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「老後に向けた資産運用の始め方|失敗しない分散投資と安全資産の選び方」

人生100年時代と言われている現在、老後の資産運用は多くの方が関心を寄せるテーマです。とは言え「取り組み方がよく分からない」、「損失を負うのが怖い」と感じられる方もいらっしゃることでしょう。

ここでは「なぜ資産運用に取り組む必要があるのか」を踏まえた上で、老後に向けた資産運用に取り組むメリットや基本ポイントについて解説します。

    この記事のポイント

  • 老後資金の資産運用は分散投資を徹底しよう
  • インフレに強い安全資産として金投資を取り入れることも有効
  • まずは少額から始められる純金積立をスタートしてみよう

インフレ時代により深刻化する老後資金問題

これからの人生設計を考える場合「お金」の話は避けて通ることができません。特に平均寿命が延びている現在「どれくらいの老後資金が必要なのだろうか」という不安を多くの方が抱えています。

最近では「老後に向けて資産運用を始めた」という声も耳にするようになりましたが、そもそもなぜ老後資金の準備に資産運用が必要なのでしょうか。

その大きな理由のひとつとして、物価の上昇が挙げられます。総務省が発表している「2020年基準 消費者物価指数」によると、2020年の総合指数を100とした場合、2025年8月時点の総合指数は112.1となっており、基準値として定められている2020年からほぼ右肩上がりで物価が上昇している状況です。

実際にスーパーやコンビニで買い物をする際、物価の値上がりを実感する機会が増えたのではないでしょうか。物価が上がると、お金の価値は実質目減りしてしまいます。例えば、物価が5%上がると100円で売っていたモノが105円になります。これは同じモノを買うのにもより多くのお金が必要になることを指します。

今後も物価上昇が続くと、老後生活に必要な費用が増えることも考えられます。このリスクに備えるためにも、資産運用によってお金を働かせて物価上昇率を上回るリターンを確保し、物価上昇のリスクにも対応した老後資金を準備することが重要です。

老後資金の準備は「分散投資」が大原則

「資産運用」といってもさまざまな取り組みがあります。なるべくリスクを抑えながら資産運用を行うためには「分散投資」を徹底することが大切です。

そもそも分散投資って?

分散投資とは、ひとつの投資先に絞って投資するのではなく、複数の資産や地域、時間などに分けて投資することです。

資産運用には株式や債券、金など、さまざまな運用先があります。例えば、ひとつの運用先に集中投資していると、その資産が大きく値下がりした時に自分の資産が大きく減少するおそれがあります。

一方で、値動きの異なる複数の資産に分散投資することで、ひとつの資産が値下がりしていても、他の資産でその値下がりした分を補える場合があります。

また、時間を分散させることも分散投資のひとつです。時間の分散とは、まとめて1回で投資するのではなく、複数回に分けて資産に投資することを指します。

これにより、価格が高いところで買ってしまうという、いわゆる「高値づかみ」を避ける効果が期待できます。

私たちの公的年金も分散投資されている

私たちの公的年金は、その一部が積立金としてGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)という機関により管理されていますが、GPIFではこの積立金を分散投資で運用しています。

以下はGPIFが定めている基本ポートフォリオです。

資産 資産構成割合
国内債券 25%
外国債券 25%
国内株式 25%
外国株式 25%

GPIFではこの方針に沿って分散投資で運用し、2001年度以降、平均+4.33%(年率)の利回りを得ています。このことからも分散投資はリスクを抑えながら長期的な運用に取り組む方法として有効であることが分かるでしょう。

インフレ時代に強い安全資産とは?

なるべく低リスクで運用をしたい方は、値動きの小さい安全資産の保有割合を増やすことがおすすめです。

しかし、安全資産として知られる預貯金や国債は、インフレによるリスクに備えづらい側面があります。マイナス金利が解除され、預貯金や国債の金利も緩やかに上昇しているものの、物価上昇を補うほどの利回りを期待するのは難しいでしょう。

インフレリスクに備えながら安全資産に投資するためには、物価上昇に強い資産を選ぶことが大切です。

例えば、金はインフレリスクに強いことで知られています。金は実物資産であることから、モノの値段が上がるインフレ下において金価格も連動しやすい傾向があります。

また、「有事の金」と言われるように安全資産として知られる側面もあり「リスクを抑えて運用しながら物価上昇に備える」という目的に対応できる資産と言えるでしょう。

老後資金の準備に純金積立を取り入れるメリット

金投資には毎月一定の金額で金を購入していく「純金積立」があります。老後資金の準備に純金積立を取り入れるメリットとして、主に次が挙げられます。

  • 分散投資の効果を得やすい
  • ドルコスト平均法で価格変動リスクを抑えやすい
  • 少額から始められる

それぞれ詳しく解説していきましょう。

分散投資の効果を得やすい

金価格は一般的に株式との相関性が低いことで知られています。異なる値動きをする傾向があるため、株式など他の資産への投資と組み合わせることで分散投資の効果を得やすい特長があります。

ただし、最近では「株式と金価格が同時に上昇する」という動きも見られることがありますが、歴史的に見ると「経済ショックなどで株式が下落した時に金価格が上がる」という傾向があるため、金は資産全体のリスクを軽減するのに有効な投資先と言えるでしょう。

ドルコスト平均法で価格変動リスクを抑えやすい

純金積立は一定金額を定期的に積立購入する投資方法です。これにより、価格が高い時は少ない量を、価格が安い時は多い量を購入することになります。この手法を「ドルコスト平均法」と呼び、購入金額を平準化し、高値づかみを避ける効果的な投資方法として知られています。

また、自分で金の買い時を決める必要がないため「いつが買い時なのか分からない」という投資初心者の方にも取り組みやすい方法です。

少額から始められる

純金積立は少額から始められることも特長のひとつです。最低積立金額は運営会社によって異なりますが、一般的に月々数千円程度から始められます。

「一度にまとまった金額を投資するのは不安」、「無理のない範囲の金額から始めたい」という方は少額投資から始めてみると良いかもしれません。積立金額は後からいつでも変更できるため、投資に慣れたり家計に余裕ができたりしたタイミングで、積立金額を増やすことも可能です。

また、純金積立は最初に設定を行えば、あとは自動で買い付けが行われます。手間をかけずに資産運用に取り組めるため、仕事や家庭で忙しい方でも手軽に始めることができるでしょう。

純金積立なら三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナー

三菱の積立金投資 - マイ・ゴールドパートナー

これから純金積立を始めようと考えている方は、大切な資産を安心して預けるためにも信頼できる運営会社を選ぶことが大切です。

しかし「どこの運営会社を選べば良いのか分からない」、「さまざまな候補がありすぎて選ぶことができない」とお悩みの方には、三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナーをおすすめします。

三菱マテリアルは明治29年(1896年)から100年以上にわたって金の製錬に取り組んできた歴史があり、国際基準の高い品質を保証しています。

マイ・ゴールドパートナーでは金だけではなくプラチナや銀の積立もでき、月々3,000円から無理のない範囲で積立購入ができるほか、年2回まで任意の月を指定して、月額積立購入金額に加算できるボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入にも対応しているため、ご予算に応じて無理なく購入できます。

年会費は800円、積立購入手数料は1,000円につき26円(消費税込)または31円(消費税込)、ボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入の場合には手数料がかかりません。

保管料は消費寄託預かりでは無料、混蔵寄託預かりでは有料です。口座管理料はかかりません。

積み立てた金は金地金で現物を受け取ったり、金貨で返還を受けたり、市場売却受託サービスを利用して金銭で返還を受けることができます。

現物引出手数料は金地金1本あたり4,000円~7,500円(サイズによって異なります。500g以上の金地金は無料)。配送手数料は2,000円(保険料込)です。

オンライントレード(インターネット取引サービス)を利用すればお手軽に取引ができるため、買い時や売り時を逃すことも少ないでしょう。当社店頭価格より優遇※されたWeb価格が適用されます。

※Web価格は当社店頭価格に比べ、金・プラチナで10円/g、銀で0.15円/gの優遇となっております。適用対象はオンライントレード取引での当日スポット購入、等価メタル変更サービス、市場売却受託サービスです。

詳細比較は以下ホームページ「マーケット情報・最新の価格」をご覧ください。

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また「会員継続ボーナス」というユニークな特典があり、会員が会員契約期間開始日から会員契約期間満了日までマイ・ゴールドパートナーを継続してご利用いただいたことに対する特典として、会員契約期間満了日にお客様の消費寄託残高に加算します。

なお、金・プラチナ・銀の消費寄託、混蔵寄託の購入取引が対象です(混蔵寄託は金のみの取扱いとなります)。詳細は以下ホームページをご参照ください。

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まとめ

老後資金の準備には、資産運用を取り入れることが必要不可欠です。特にインフレによるリスクに備えるためには、金のように物価上昇に連動しやすいような資産を選ぶことも検討してみましょう。

純金積立は少額から始められることに加えて、時間の分散によってリスクを軽減できる特長があります。資産運用の第一歩として、ぜひ純金積立を始めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は投稿時の情報です