子供の教育費やマイホームの購入費、老後の生活費・・・。これから迎えるライフイベントに備えるためには計画的な資産形成に取り組むことが大切です。しかし、資産形成にはさまざまな取り組み方があり「どのような方法から始めればいいのか分からない」と迷っている方も多いかもしれません。
本記事では資産形成の基本やおすすめの投資方法、実践する際のポイントについて解説します。
目次
- 資産形成は将来のライフイベントに向けた必要な取り組み
- 初心者は少額から始められる積立投資がおすすめ
- 純金積立は安定性を重視する方に向いている投資方法
この記事のポイント
資産形成の基本を理解しよう
資産形成とは貯蓄や投資によって資産を効率的に増やしていくことです。まずは資産形成の必要性や準備しておくべきことについて確認していきましょう。
なぜ今、資産形成が必要なのか
「人生の3大費用」と言われる「教育」「住宅」「老後」など、ライフイベントにはまとまった資金が必要となります。いざお金が必要になった時に「貯蓄ができていない」と慌てないためには早いうちから計画的に準備しておくことが大切です。
資産形成には「目標に向けて毎月○万円ずつ貯金する」といった方法もありますが、低金利環境が続く状況においては預貯金だけで十分な利回りを得ることができません。特にインフレによって物価高になると実質的なお金の価値は目減りしてしまいます。
物価の上昇から資産を守りつつ、かつ効率的に増やしていくためには株式や投資信託、債券、金などを活用しながら、インフレ率以上の利回りを得ることが重要です。
資産形成の心構えと準備
資産形成を始める際は以下3つのポイントを心構えとして意識しましょう。
- 長期的なライフプランを立てる
- 無理のない資金で取り組む
- 積立投資によって継続的に投資する
まずは「いつ、どれくらいの資金が必要になるのか」を把握できるように長期的なライフプランを立てましょう。資産形成の目的や目標が明確になると達成に必要な運用額や利回りが具体的に見えてきます。
ただし、資産形成では必要な生活費を切り詰めてまで運用に資金を回すことはおすすめできません。これから何十年も資産形成に取り組んでいくためには、無理のない運用計画を立てた上で、家計のバランスを考慮しながら実行することが大切です。
計画的に資産を形成していくための方法として、毎月一定の金額を投資する「積立投資」が有効です。「積立投資」にはさまざまな種類があるため、具体的にどのようなものがあるのか、次の章で詳しく見ていきましょう。
資産形成におすすめの積立投資
一口に積立投資と言ってもさまざまな種類があります。ここでは代表的なものを紹介します。
安定性重視の純金積立
純金積立とは毎月金を購入する投資方法です。安定性を重視した運用を目指す方は、守りの資産として金投資を取り入れることもひとつの方法です。
純金積立の投資対象となる金は実物資産のため無価値にならないという特徴があります。「有事の金」と呼ばれることからも分かるように大きな政変や災害、感染症の拡大、経済危機など情勢が不安定な時の避難先としても金は活用されています。
また、純金積立は運営会社によって少額から始めることができ、金投資初心者の方でもチャレンジしやすいメリットがあります。
投資信託を活用した資産形成
投資信託とは投資家から集めた資金をもとに専門家が運用を行い、その成果を還元する金融商品です。
投資経験がない方にとっては「どのような銘柄に投資すればいいのか分からない」と不安を感じることも少なくありません。その点、投資信託は専門家が選定した銘柄を組み合わせて運用するため、投資家は銘柄分析などの手間をかけずに投資に取り組めるメリットがあります。
また、投資信託は複数の銘柄を組み合わせながら運用するため、ひとつのファンドを通じて分散投資ができる点も大きなメリットです。投資信託についても純金積立と同様に積立投資によって購入できるため、投資信託は純金積立とのバランスを見ながら併用するのも良いでしょう。
その他の資産形成手段
資産形成ではその他に株式や不動産、債券に投資する方法があります。
株式に投資をすると企業の成長による恩恵を受けられるメリットがあります。積立投資で購入できるため、これから資産形成を始める方でも取り組みやすいでしょう。
ただし、個別の企業へ投資をすると、その企業の経営状況や財務状況によって大きな影響を受けるリスクがあります。株価が短期的に大きく動く可能性があるため、常に投資先の企業の動向をチェックしておくことが重要です。
また、一般的に不動産に投資をする際は最初に大きな金額を用意する必要がありますが、REIT(不動産投資信託)であれば、比較的少額かつ積立投資で始めることも可能です。REITは安定した分配金を受け取れることがメリットですが、株式のように大きく価格が変動することもあるため、投資の際はリスクを十分に理解しておきましょう。
最後に債券への投資は株式への投資に比べてリスクが低く、安定的な運用を好む方に向いています。債券投資は債券の発行元が破綻しない限り安定した利息を受け取ることができ、満期になると元本が返ってくるのが特徴です。しかし、毎回同じ満期の債券を購入できるとは限らず、積立投資をする場合は条件の違う複数の債券を手元で管理することになります。管理が煩雑になるおそれがあるため、債券に投資をする際はある程度まとまった金額を一括で投資する方が良いでしょう。
効果的な資産形成の実践ポイント
より効果的な資産形成をするなら「分散投資」と一緒に「長期投資」を実践することが重要です。では具体的にどのようなことを心がければ良いのでしょうか。詳しく紹介していきましょう。
分散投資の重要性
資産形成の基本のひとつとして挙げられるのが分散投資です。仮にひとつの投資商品に集中して資金を投じてしまうと、その商品が値下がりした際に自分の資産全体も大きく値下がりする懸念があります。リスクを軽減するためには複数の投資商品に資産を分散することが重要です。
また、分散投資では相関係数の低いものを組み合わせることも心がけましょう。いくつもの投資商品に分散しても同じような値動きをするものであれば、分散投資の効果が得られないためです。
例えば、分散投資に取り組む際は金と株式など相反する値動きをするものを組み合わせるようにしましょう。その際に銘柄や地域、時間を分散することも大切です。
長期投資のコツ
資産形成では長期投資も重要なポイントです。「運用」と聞くと「買ったり売ったりするタイミングが難しそう」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。投資の世界では短期売買によって利益を得る方法はあるものの、そのためには相場の動きを見ながら取引のタイミングを判断する必要があります。
一方、資産をじっくりと育てる資産形成においては、短期的な売買によって利益を狙うのではなく、長期的な視点で資産を保有していくことになります。歴史を振り返ると市場は短期的には上がったり下がったりしていますが、長期的には世界経済は成長を続けています。目先の市場の動きに注目して売買を繰り返すのではなく、長く保有しながら世界経済の成長の恩恵を受けて資産を増やしていくことを心がけましょう。
純金積立なら三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナー
これから純金積立を始めようと考えている方は、大切な資産を安心して預けるためにも信頼できる運営会社を選ぶことが大切です。
しかし「どこの運営会社を選べば良いのか分からない」、「さまざまな候補がありすぎて選ぶことができない」とお悩みの方には、三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナーをおすすめします。
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年会費は800円、積立購入手数料は1,000円につき26円(消費税込)または31円(消費税込)、ボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入の場合には手数料がかかりません。
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積み立てた金は金地金で現物を受け取ったり、金貨で返還を受けたり、市場売却受託サービスを利用して金銭で返還を受けることができます。
現物引出手数料は金地金1本あたり4,000円~7,500円(サイズによって異なります。500g以上の金地金は無料)。配送手数料は1,500円(保険料込)です。
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詳細比較は以下ホームページ「マーケット情報・最新の価格」をご覧ください。
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なお、金・プラチナ・銀の消費寄託、混蔵寄託の購入取引が対象です(混蔵寄託は金のみの取扱いとなります)。詳細は以下ホームページをご参照ください。
まとめ
ライフイベントでは教育、住宅、老後の資金などまとまったお金が必要になります。資金面で不自由な思いをしないために早いうちから計画的に資産形成に取り組むことが大切です。
資産形成にはさまざまな投資方法がありますが、安定性を重視したい方は守りの資産として金投資の取り入れをおすすめします。中でも純金積立は少額から始められますので、まずは資産形成の第一歩としてみてはいかがでしょうか。
※本記事は投稿時の情報です