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投資初心者向け!金投資でリターンは期待できる?特徴やメリットを把握しよう

さまざまな投資商品がある中で金は価値が安定していると言われています。そのため初心者の方でも始めやすい投資のひとつと考えられます。ただし、金投資には純金積立や現物購入など、さまざまな方法があります。投資目的とリスクを考えながら、自分に合った適切な方法を選んで長期的に資産運用を継続しましょう。

    この記事のポイント

  • 金は無価値にならない実物資産である
  • 金価格は長期的に上昇傾向にあり、長期保有に適している
  • 金投資には純金積立、金地金(インゴット)や金貨の現物購入、金ETFなどがあり、初心者の方には純金積立が向いている

金投資の基本的な特徴を理解する

まず、金投資を始める際の具体的な方法を交えながら、金の特徴についてご紹介します。

金の価値と特性

金は希少性が高く、地球上の埋蔵量が限られているため、歴史的に高い価値を維持してきました。事実、金が「無価値」になったことはありません。

また、金はインフレに強い資産と言われています。さらに、金は経済状況や世界情勢が不安定な状況において、安全資産として投資家からの需要が高まる傾向があります。

金投資の主な方法

金投資の方法は主に以下の3つです。

  • 純金積立
  • 金地金(インゴット)・金貨の現物購入
  • 金ETF

純金積立とは毎月一定の金額を設定して金を定額購入する投資方法です。毎月の積立購入金額は数千円程度の少額から始めることができ、購入した金は運営会社が保管するため、自分で管理する必要はありません。また、積み立てた金は金地金で受け取れるほか、金貨や金銭で返還を受けることができます。
金地金(インゴット)と金貨は現物のため、手元に保管しておく際には天災や盗難に対する備えが不可欠です。
金ETFは金の市場価格に連動して値動きする上場投資信託です。株式と同じように証券取引所でリアルタイムに売買可能であり、換金しやすい上、金現物を保管する必要がありません。

他にも金関連の投資信託を購入する方法や金を扱う企業の株式を購入する方法もあります。将来の値動きを予測した上で利益を狙う金先物取引も選択肢のひとつとして挙げられます。

金投資でリターンは期待できるのか

金に投資すると実際にリターンは期待できるのでしょうか。以下では過去の金価格推移と価格変動に影響する要素から、リターンが期待できるのかを見てみましょう。

過去の運用実績を見る

まずは過去30年間の金価格をチャートで見てみましょう。

出典:三菱マテリアル GOLD PARK 「金価格チャートライブラリー」

金価格は市場での需要と供給のバランスによって調整されるものですが、金は実物資産であり、いつかは枯渇することが想定されます。よって、採掘される量に限りがあるため、長期的には金価格の上昇が見込まれています。また、2022年以降はロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化などの影響により、世界情勢の不安定さが増している状況です。加えて、世界経済の先行き不安やインフレの影響などによって、安全資産である金の需要がさらに高まり、金価格が上昇してきました。
これらの要因から、短期的な値動きの幅は小さくても長期的に見れば価格は上昇傾向にあり、金投資を長期的に継続することでリターンを期待できる可能性は高いと言えるでしょう。
因みに、2024年の国内金小売価格の上昇率は米国株式(S&P500)や全世界株式(MSCI ACWI)、日経平均株価の上昇率を上回りました。

価格変動に影響する要素

金価格は需要と供給のバランスの変化によって常に変動します。低金利の場合には預貯金で得られる利息はわずかですが、一方で実物資産の金は価値が安定しており、価格上昇による利益を期待できます。

また、金への投資家が増えると金価格は上昇します。さらに、世界情勢の不安定化、各国の中央銀行の金融政策なども金価格に影響を与えています。

金投資を成功させるポイント

実際に金投資で利益を得るためには自分に合った投資方法を選択し、リスク管理を適切に行うことが大切です。

投資方法の選択

金の投資方法の中でも自分の目的に合った方法を選びましょう。それぞれの特徴や向いている方をまとめると以下のとおりです。

投資方法 特徴 向いている方
純金積立 ・少額から始められる
・ドルコスト平均法により
 購入単価を平準化し
 価格変動リスクを軽減できる
・投資初心者の方
・安全性を重視したい方
・買い時が分からない方
・購入時期を分散したい方
金地金(インゴット)と
金貨の現物購入
実物資産として保有できる まとまった金額で
一括購入したい方
金ETF 株式のように
リアルタイムで取引できる
流動性を求める方

純金積立は金を定期的に定額購入する投資方法のため、購入タイミングを考える必要がありません。価格変動に関係なく自動的に購入することで購入単価を平準化できます。一方で金の現物購入や金ETFの際は売買のタイミングを自分で決めることになります。購入のタイミングを自分で決められないという方は純金積立がおすすめです。

これら3つの方法以外にも金に投資している投資信託銘柄への投資、金を扱うメーカーや商社などの株式に投資する金関連株式への投資などもあります。

なお、金関連株式への投資は直接金を購入するわけではありませんが、株価が金価格と連動しやすい傾向にあることが特徴です。

リスク管理と運用戦略

投資する際には分散投資を考えてみましょう。金だけでなく、株式や債券などさまざまな投資商品があります。複数の資産を保有することで資産全体のバランスを保ちつつ、安定した資産運用が可能になります。例えば、株式が下落している相場環境でも債券や金価格が上昇すれば資産を大きく失う事態を免れるでしょう。

なお、一般的に金を保有する割合は資産全体の10〜15%が目安と言われています。年代や資産規模、リスク許容度によって適切な割合は異なりますが、概ねの目安として参考にしてください。

純金積立なら三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナー

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これから純金積立を始めようと考えている方は、大切な資産を安心して預けるためにも信頼できる運営会社を選ぶことが大切です。

しかし「どこの運営会社を選べば良いのか分からない」、「さまざまな候補がありすぎて選ぶことができない」とお悩みの方には、三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナーをおすすめします。

三菱マテリアルは明治29年(1896年)から100年以上にわたって金の製錬に取り組んできた歴史があり、国際基準の高い品質を保証しています。

マイ・ゴールドパートナーでは金だけではなくプラチナや銀の積立もでき、月々3,000円から無理のない範囲で積立購入ができるほか、年2回まで任意の月を指定して、月額積立購入金額に加算できるボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入にも対応しているため、ご予算に応じて無理なく購入できます。

年会費は800円、積立購入手数料は1,000円につき26円(消費税込)または31円(消費税込)、ボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入の場合には手数料がかかりません。

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積み立てた金は金地金で現物を受け取ったり、金貨で返還を受けたり、市場売却受託サービスを利用して金銭で返還を受けることができます。

現物引出手数料は金地金1本あたり4,000円~7,500円(サイズによって異なります。500g以上の金地金は無料)。配送手数料は2,000円(保険料込)です。

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なお、金・プラチナ・銀の消費寄託、混蔵寄託の購入取引が対象です(混蔵寄託は金のみの取扱いとなります)。詳細は以下ホームページをご参照ください。

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まとめ

金価格は金融政策や為替相場、世界情勢などさまざまな要因で変動しますが、長期的な視点では上昇傾向が続いていることから、長期的に金投資を継続することでリターンを期待できる可能性は高いと言えるでしょう。
金投資の中でも、特に純金積立は投資初心者の方におすすめの投資方法で、毎月一定の金額を設定して金を定額購入するため、購入するタイミングを考える必要がなく、手間がかかりません。
さらに、毎月の積立購入金額は数千円程度と少額からでも始められます。

リスクを抑えて安定的にリターンを期待するためには長期的な運用を意識することが大切です。長期的な資産運用をお考えの方はぜひ純金積立を検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事は更新時の情報です