純金積立のリスクとは?安全資産でも注意は必要

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投資にはリスクが常に存在します。多くのメリットがあるように思われる純金積立にもリスクはあるのでしょうか。

純金積立のリスク

①金価格の変動によるリスク

金は株式やETFと同じ相場商品なので、価格変動リスクが存在します。しかし、ドルコスト平均法で積立購入している純金積立では、金価格が高い時は少ない量の金を、金価格が安い時は多くの量の金を購入することができるので、価格変動リスクは抑えることができ、これはむしろメリットと言えるでしょう。さらに、金以外の金融商品に分散投資をすると一般的にはリスクを軽減することができると言われています。

②運営会社によるリスク

純金積立で購入した金は運営会社が管理します。運営会社が倒産した場合に預けていた金は手元に戻ってこないのでは?というリスクが考えられます。そのため信用ある運営会社を選択することが重要です。選んだ運営会社のホームページなどから業績を確認すると良いでしょう。

また、金を預ける方法には消費寄託と混蔵寄託(特定保管とも言う)の2種類があることも運営会社を選択する上で重要なポイントとなります。

  • 消費寄託…運営会社が預かった金を運用し、一般的には保管料が無料となるメリットがあります。
  • 混蔵寄託…運営会社が預かった金を運用せずに専用金庫で保管するため、一般的に保管料は有料となります。

運営会社の選択では金を預ける方法もよく調べて、自分に合った運営会社を選ぶことをおすすめします。

リスクを回避して賢く投資

価格変動リスクを抑える純金積立で、信用リスクが存在しない金へ投資する一方で、それ以外の金融商品を組み合わせて、分散投資をすることが重要です。また純金積立の口座を開設する場合は、事前に問い合わせや確認を行い、安心して長く付き合える信用ある運営会社を選ぶことも重要です。

  • 本記事の内容は記事公開時(2016年11月)の情報です。(2022年6月一部更新)