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【投資ガイド】金とプラチナは価値や資産としてはどっちがいいの?

貴金属はその希少性の高さから人気の投資商品のひとつです。しかし、一口に貴金属と言っても金やプラチナなど複数の種類があり、それぞれの価値や特徴は異なります。

そのため「投資するなら金とプラチナどっちがいいの?」と悩む方も多いかもしれません。本記事では金とプラチナの価格変動の特徴や需要の違いを解説し、ご自身に合った資産形成のヒントを提供します。

    この記事のポイント

  • 金とプラチナは用途や地上在庫量によって価格変動要因が異なる
  • 近年では金の方が資産価値は高い
  • 安全志向の方には金、少額からスタートできる純金積立がおすすめ

金とプラチナの違いとは?

金とプラチナはどちらも貴金属ですが、用途や地上在庫量によって、価格変動要因が異なります。まずは金とプラチナの違いについて学んでいきましょう。

主な用途

金とプラチナはどちらもよく知られた貴金属ですが、用途には大きな違いがあります。World Gold Councilが公表したデータによると、2025年に金で最も需要が多かったのは、金地金(インゴット)や金貨などへの投資で、年間の総需要約5,000トンのうち約2,200トンを占めました。次に需要が多いのは宝飾品加工で、約1,600トンとなっています。

一方、World Platinum Investment Councilが公表したデータによると、2025年のプラチナの用途として最も需要が多いのは工業製品の素材であり、総需要約8,300トンのうち約4割が自動車分野でした。次に需要が多いのは宝飾品加工ですが、化学や医療、石油、ガラスなどの工業分野でも活用されていることから、主に投資や宝飾品加工としての需要が多い金とは用途の面で大きな違いがあると言えるでしょう。

地上在庫

金とプラチナは地上在庫の量も異なります。その定義は金とプラチナで異なっており、詳細は以下のとおりです。

  • 金:有史以来、人類が採掘・精製した金の総量
  • プラチナ:年末時点で市場に流通するプラチナのうち、ETF(上場投資信託)や取引所が保有する分、鉱山生産者・精錬所・宝飾製造会社の加工用在庫を除く、消費者の所有には含まれないプラチナが対象

World Gold Councilが2025年2月に公表したデータでは、2025年末時点における金の地上在庫は、約21.9万トンと発表されています。金は古くから宝飾品や投資商品として扱われ、中央銀行の準備資産としても保有されてきた背景から、多くの国で長年にわたり蓄積されてきました。

一方、World Platinum Investment Council では、2025年におけるプラチナの地上在庫は約89トンと発表されました。これは地上在庫の定義が異なることも一因ですが、プラチナは主に工業分野で使用されるため、長期的に蓄積されにくいことも大きな要因と言えるでしょう。

価格変動要因

金とプラチナは価格変動要因も大きく異なります。金価格は主に物価動向や金利動向、地政学的リスクによる影響を受けやすいことが特徴です。例えば、インフレが進むと資産価値を維持する目的から需要が高まり、金価格は上がりやすくなります。

また、金利が低下すると相対的に投資対象としての金の魅力が高まり、金価格は上がりやすくなります。更に、紛争や経済危機などの不安要素が高まると、リスク回避の動きから安全資産である金への資金流入が増えることも特徴です。

一方、プラチナ価格の変動は経済情勢や工業分野での需要による影響が大きいと言われています。特に自動車分野での需要が大きな鍵となっており、好景気で自動車の生産量が増えるとプラチナの需要は拡大し、価格が上がりやすくなります。逆に景気が低迷すると工業分野での需要が減少し、価格が下がりやすくなります。

金とプラチナ、資産価値はどちらが高い?

投資商品を決める際に気になるのが資産価値の高さです。金とプラチナではどちらの資産価値が高いのでしょうか。価格推移をもとに解説します。

資産価値なら金が高い

2026年4月20日時点での小売価格は下表のとおりです。

プラチナ
店頭小売価格(消費税込)(1gあたり) 27,209円 12,007円

出典:三菱マテリアル ゴールドパーク(※2026年4月20日時点)

同じ重量でも金価格はプラチナ価格の約2.3倍であり、価値の高さが分かります。かつては、プラチナ価格が金価格を上回っていた時期もありましたが、金価格とプラチナ価格が逆転した理由のひとつとして、需要の差が挙げられます。

金は「有事の金」と呼ばれることからも分かるように、安全資産として根強い需要があることが特徴です。特に近年では地政学的リスクの高まりや経済の先行き不透明感が強まったことで、個人だけでなく世界各国の中央銀行も積極的に金の保有量を増やしています。

一方、プラチナは主に工業分野での需要が大きいことから、経済情勢や工業分野での需要によって価格が変動する傾向にあります。2025年5月以降では、現物の継続的な供給不足に加え、中国の宝飾品需要の増加、更にアメリカの関税懸念が広がったことなどが価格上昇の背景にあると考えられます。

希少性が高いのはプラチナ

希少性の高さでは、プラチナが金を上回ります。

2025年における金の鉱山採掘量3,300トンに対し、プラチナは170トンにとどまり、供給量が限定的であることが分かります。

プラチナ産出国は南アフリカの一極集中となっており、全体の約70%を占めています。一方、金は中国・ロシア・オーストラリア・カナダ・アメリカなど世界各地で産出しており、供給源が分散しています。

また、圧倒的に大きな採掘コストに加え、鉱石から金属成分を取り出す工程にかかる製錬コストもプラチナの供給量を抑え、希少性を高める要因になります。

過去の価格推移

投資商品を選ぶ際は、長期の価格推移を把握した上で、その動向を理解することが大切です。ここでは金とプラチナの長期価格推移を比較してみましょう。

・金価格推移

出典:三菱マテリアル ゴールドパーク 金価格推移 長期(1978年~2026年4月)

・プラチナ価格推移

出典:三菱マテリアル ゴールドパーク プラチナ価格推移 長期(1981年~2026年4月)

いずれのチャートも、40年を超える長期間の価格推移を示していますが、金価格はおおむね右肩上がりに推移してきたことが分かります。リーマンショック時に大きく上昇した反動で2013年頃に大きな下落が生じましたが、その後は回復を続け、最近では最高値を更新しています。

一方、プラチナは大きな上昇と下落を繰り返し、歴史的には金に比べ価格変動幅が大きくなっています。また、経済情勢や自動車産業の動向との連動性が高いことから、2026年時点においては、プラチナ価格がリーマンショック前の水準を上回っていることが分かります。ただし、プラチナ市場は構造的な供給不足であることに加え、地上在庫の減少などから、今後も供給不足が続くと予測されています。

投資目的別の選び方ガイド

ここまで説明した金とプラチナの違いを踏まえ、それぞれがどのようなタイプの方に向いているか、その特徴を紹介します。

安全志向の方には金が向いている

金は安全資産として知られており、経済の不確実性が高まる局面においても価値が維持されやすいことが特徴です。物価や金利の動向、地政学的リスクの影響から価格が変動しますが、長期的に見ると右肩上がりに上昇を続けてきました。そのためリスクを抑えながら資産を守りたい方にとって、金は魅力的な選択肢と言えるでしょう。

また、金には定期的に定額購入する純金積立という投資方法があります。純金積立とは毎月任意の金額を設定して積立購入する方法です。純金積立はドルコスト平均法という購入方法により、価格が上がっている時も下がっている時も一定額を買い付けていくことで購入するタイミングが分散されるため、購入単価を平準化できるメリットがあります。直近は高値圏での推移が続いていることから、「今購入することが不安」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

定期的に定額購入できる純金積立であれば、購入するタイミングを分散することで高値づかみのリスクを軽減でき、少額からスタートすることができます。まずは純金積立を検討してみてはいかがでしょうか。

短期的にリターンを追求したい方にはプラチナが向いている

一方、プラチナは金に比べて価格変動幅が大きい特徴があり、売買のタイミングによっては短期でリターンを狙える可能性があります。

ただし、その分リスクが大きくなる点には注意が必要です。売買のタイミングを正確に把握することはプロの投資家でも難しいため、日頃から市場の動きを注視し、慎重に判断することが求められます。

なお、三菱マテリアルではプラチナ積立も行っています。純金積立同様、定期的に定額購入していくため購入単価を平準化でき、価格変動幅の大きいプラチナの方がドルコスト平均法の効果を享受しやすいというメリットもあります。更に、ひとつの口座で積立購入とスポット購入ができるため、短期的なリターンを追求したい場合はプラチナのスポット購入もあわせて検討してみてはいかがでしょうか。

リスク分散として両方に投資するのも有効

金とプラチナは価格変動要因が異なることから、両方をあわせ持つことも有効です。異なる値動きをする資産をあわせ持つことで分散投資の効果が期待できます。

また、分散投資として純金積立やプラチナ積立を取り入れることも有効な手段です。前述のとおり、純金積立やプラチナ積立は購入のタイミングを分散することで高値づかみのリスクを軽減する効果が期待できます。

金とプラチナを組み合わせた積立投資を取り入れることで、よりリスクを軽減した資産運用が期待できるでしょう。

純金積立なら三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナー

三菱の積立金投資 - マイ・ゴールドパートナー

これから純金積立を始めようと考えている方は、大切な資産を安心して預けるためにも信頼できる運営会社を選ぶことが大切です。

しかし「どこの運営会社を選べば良いのか分からない」、「さまざまな候補がありすぎて選ぶことができない」とお悩みの方には、三菱マテリアルのマイ・ゴールドパートナーをおすすめします。

三菱マテリアルは明治29年(1896年)から100年以上にわたって金の製錬に取り組んできた歴史があり、国際基準の高い品質を保証しています。

マイ・ゴールドパートナーでは金だけではなくプラチナや銀の積立もでき、月々3,000円から無理のない範囲で積立購入ができるほか、年2回まで任意の月を指定して、月額積立購入金額に加算できるボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入にも対応しているため、ご予算に応じて無理なく購入できます。

年会費は800円、積立購入手数料は1,000円につき26円(消費税込)または31円(消費税込)、ボーナス月プラス積立購入や各種スポット購入の場合には手数料がかかりません。

保管料は消費寄託預かりでは無料、混蔵寄託預かりでは有料です。口座管理料はかかりません。

積み立てた金は金地金で現物を受け取ったり、金貨で返還を受けたり、市場売却受託サービスを利用して金銭で返還を受けることができます。

現物引出手数料は金地金1本あたり8,000円~15,000円(サイズによって異なります。500g以上の金地金は無料)。配送手数料は2,000円(保険料込)です。

オンライントレード(インターネット取引サービス)を利用すればお手軽に取引ができるため、買い時や売り時を逃すことも少ないでしょう。当社店頭価格より優遇※されたWeb価格が適用されます。

※Web価格は当社店頭価格に比べ、金・プラチナで10円/g、銀で0.15円/gの優遇となっております。適用対象はオンライントレード取引での当日スポット購入、等価メタル変更サービス、市場売却受託サービスです。

詳細比較は以下ホームページ「マーケット情報・最新の価格」をご覧ください。

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また「会員継続ボーナス」というユニークな特典があり、会員が会員契約期間開始日から会員契約期間満了日までマイ・ゴールドパートナーを継続してご利用いただいたことに対する特典として、会員契約期間満了日にお客様の消費寄託残高に加算します。

なお、金・プラチナ・銀の消費寄託、混蔵寄託の購入取引が対象です(混蔵寄託は金のみの取扱いとなります)。詳細は以下ホームページをご参照ください。

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まとめ

金とプラチナは同じ貴金属でありながら、それぞれ異なる特徴があります。価格変動要因も異なるため、その特徴をよく理解した上で投資商品を選定しましょう。

また、価格変動リスクを軽減したい方には純金積立やプラチナ積立の積立投資が有効です。まずは貴金属への積立投資を検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事は更新時の情報です