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純金積立で失敗しないためのガイド|失敗談から学んで賢く資産形成

金は価格変動のリスクが少ない安全資産であり、長期的に無理のない範囲で投資を継続していくためには純金積立がおすすめです。

しかし、純金積立について調べてみると「投資に失敗した」、「後悔した」という声も少なくありません。

これから純金積立を検討している方に向けて、失敗談を教訓に投資を成功させるためのポイントを解説します。

純金積立で失敗するのはなぜ?

純金積立は比較的安定的な資産運用ができると言われていますが、インターネットなどで調べてみると「純金積立で失敗した」、「やめておいたほうが良い」といったネガティブな口コミも少なくありません。

こういった口コミの中には、純金積立によって損失が生じたケースもあれば、思うようなリターンが得られず期待外れに終わってしまったなど、さまざまなケースがあります。

資産運用には純金積立以外にもさまざまな方法がありますが、いずれも100%安全なものはなく、リスクを理解した上で運用しなければなりません。

そのため、純金積立の特性や他の資産運用との違いを知らないまま手を出してしまうと損失が生じたり、あるいは失敗したと感じたりすることもあるのです。

純金積立で失敗するケースとは?

純金積立で失敗するケースとして、どういったパターンが考えられるのでしょうか。

途中で積立購入を中止した

そもそも純金積立はあらかじめ一定金額分を指定して、その金額分の金を積み立てていく方法です。

よって金価格が安い時には多くの金を購入できるため、途中で積立購入を中止してしまうと、そのメリットを享受できないことになります。

さらに、ある程度の金量が貯まってくると売却する方も少なくありません。

そのため、10年、20年後に金の相場が上がった場合に、「あの時積み立てを継続しておけばよかった」、「売却しないまま保有しておけばよかった」と後悔することもあるのです。

ハイリターンを目的に投資した

金は株式や投資信託などに比べて相場の変動が穏やかなため、投資の経験がない初心者におすすめの資産運用と言われています。

資産運用を始める方が少しでもお金を増やしたいと考えるのは当然のことです。

しかし、金は相場の変動が穏やかで、暴落するリスクが限定的であるといったメリットがある一方、価格が急上昇するケースは限られており、配当や利子などもつかないため短期的に大きなリターンを見込むのは難しいものです。

このような特性を十分理解しないまま純金積立を始めてしまうと「このまま持っていても仕方ない」、「もっと大きなリターンが見込める資産運用に切り替えよう」と考え、金をすぐに手放してしまうことになります。

純金積立のメリットとは

純金積立は他の資産運用に比べてどのようなメリット、強みがあるのでしょうか。

金は価値がなくならない

株式などペーパーマネーは企業の業績や景気の動向に左右されやすく、発行体の信用にて価値が決まります。このため、例えば株式の場合、会社が倒産すると価値がなくなります。

これに対し金はそのものに価値がある実物資産で価値がなくなることはありません。また、日本だけでなく世界各国で取引でき、通貨の価値が下落した際にも資産を守ることができます。

スポット購入が可能

積み立てと聞くと毎回一定金額しか購入できず、相場が下がった時に買い時を逃すのではないかと不安を抱く方も多いでしょう。

しかし、定額での積立購入とは別に、価格が大きく下がった時に購入する当日スポット購入や価格変動リスクの軽減を目的とした月間スポット積立購入が利用できる運営会社もあります。

金の現物を管理する必要がない

金の購入と聞くと、盗難や紛失によって資産を失ってしまうのではないかという懸念もあります。

しかし、純金積立では積立購入した金をそのまま運営会社で厳重に保管・管理しているため、盗難のリスクもなく、銀行の貸金庫に保管するなどの必要もありません。

金地金や金貨での受け取りもできる

純金積立では積立購入した金を受け取る時にさまざまな方法が選択できます。金地金で現物を受け取ることはもちろんのこと、金貨や金銭で返還を受けることも可能です。

純金積立はこんな方におすすめ

資産運用を行う際には、自分にとって最適な方法を慎重に見極めることが大切です。

先程紹介した失敗例とメリットを踏まえた上で、純金積立はどのような人に向いているのかを解説しましょう。

安定した資産を形成したい

金は世界共通の価値をもつ資産であり、埋蔵量も限られているため価値が安定しています。

また、戦争や恐慌、大規模災害などの有事があった際には価値が上がる傾向があります。

短期的なリターンは得られなくても、暴落のリスクが少ない安定的な資産運用を第一に考えたいという方に有効な投資対象と言えるでしょう。

リスク回避として分散投資したい

全ての資産を一点に集中して投資することは大変危険です。複数の投資対象に分散投資することが推奨されています。

すでに株式や投資信託などの資産を保有している方でも、新たに純金積立を始めることによってリスクを分散させて、投資の安全性を高めることができます。

預貯金感覚で毎月無理なく着実に買いたい

純金積立は毎月一定の金額を決めた上で、預貯金感覚で着実に購入でき「ドルコスト平均法」によって購入価格が平準化され価格変動リスクも軽減できます。

預貯金と同じ感覚で、毎月数千円から無理のない範囲で購入できるほか、長期的に見ると購入価格が平準化され高値づかみのリスクも軽減できます。

投資初心者で低リスクなものから始めたい

投資経験のない初心者にとって最も大きな懸念は、自分の大切な資産が失われたり、大きく目減りしたりすることではないでしょうか。

金は価格変動の幅が小さく価値が安定しているほか、純金積立は少額からでも始められるため、投資経験のない初心者には有効な資産運用と言えます。

純金積立は20年後どうなっている?

純金積立を始めるにあたって、将来どの程度相場が上がっていくのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

これまでの歴史を振り返ると、1990年代前半から2000年代前半頃までは金1gあたりの価格は1,000円台を行き来し、2,000円台には届かない状況が続きました。

しかし、2005年には2,000円台を突破し、2008年には3,500円台、2019年には5,000円台、2024年現在では1gあたり10,000円を突破しています。

言い換えれば5年足らずで2倍、2000年の10倍の国内価格となっていると言えば分かり易いでしょうか。

(ご参考:2000年1月国内小売価格平均:1,013円/g、2019年1月平均:4,933円/g、2024年1月平均:10,575円/g)

金価格チャート(長期 1978年~現在)

出典:https://gold.mmc.co.jp/market/gold-price/#gold_longspan

一方、大前提として、20年先の未来は誰にも分からず、これまでと同じペースで金の相場が上昇していくとは限りません。

しかし、金はインフレが進むにつれて価格も上昇していく傾向があります。

日本では数十年にわたってデフレが続いてきましたが、長期的な観点で世界的にインフレが続いていくと仮定すれば、それに伴って金の相場も緩やかに推移していくとも考えられるでしょう。

純金積立で失敗しないための運営会社を選定

純金積立はさまざまな企業がサービスを提供していますが、資産運用で失敗や後悔をしないためには信頼できる運営会社を選ぶことも大切です。

どのような基準で運営会社を選定すれば良いのか、押さえておきたい4つのポイントをご紹介しましょう。

購入方法

純金積立はあらかじめ一定金額分を指定しておき、その金額分の金を月々積み立てて購入していくという方法です。

また、価格が大きく下がった時に購入する当日スポット購入や価格変動リスクの軽減を目的とした月間スポット積立購入が利用できる運営会社もありますので、自分のスタイルに合った購入方法が選択できるかをチェックしておきましょう。

受取方法

純金積立では積立購入した金を受け取る時にさまざまな方法が選択できます。金地金で現物を受け取ったり、金銭で返還を受けたり、運営会社によっては金貨で返還を受けることができます。

手数料を比較する

純金積立を始めるためには、会員になるための年会費のほか、購入時の手数料などがかかります。

運営会社によって手数料や条件が異なるため、複数社を比較しながら検討してみましょう。

知名度・安定感を重視する

大切な資産を預ける以上、サービスを提供している運営会社の信頼性や安定性も重要な選定ポイントと言えます。

信頼性が高い歴史のある運営会社の選定をおすすめします。

純金積立なら三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナー

三菱の積立金投資 - マイ・ゴールドパートナー

これから純金積立を始めようと考えている方は、大切な資産を安心して預けるためにも信頼できる運営会社を選ぶことが大切です。

しかし「どこの運営会社を選べば良いのか分からない」、「さまざまな候補がありすぎて選ぶことができない」とお悩みの方には、三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナーをおすすめします。

三菱マテリアルは明治29年(1896年)から100年以上にわたって金の製錬に取り組んできた歴史があり、国際基準の高い品質を保証しています。

マイ・ゴールドパートナーでは金だけではなくプラチナや銀の積立もでき、月々3,000円から無理のない範囲で積立購入ができるほか、年2回まで任意の月を指定して、月額積立購入金額に加算できるボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入にも対応しているため、ご予算に応じて無理なく購入できます。

年会費は800円、積立購入手数料は1,000円につき26円(消費税込)または31円(消費税込)、ボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入の場合には手数料がかかりません。

保管料は消費寄託預かりでは無料、混蔵寄託預かりでは有料です。口座管理料はかかりません。

積み立てた金は金地金で現物を受け取ったり、金貨で返還を受けたり、市場売却受託サービスを利用して金銭で返還を受けることができます。

現物引出手数料は金地金1本あたり4,000円~7,500円(サイズによって異なります。500g以上の金地金は無料)。送料は1,500円(保険料込)です。

オンライントレード(インターネット取引サービス)を利用すればお手軽に取引ができるため、買い時や売り時を逃すことも少ないでしょう。当社店頭価格より優遇※されたWeb価格が適用されます。

※Web価格は当社店頭価格に比べ、金・プラチナで10円/g、銀で0.15円/gの優遇となっております。適用対象はオンライントレード取引での当日スポット購入、等価メタル変更サービス、市場売却受託サービスです。

詳細比較は以下ホームページ「マーケット情報・最新の価格」をご覧ください。

GOLD PARKの詳細はこちら

また「会員継続ボーナス」というユニークな特典があり、会員が会員契約期間開始日から会員契約期間満了日までマイ・ゴールドパートナーを継続してご利用いただいたことに対する特典として、会員契約期間満了日にお客様の消費寄託残高に加算します。
なお、金・プラチナ・銀の消費寄託、混蔵寄託の購入取引が対象です(混蔵寄託は金のみの取扱いとなります)。詳細は以下ホームページをご参照ください。

会員継続ボーナスの詳細はこちら

まとめ

純金積立は短期的なリターンは得られなくても、有事の際に強みを発揮する安全資産です。

このような特徴を理解しないまま純金積立を始めてしまうと、途中で積立購入を中止することになり、長期積立によるリターンが得られずに後悔することもあります。

純金積立を始める際には、今回ご紹介したメリットや失敗例を参考にしながら、無理のない範囲で継続していくことが大切です。

※本記事は投稿時の情報です