴です。金そのものの価値が失われる可能性は非常に低いため、少額から始められる純金積立も将来へ向けての資産形成として有効です。

なお、三菱マテリアルの純金積立マイ・ゴールドパートナーでは金だけでなく、プラチナや銀も月々3,000円から積立購入できます。スポット購入にも対応しているため、自分に合った方法で購入していくことが可能です。

不動産投資

不動産投資とは土地や建物を購入し、その価値の上昇や賃貸収入を目的として利益を得る投資方法です。

例えば、都市の再開発エリアにある物件を購入し、地域の発展に伴って価値が上がった際に売却して利益を得たり、アパートを購入して賃貸経営によって毎月安定した家賃収入を得たりすることが不動産投資の一例です。

不動産投資のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・賃貸収入による安定的なキャッシュフロー
 が期待できる
・物件の価値上昇による利益を得られる可能
 性がある
・インフレ対策になる
・初期投資が大きい
・物件管理に手間がかかる
・売却に時間がかかる場合がある

通常、物価が上昇すると現金の価値は相対的に下がりますが、不動産の場合は物価上昇に合わせて物件の価値も上がることが一般的です。そのため不動産はインフレ対策としても活用されることがあります。

投資を始める前に知っておくべきこと

基本的に投資には元本保証がないことからリスクが伴います。だからこそ投資を始める前に以下のポイントを知り、より安全性の高い投資方法を検討しましょう。

リスクとリターンの関係を理解する

全ての投資には「リスク」と「リターン」が存在します。リスクとは投資によって得られるリターン(損益)の振れ幅を指し、リターンとは実際に投資で得た収益のことです。

例えば、100円〜150円で変動する商品Aと、50円〜200円で変動する商品Bを比較すると、後者の方がリスクの高い商品と言えます。

一般的にリスクとリターンの関係は「大きなリターンを求めるほどリスクも大きくなる」、「リスクが小さいものほどリターンも小さくなる」という比例関係があります。投資を始める際はその投資方法のリスクとリターンのバランスを理解し、どの程度のリスクを許容できるかを慎重に見極めることが重要です。

投資の目的と投資期間を明確にする

投資を始める際は「なぜ投資をしたいのか」、「いつまでにどのくらい資産を増やしたいか」という目的と投資期間を明確にしましょう。これにより自分の投資目的に合った方法を選び、無理のない運用を行うための基準ができるからです。

例えば、老後資金の準備や将来に向けた資産形成を目指す場合はリスクを抑えて長期的な投資を行うスタイルが適しています。一方、短期間で資金を増やしたい場合は多少のリスクを負う必要があるかもしれません。まずは投資の目的を整理し、目的に合う投資方法を選んでみましょう。

分散投資の重要性を認識する

分散投資とは資産をひとつの商品や市場に集中させず、複数の商品や市場に分散して投資する方法です。この方法では特定の投資で損失が発生しても他の投資でその損失を補うことが期待でき、全体のリスクを軽減する効果があります。

例えば、全ての資金をひとつの株式に集中して投資していると、その企業の業績が悪化した際に資産が大きく減ってしまう可能性があります。一方で株式や債券、不動産など複数の商品に分散して投資していれば、一部で損失が発生しても他の投資がその損失をカバーできる可能性があります。リスクを極力抑えて投資したい方は分散投資をうまく活用するとよいでしょう。

初心者向きと言われる投資方法

投資初心者にはリスクを抑えながら安定した運用を目指せる投資方法がおすすめです。その前提で一般的に初心者向けと言われる投資方法を4つ紹介します。

純金積立

純金積立は初心者の方に非常におすすめできる投資方法です。金はそのもの自体に価値があり、インフレ局面にも強いため、通貨の価値が下がった場合でも、金の価値が保たれることが多く、資産を守る手段として利用されています。

純金積立の魅力は毎月一定額を定額購入することで、価格変動を気にせず資産形成ができる点です。ドルコスト平均法によって価格が高い時には少なく、低い時には多く購入できるため、最終的に購入単価が平準化され、リスクを抑えながら長期的に運用できます。

相場のタイミングを見極めるのは専門家でも難しいため、値動きをあまり気にせずに少額から取り組める純金積立は気軽に始めやすい投資方法です。

投資信託

投資信託は複数の投資家から集めた資金を元に、専門家が株式や債券などに分散投資して運用するため、初心者の方でも始めやすい投資方法です。

特に「インデックスファンド」と呼ばれる投資信託は日経平均株価やS&P500など特定の市場指数(インデックス)に連動した運用を目指します。手軽に多数の銘柄に分散投資することができるため、初心者の方にも適した商品と言えるでしょう。

ミニ株(株式ミニ投資)・単元未満株

初心者の方が株式投資に挑戦する場合はミニ株(株式ミニ投資)や単元未満株がおすすめです。株式投資は通常100株単位での購入が必要ですが、ミニ株や単元未満株であれば少数の株式を購入して運用することができます。この仕組みを活用して少額でも株式を買えば、株式投資に慣れるための一歩につながるでしょう。ただし個別の銘柄を選ぶという作業は通常の株式投資と変わらないため、投資金額が少額であったとしてもきちんと投資先を見極めることが重要です。

ETF(上場投資信託)

ETF(上場投資信託)は株式市場に上場している投資信託であり、通常の投資信託と異なり株式と同様にリアルタイムで取引できる点が特徴です。

ETFは多くの商品に分散投資しているものが多くリスク分散が期待できます。中でもインデックス型のETFは投資信託のインデックスファンドと同じように特定の指数に連動した運用を目指すため、初心者の方にも取り組みやすい投資方法とされています。

なお、ETFには金の取引価格に連動する「金ETF」もあります。比較的少額から投資でき、株式と同様にリアルタイムで取引可能な点が魅力です。

純金積立なら三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナー

三菱の積立金投資 - マイ・ゴールドパートナー

これから純金積立を始めようと考えている方は、大切な資産を安心して預けるためにも信頼できる運営会社を選ぶことが大切です。

しかし「どこの運営会社を選べば良いのか分からない」、「さまざまな候補がありすぎて選ぶことができない」とお悩みの方には、三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナーをおすすめします。

三菱マテリアルは明治29年(1896年)から100年以上にわたって金の製錬に取り組んできた歴史があり、国際基準の高い品質を保証しています。

マイ・ゴールドパートナーでは金だけではなくプラチナや銀の積立もでき、月々3,000円から無理のない範囲で積立購入ができるほか、年2回まで任意の月を指定して、月額積立購入金額に加算できるボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入にも対応しているため、ご予算に応じて無理なく購入できます。

年会費は800円、積立購入手数料は1,000円につき26円(消費税込)または31円(消費税込)、ボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入の場合には手数料がかかりません。

保管料は消費寄託預かりでは無料、混蔵寄託預かりでは有料です。口座管理料はかかりません。

積み立てた金は金地金で現物を受け取ったり、金貨で返還を受けたり、市場売却受託サービスを利用して金銭で返還を受けることができます。

現物引出手数料は金地金1本あたり4,000円~7,500円(サイズによって異なります。500g以上の金地金は無料)。配送手数料は1,500円(保険料込)です。

オンライントレード(インターネット取引サービス)を利用すればお手軽に取引ができるため、買い時や売り時を逃すことも少ないでしょう。当社店頭価格より優遇※されたWeb価格が適用されます。

※Web価格は当社店頭価格に比べ、金・プラチナで10円/g、銀で0.15円/gの優遇となっております。適用対象はオンライントレード取引での当日スポット購入、等価メタル変更サービス、市場売却受託サービスです。

詳細比較は以下ホームページ「マーケット情報・最新の価格」をご覧ください。

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また「会員継続ボーナス」というユニークな特典があり、会員が会員契約期間開始日から会員契約期間満了日までマイ・ゴールドパートナーを継続してご利用いただいたことに対する特典として、会員契約期間満了日にお客様の消費寄託残高に加算します。

なお、金・プラチナ・銀の消費寄託、混蔵寄託の購入取引が対象です(混蔵寄託は金のみの取扱いとなります)。詳細は以下ホームページをご参照ください。

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まとめ

投資にはさまざまな種類があり、それぞれリスクやリターン、運用スタイルが異なります。各投資の特徴をしっかり理解した上で、なぜ投資をしたいのか、いつまでにどれくらいの資産を増やしたいのか、そしてどの程度のリスクを許容できるのかを明確にすることが重要です。これらを踏まえて、自分に合った投資方法を選ぶことで、より効果的な資産運用が可能になります。

※本記事は投稿時の情報です