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「お金に働いてもらう」とはどういう意味?資産運用の仕組みを解説

「人生100年時代」と言われている現在、老後も安定した暮らしを送るためには「お金に働いてもらう」仕組みを考えることが大切です。では「お金に働いてもらう」とは具体的にどのようなことを指すのでしょうか。

この記事ではお金に働いてもらうことの意味や取り組むべき理由について解説します。

    この記事のポイント

  • お金に働いてもらうことで効率よく資産を増やせる可能性がある
  • まずは家計の収支を見直すところからスタートしよう
  • 安定的な資産運用として純金積立を取り入れることもおすすめ

資産運用で「お金に働いてもらうこと」とはどんな意味?

「お金に働いてもらう」とは、資産を預貯金で管理するだけでなく、運用をとおしてお金自体に利益を生み出してもらうことを指します。

通常、私たちは労働によって収入を得ますが、「お金に働いてもらう」という場合は主に配当や利息、値上がり益などを通じて収益を得ることです。具体的には株式や債券、金などに投資し、その利益によって資産を増やす仕組みとなります。

投資商品にはリスクがあるため、運用に失敗して資産を減らしてしまう可能性もゼロではありません。しかし「人生100年時代」と言われている現在、将来に備えた資産形成をするためには、お金にも働いてもらうことの必要性がより高まっています。

お金に働いてもらうべき3つの理由

お金に働いてもらうことへの注目度が高まる背景として、社会のあり方や経済情勢の変化が挙げられます。ここからはお金に働いてもらうべき3つの理由をご紹介します。

低金利環境では預貯金だけで資産を増やすのが難しい

お金に働いてもらうべき理由のひとつとして、預貯金だけでは資産を大きく増やすのが難しい点が挙げられます。

日本では2010年から低金利政策がとられ、2016年にはマイナス金利が導入されるなど、低金利環境が続きました。2024年3月に日銀がマイナス金利政策を解除したことから、金利は上昇傾向にあるものの、預金利息の詳細を見ると「預けておくだけで大きく資産が増える」と実感できるほどの水準には達していません。

例えば、メガバンクの普通預金の金利を見ると1.0%にも満たない状況で、仮に100万円を1年間預けても利息をほとんど受け取ることができません。

つまり、働いて得たお金を預貯金に入れておくだけでは、資産を十分に増やせないのが現状です。特に将来の備えとして保有している当面使う予定のない資金は、資産運用を活用しながら効率よく増やしていくことが求められています。

インフレによって資産価値が目減りするリスクがある

お金に働いてもらうことは、インフレ対策としての役割も担います。インフレとは私たちが普段購入しているモノやサービスの価格が上昇することです。

インフレによって物価が2%上がると、100円の商品は102円へと値上がりします。これまで100円あれば購入できたものが買えなくなるため、インフレが起きると実質的にお金の価値は目減りすると言えるでしょう。

インフレによるリスクに備えるためには、価値が物価に連動しやすい資産を保有することが有効です。
例えば金はインフレ局面でも資産の目減りを防ぐ効果が期待できます。インフレによって通貨の価値が下がることから資産価値の維持を目的とした金への需要が高まり、金価格は上昇する傾向にあります。これは金が実物資産であり、資産そのものの価値が大きく揺らぐことはないためです。

つまり、お金に働いてもらうことは、ただ単に資産を増やすだけではなく、今手元にある資産を守るための対策となります。

大きなライフイベントへの備えになる

お金に働いてもらうことは、将来のライフイベントへの備えとしても有効です。例えば結婚資金や教育資金、マイホームの購入、老後資金など、人生ではまとまったお金が必要となるライフイベントがいくつかあります。これらのライフイベントを迎える時に十分なお金の準備ができていなければ、今後の生活設計にも影響を及ぼすでしょう。

その点、資産運用に取り組みながら長期のマネープランを立てていれば、将来の大きな支出を考えながら資産を着実に育てることができます。まとまった資金はすぐに準備できるものではないからこそ、長期的な資産運用に取り組むことが重要です。

お金が働く仕組みを作る、実践したい3つのステップ

では実際にお金に働いてもらうためには、どのようなことから始めたら良いのでしょうか。ここでは3つのステップに分けてご紹介します。

毎月の収支を見直す

まずは家計における毎月の収支を見直すことが大切です。特に支出は項目や金額といった内訳まで把握しておく必要があります。「毎月どれくらいの収入があるか」ということは何となく分かっていても、毎月の支出額を正確に把握している方は多くありません。

毎月の収支を見直してみると、無駄遣いをしていることが分かったり、節約できそうな支出が見つかったりするものです。家計の収支を把握した上で、資産運用に充てられる具体的な金額を決めてみましょう。

資産運用の計画を立てる

資産運用に充てる金額が決まったら、次に計画を立てます。資産運用はリスクを伴うため、始める前に計画や取り組み方を明確にしておくことが重要です。

特に投資期間や資産運用を行う目的、リスク許容度は詳細に決めておきましょう。リスク許容度とは「どれくらいの値動きに耐えられるか」という目安となります。

例えば「大きな値動きがあるものは不安」と感じている方が、高リスク商品へ投資することは適切とは言えません。自分の投資意向に沿った運用を行うためには、始める前に計画をきちんと立てましょう。

運用方法を決定する

運用計画を立てた後のステップは運用方法の決定です。資産運用には株式や債券、投資信託、純金積立などさまざまな方法があり、リターンやリスクの大きさも異なります。それぞれの特性を理解した上で、自分の投資意向に合うものを選ぶようにしましょう。

純金積立は安全資産として知られる金へ投資する方法で、少額から始められることが特徴です。インフレへの備えに取り組みたい方や、リスクを抑えながら運用したい方は、純金積立を取り入れるのも良いでしょう。

安定した資産運用をするための注意点

資産運用を長期的に取り組むためには、事前に注意したいポイントがあります。

運用額は無理のない金額にする

資産運用を始めると「早く利益を得たい」という気持ちが先行し、自分にとって見合わない大きな金額を投資してしまうことがあります。しかし、資産運用を長く続けていくためには、無理のない金額の範囲で取り組むことが大切です。

まずは精神的に負担の少ない金額からスタートし、慣れてから金額を増やしていく方法を考えるのが良いでしょう。

長期投資を前提に取り組む

資産運用では長期投資が基本のひとつです。短期間で大きな利益を狙う方法もあるものの、そのためにはリスクの高い商品に投資をする必要があり、そのような方法で利益を上げ続けるのはプロの投資家でも簡単なことではありません。

リスクを軽減しながら資産運用に取り組むためには、長期投資を前提に資産を着実に育てていく意識を持つようにしましょう。

純金積立なら三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナー

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これから純金積立を始めようと考えている方は、大切な資産を安心して預けるためにも信頼できる運営会社を選ぶことが大切です。

しかし「どこの運営会社を選べば良いのか分からない」、「さまざまな候補がありすぎて選ぶことができない」とお悩みの方には、三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナーをおすすめします。

三菱マテリアルは明治29年(1896年)から100年以上にわたって金の製錬に取り組んできた歴史があり、国際基準の高い品質を保証しています。

マイ・ゴールドパートナーでは金だけではなくプラチナや銀の積立もでき、月々3,000円から無理のない範囲で積立購入ができるほか、年2回まで任意の月を指定して、月額積立購入金額に加算できるボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入にも対応しているため、ご予算に応じて無理なく購入できます。

年会費は800円、積立購入手数料は1,000円につき26円(消費税込)または31円(消費税込)、ボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入の場合には手数料がかかりません。

保管料は消費寄託預かりでは無料、混蔵寄託預かりでは有料です。口座管理料はかかりません。

積み立てた金は金地金で現物を受け取ったり、金貨で返還を受けたり、市場売却受託サービスを利用して金銭で返還を受けることができます。

現物引出手数料は金地金1本あたり4,000円~7,500円(サイズによって異なります。500g以上の金地金は無料)。配送手数料は2,000円(保険料込)です。

オンライントレード(インターネット取引サービス)を利用すればお手軽に取引ができるため、買い時や売り時を逃すことも少ないでしょう。当社店頭価格より優遇※されたWeb価格が適用されます。

※Web価格は当社店頭価格に比べ、金・プラチナで10円/g、銀で0.15円/gの優遇となっております。適用対象はオンライントレード取引での当日スポット購入、等価メタル変更サービス、市場売却受託サービスです。

詳細比較は以下ホームページ「マーケット情報・最新の価格」をご覧ください。

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また「会員継続ボーナス」というユニークな特典があり、会員が会員契約期間開始日から会員契約期間満了日までマイ・ゴールドパートナーを継続してご利用いただいたことに対する特典として、会員契約期間満了日にお客様の消費寄託残高に加算します。

なお、金・プラチナ・銀の消費寄託、混蔵寄託の購入取引が対象です(混蔵寄託は金のみの取扱いとなります)。詳細は以下ホームページをご参照ください。

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まとめ

効率よく資産を育てていくためには、お金にも働いてもらいながら資産運用に取り組むことが必要不可欠です。資産運用と聞くとリスクの高い投資をイメージしがちですが、実はインフレによる資産の目減りから守る役割もあります。

資産の目減りを防ぐための方法として、金投資のひとつである純金積立が注目されているのはこのような理由からなのです。

さらに、純金積立はドルコスト平均法という購入方法により、 価格が上がっている時も下がっている時も一定額を買い付けていくことで金を購入するタイミングが分散されることから、購入単価を平準化できるメリットがあります。

純金積立は毎月の積立金額を数千円から設定できるため、まとまった資金がなくても手軽に金投資を始められます。月々の積立金額を少額からスタートできるところもメリットのひとつです。安定的な資産運用として純金積立を選択肢のひとつにいれてみてはいかがでしょうか。

まずは、自分の家計の収支を見直すことから始め、無理のない範囲で資産運用を始めることを検討してみましょう。

※本記事は投稿時の情報です