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豊島逸夫氏プロフィール
豊島逸夫事務所代表。
1948年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現三菱UFJ銀行)を経て、スイス銀行で外国為替貴金属ディーラーとして活躍。2011年9月までワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の日本代表を務める。独立後はチューリッヒやニューヨークでの豊富な相場体験と人脈をもとに、自由な立場から金市場や国際金融、マクロ経済動向について情報発信を行うとともに、“金の国内第一人者”として金投資の普及に尽力。投資の初心者にも分かりやすいトークや文章にファンも多い。得意分野はスキー系、鮨スイーツ系、温泉系。
留意事項
当ブログでは“金の国内第一人者”豊島逸夫氏が貴金属ビジネスの最新事情をはじめとした日々の様々な事象について、分かりやすい切り口で読み解き発信しています。
豊島氏の個人的見解も含まれる内容である旨ご了解の上、閲覧ください。
ご了解いただける場合は「はい」よりお進みください。
いいえ
はい
金の第一人者として知られる国際金融アナリスト豊島逸夫氏のブログを掲載します。
なお、本ブログの内容は豊島逸夫氏ご本人の個人的見解であることをご了解の上、閲覧ください。
豊島逸夫氏のプロフィール
豊島逸夫事務所代表。
1948年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現三菱UFJ銀行)を経て、スイス銀行で外国為替貴金属ディーラーとして活躍。2011年9月までワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の日本代表を務める。独立後はチューリッヒやニューヨークでの豊富な相場体験と人脈をもとに、自由な立場から金市場や国際金融、マクロ経済動向について情報発信を行うとともに、“金の国内第一人者”として金投資の普及に尽力。投資の初心者にも分かりやすいトークや文章にファンも多い。得意分野はスキー系、鮨スイーツ系、温泉系。
最新記事
2025年12月26日
Page4218
年内、未だ波乱も
2025年12月26日今日が年内ブログ最終日。しかし、国際金価格は大晦日までライブ。おそらく4500ドル近傍で越年か。今日の日経新聞に「貴金属、上昇率で圧倒 銀・プラチナは今年2倍超に」と見出しで書かれた。基本的に年間を通して上昇基調を維持した金に対して、銀・プラチナは年後半大きく買われた。金が地球とすれば、銀・プラチナは月だね。来年も基調は上げと見るが、今年より更にボラティリティは高まろう。「一...
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2025年12月25日
Page4217
日本人投資家にとっての金
2025年12月25日今回の貴金属相場高騰と同じタイミングで、日本では10年金利がレッドラインと呼ばれる2%を突破した。マーケットは高市積極財政に警報を発している。経済がインフレに振れても、それは日本の公的債務の実質価値を減らしてくれるので、財務省にとっては都合の良い話になる。インフレは借金する側にとっては朗報だ。また、円の価値は益々希薄化する。結果的に損するのは国民だ。それゆえ、個人の防衛策とし...
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2025年12月24日
Page4216
プラチナ暴騰続く
2025年12月24日 今日のグラフは過去3日間のプラチナ(スポット)価格。確実に価格水準を切り上げていることが鮮明。どこまで上がるか。現状でも金に比し、まだ半値程度。 筆者のようなベテランは、プラチナが金より高いことが当たり前と思って育った世代ゆえ、金と同価格水準まで買われ続けるのかと思う。投機主導で、もはや需給など関係ない。エヌビディア株を売って大儲けした連中が、潤沢な待機資金をプラチナなど...
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2025年12月23日
Page4215
プラチナ爆上げ止まらず
2025年12月23日 これはKITCOプラチナ60日グラフだが、いかに12月中旬以降プラチナ価格(スポット)が1600ドル台から直近2100ドル超えまで暴騰したかを物語る。 投機主導だが、当面下がる気配は感じられない。確かにEUがエンジン車規制を撤回したことはプラチナにとって大きなニュースだし、中国広州の取引所でプラチナが上場されたことも中国人投資家には興味深い出来事であろう。 そもそもプラチナ...
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2025年12月22日
Page4214
クリスマスも休まぬ投機筋、貴金属高値追い継続
2025年12月22日 週明けのアジア時間帯で、金はNY先物で4400ドル突破。ロコロンドン(KITCOグラフ緑線)でも4400ドル接近(日本時間昼)。しかも日銀利上げで円安157円。 ベネズエラ情勢悪化という新たな地政学的リスクを囃しているが、連戦連勝の投機的勢い(モメンタム)に歯止めがかからない。 更に、シルバーは70ドル接近。プラチナは2100ドル超え(いずれもNY先物)。 今週はクリスマス...
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2025年12月19日
Page4213
円長期金利2%のレッドライン超え
2025年12月19日 国内債券市場で長期金利がついに節目(レッドライン)の2%を突破した。2006年5月以来のことだ。 今や海外投資家の存在感が増しており、彼らの投機的売買で日本国債が揺さぶられる局面が増えそうだ。 積極財政を掲げる高市政権のもとでの財政悪化懸念が強まる中で、日銀が追加利上げを決めたことが背景要因として指摘される。要は日本国の信用が問われているわけだ。 外為市場では日銀が利上げし...
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2025年12月18日
Page4212
貴金属サンタクロース・ラリー
2025年12月18日 年末、この時期に及んで金・銀・プラチナ同時進行で急騰中だ。1年価格グラフで金、プラチナ、銀を並べてみた。 金 プラチナ 銀 このように比較すると、市場の大きなゴールドはジワリ価格水準を切り上げている。横綱相撲だ。対照的にプラチナとシルバーはここにきて暴騰とも言える上げっぷり。市場規模が小さいだけに値動きも荒い。 昨日の共通の上げ理由として3つ挙げられる。まず、米国AI株バブ...
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2025年12月17日
Page4211
雇用統計で金は底堅く、白金は続騰
2025年12月17日 金価格グラフ(緑線) 注目の雇用統計は10月分の一部と11月分が同時発表という異例の展開であったが、11月の失業率が4.6%と悪化。雇用者数は10月が105000人の「減少」(政府機関閉鎖で公務員が雇用数から外れたため)。11月は64000人増加だが、パウエル議長自ら雇用統計の数は水増しされていると記者会見で認めていた。結局、米労働市場の後退が鮮明となり、利下げが正当化され...
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2025年12月16日
Page4210
白金急騰
2025年12月16日 プラチナがどさくさに紛れて1グラム1万円超え。貴金属セクターで上げ遅れていたが、セクターローテーションで順番が回ってきた感じ。プラチナのジェフとしては嬉しいね(↓)。 (私のThe Best!)プラチナに詰まった誇り 経済アナリスト・豊島逸夫さんhttps://www.asahi.com/articles/DA3S16238455.html?msockid=086ebe87...
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2025年12月15日
Page4209
来年の下げ材料を探すとすれば
2025年12月15日 ほぼ全員が来年の金予測は強気。そこで、へそ曲がりの筆者は(笑)、敢えて下げ要因を求める。そだね、まぁドル高かな。 米景気が存外に良ければ、良いドル金利上昇で金には売り圧力。米インフレが粘着質であれば、中間選挙を意識してトランプ大統領も利下げばかりを強いてはおれまい。ジワリ、金上昇にブレーキをかける程度の話だが。...
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