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投資を始める前に分散投資について把握しておこう

投資をする際にリスクヘッジの観点から重要とされるのが「分散投資」です。投資商品や購入するタイミングを分散することでリスクを軽減することができます。ただし計画なく分散させることはおすすめできません。保有資産とのバランスを考慮し、必要な分散投資をすることが重要です。この記事では分散投資の方法やその重要性をご紹介します。

    この記事のポイント

  • 分散投資をすると資産の減少リスクを回避しやすくなる
  • 分散投資をする際は分散先を多くせず、投資配分比率を見直すことが重要
  • リスクを抑える上で純金積立は効果的

分散投資とは

分散投資とは特定の資産に集中して投資するのではなく、幅広い資産に投資し、リスクを分散させる方法を指します。

分散投資の基本的な考え方

分散投資とは複数の異なる資産に投資する方法です。例えば株式や債券など、さまざまな投資商品にバランスよく投資することを指します。
また、投資商品だけでなく、投資タイミングを分散させるのも分散投資のひとつです。特定の投資タイミングを狙うのではなく、週ごとや月ごとといった決まったタイミングで定額購入することで高値づかみを避け、リスクの軽減が期待できます。

分散投資が重要視される理由

ひとつの資産に集中して投資すると、その資産が値上がりすれば資産全体が大きく増加します。逆にその資産が値下がりすると、資産全体が大きく減少する可能性があり、リスクが高いと言えるでしょう。

一方で分散投資を行えば、資産を大きく減らすリスクを軽減することができます。例えば10種類の資産に分散投資し、そのうちひとつの資産が30%値下がったとしても、資産全体で見れば3%の下落にとどまります。投資の格言のひとつに「卵をひとつのカゴに盛るな」という言葉があるように、資産を守るためには分散投資を行うことが重要です。

分散投資の4つの方法

一口に「分散投資」と言ってもさまざまな方法があります。以下で解説する分散投資を意識し、効果的にリスク軽減しましょう。なお、ここで使われる「資産クラス」という用語は「アセットクラス」とも呼ばれ、投資対象となる資産の種類や分類を指す言葉です。

銘柄の分散

銘柄の分散とは同じ資産クラス内でも値動きの異なる銘柄に投資することです。銘柄を分散することでリスクを軽減する効果が期待できます。例えば株式を購入する場合、景気に敏感な株式と景気に関係なく安定している株式を組み合わせて購入すれば分散効果を得られるでしょう。

資産の分散

資産の分散とは異なる資産クラスを購入することです。株式、債券、実物資産(金や銀など)など、特性の異なる複数の資産を組み合わせてリスクを軽減します。

一般的に株式と債券は異なる値動きをすると言われています。また、不動産や実物資産もそれぞれ異なる値動きの特徴があるため、投資商品を組み合わせることでリスク分散の効果が得られるでしょう。資産を分散させれば特定の資産が値下がりしても、他の資産でその損失をカバーする効果を期待できます。

地域の分散

地域の分散とは複数の国や地域に投資することです。保有する通貨を分散させることも地域の分散にあたります。投資対象の地域を分散させれば、各国の経済成長の恩恵を受けることが可能です。また、日本円だけでなく米ドルをはじめとした外貨を保有することで、為替変動の影響を抑える効果が期待できます。

時間の分散

時間の分散とは投資タイミングを分けることです。一定金額を定期的に積立購入する投資方法を「ドルコスト平均法」と呼び、ドルコスト平均法を実践すれば購入単価を平準化することができます。

一度に大きな金額を投資して、結果的に高値づかみとなった場合、資産が増えるまでに時間がかかる可能性があります。一方、定期的に積立購入するドルコスト平均法を活用すれば、価格変動リスクを軽減できるため安定的に資産運用できるでしょう。

当社の純金積立「マイ・ゴールドパートナー」もドルコスト平均法にて毎営業日、金の買付けを行っています。

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分散投資では長期投資を心がけることが大切

堅実に資産を増やす手法として長期投資があります。長期投資の運用年数に明確な決まりはありませんが、一般的に15年〜20年以上の運用期間を確保できれば、長期投資と言えるでしょう。

長期投資であれば短期的な市場変動の影響を受けにくくなります。短期的な価格変動があっても「回復するまで待てば良い」といった心理的余裕を持てれば、精神的な負担も軽減されるでしょう。一般的に運用期間が長くなるほど期待リターンが平準化し、安定したリターンを得られる可能性が高まります。

短期的に資産を増やそうとすると大きなリスクになることがありますが、長期投資であれば時間をかけて着実に資産を成長させることが可能になります。

例えば純金積立では、給与所得者等が純金積立で金銭の返還により利益が出た場合には「譲渡所得」となり、他の所得と合算して総合課税の対象となります(取引の状況によっては「雑所得」もしくは「事業所得」として扱われる場合もあります)。
保有期間が5年を超えている場合には「長期譲渡」となり、課税対象となる譲渡所得の金額が半分(1/2)になるなど税金面での優遇があります。

分散投資における注意点

分散投資にはさまざまなメリットがある一方でいくつか注意点もあります。

過度な分散に注意

過度な分散は資産の管理が煩雑になります。保有している資産の内訳が複雑になり、投資家自身が管理しきれなくなる恐れがあります。また、過度に分散すると得られるリターンが小さくなってしまう恐れがあります。例えば預金や債券などの安全資産を組み入れ過ぎると資産を効果的に増やせない可能性があります。

定期的なリバランスを心がける

分散投資をしたあとは定期的なリバランスをしましょう。リバランスとは相場の変動により保有している資産のバランスが変化した際に投資配分比率を見直すことです。

例えば、当初は「株式は30%まで」と決めていたとしても株式相場が順調に推移すると、株式の保有比率が30%を超える可能性があります。この場合に株式を売却し、債券や実物資産などの他の投資商品を買い増すことで、資産全体のバランスを調整することを「リバランス」と呼びます。リスク許容度に合った投資を続けるためにも定期的なリバランスが欠かせません。

コストを意識する

投資をする際にはさまざまなコストが発生します。購入手数料や信託報酬など、保有している資産によって発生するコストは異なるため、事前にどのようなコストがかかるのか確認しましょう。

投資家にとってコストはマイナスリターンですので無視はできません。リターンを得てもコスト分だけリターンが削られてしまうため、特に分散投資に伴う取引コストも考えておきましょう。

分散投資では「金」が有効

分散投資において金は重要な役割を果たしています。ここでは金が持つ特徴を見ていきましょう。

金の分散投資における役割

金は株式や債券などの資産とは異なる値動きをすると言われています。投資対象のひとつとして取り入れれば分散効果を高めることが可能です。

また、金は「有事の金」と呼ばれることもある安全資産です。株式市場が下落している時や情勢が不安定な時でも、安定した価値を維持しやすい特徴があります。保有資産の中で金を保有する適切な割合は一概には言えませんが、保有資産の10~15%程度を目安にするのが一般的です。

金投資の特徴とメリット

金投資にはインフレヘッジや有事の際の資産保全効果が期待できます。これは金の埋蔵量が限りあるものであり、世界中で共通の価値を持っているためです。

また、金はインフレに強い資産と言われており、通貨価値が下落する局面においても比較的価値が安定しています。円安が進んだ場合、円だけ保有している方は資産価値の減少に直面する可能性がありますが、金を保有していれば資産の減少を軽減できるでしょう。

純金積立の活用

分散投資の一環として金を購入する際におすすめなのが純金積立です。純金積立とは少額から定期的に金を購入する方法であり、大きな資金がなくても始められます。

純金積立は定期的に金を買い付けるためドルコスト平均法の恩恵を受けられます。購入単価を平準化し、長期間にわたって少しずつ積み立てていくため、着実に資産運用することが可能です。

積み立てた金は金地金や金貨と交換することも可能で、実物資産として金を保有することができます。

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これから純金積立を始めようと考えている方は、大切な資産を安心して預けるためにも信頼できる運営会社を選ぶことが大切です。

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年会費は800円、積立購入手数料は1,000円につき26円(消費税込)または31円(消費税込)、ボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入の場合には手数料がかかりません。

保管料は消費寄託預かりでは無料、混蔵寄託預かりでは有料です。口座管理料はかかりません。

積み立てた金は金地金で現物を受け取ったり、金貨で返還を受けたり、市場売却受託サービスを利用して金銭で返還を受けることができます。

現物引出手数料は金地金1本あたり4,000円~7,500円(サイズによって異なります。500g以上の金地金は無料)。配送手数料は2,000円(保険料込)です。

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※Web価格は当社店頭価格に比べ、金・プラチナで10円/g、銀で0.15円/gの優遇となっております。適用対象はオンライントレード取引での当日スポット購入、等価メタル変更サービス、市場売却受託サービスです。

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まとめ

投資において安定したリターンが期待できる分散投資は広く用いられています。さまざまな資産を購入し、さらに買い付けるタイミングを分散すればリスクを軽減できるでしょう。分散投資のひとつとしておすすめなのが金投資です。金は世界的に共通の価値を持ち、インフレや経済状況が不安定な局面で高い価値を維持します。

分散投資の一環として純金積立を利用すれば、少額から積立購入できます。この機会にぜひ純金積立をご検討ください。

※本記事は更新時の情報です