豊島逸夫の手帖

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金の第一人者として知られる国際金融アナリスト豊島逸夫氏のブログを掲載します。
なお、本ブログの内容は豊島逸夫氏ご本人の個人的見解であることをご了解の上、閲覧ください。

豊島逸夫氏のプロフィール

豊島逸夫氏近影
豊島逸夫事務所代表。
1948年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現三菱UFJ銀行)を経て、スイス銀行で外国為替貴金属ディーラーとして活躍。2011年9月までワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の日本代表を務める。独立後はチューリッヒやニューヨークでの豊富な相場体験と人脈をもとに、自由な立場から金市場や国際金融、マクロ経済動向について情報発信を行うとともに、“金の国内第一人者”として金投資の普及に尽力。投資の初心者にも分かりやすいトークや文章にファンも多い。得意分野はスキー系、鮨スイーツ系、温泉系。

最新記事

銀について亀ちゃんと池ちゃんと三者鼎談

2026年1月16日 恒例の三者鼎談が昨晩行われた。今回は特にシルバー。いずれYouTubeで来週にでも公開予定。更に日経マネーで掲載予定。楽しかったよ。銀大好き派の池水氏。懐疑的な亀井氏。「銀は博打」、「シルバーはシンデレラメタル」と断言する豊島。それぞれ思いの丈をぶつけあった。公開時にはブログやXで告知するからお楽しみに。 なお、報道ステーションの銀特集に筆者が出演した際のコンテンツは以下のと...
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報ステで銀の話、直前に90ドル超え

2026年1月15日昨日(1月14日)午後に報道ステーションから電話が入り、「今晩、銀の話を入れたいので取材したい」とのこと。勉強熱心で感じが良い担当者だったので、電話でいろいろ話した。それをボードに手際良くまとめてオンエア。昨晩と言えば、トップニュースは何と言っても解散総選挙伝達。まぁ、銀の話など後半のおまけ程度と思っていたら、2番目のニュースでいきなりシルバー。関心度の高さを改めて感じた次第。...
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日本は解散総選挙、海外はパウエル訴追とイラン

2026年1月14日 連日、日経平均と円建て金価格の史上最高値更新が続いている。銀価格の上げっぷりも凄まじい。 日本人投資家の視点では、高市政権の積極財政(バラマキ?)を歓迎して株価が上がっているが、債券市場は日本国債売りに拍車がかかり警報を発している。10年物国債の利回りが27年ぶりの高水準とされる2.180%まで急上昇しているのだ(債券は売られると利回りは上がる)。積極財政による財政赤字を懸念...
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連休に、何か大事が起きる

2026年1月13日 年末年始の相場激動に続き、今回の3連休中にも衝撃の出来事が。パウエルFRB議長が改修工事を巡る虚偽証言で、司法当局から捜査開始されたとFRBのホームページで、しかも動画で怒りの語り口。トランプ氏の介入に、遂に「切れた」様子が生々しい。それにしても日銀のホームページで植田総裁がブチ切れるようなもの。以下がその動画。Statement from Federal Reserve C...
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米国公的金準備1兆ドル突破、評価替えで米公的債務返済に充当も

2026年1月8日 米国は8千トンを超える公的金準備を保有している。この金塊は多くの国と異なり、中央銀行ではなく、政府(財務省)が直接保有している。FRBは財務省の保有量に対応する「金証券」を保持し、代わりにドルを政府に振り替えている。問題は、その振替にあたって適用される公式評価額は、19年に議会が定めた1オンス=42.22ドルを基準値にしており、その結果110億ドルに留まる。 そのような状況下で...
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銀80ドル突破

2026年1月7日 昨晩はNY時間で金4500ドル、銀80ドルを、いずれも瞬間タッチ。今日のアジア時間では反落。プラチナも高値は2470ドル近傍であった。ベネズエラという地政学的要因は一過性ではなく、今後が読めないので、投機筋の買い材料としては好都合と言える。 銀とプラチナは売る材料が見当たらず、「だったら買おうか」という気分。 とにかくNYの仲間たちと話していても、上昇の理由など話題にならない。...
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ベネズエラ有事の金買い

2026年1月6日 金市場の流れとしては、CMEの追証連発で多くの投機筋が退場を余儀なくされ、国際金価格も4300ドル近傍まで下がっていた(KITCOグラフ青線)。まぁ4300ドルだってとんでもない超高値圏だけどね。相場感覚が狂っているな。 そこにベネズエラ問題が勃発。さすがのCMEも有事の金買いは抑制できなかった。国際金価格は4400ドル台半ばまで急反発(KITCOグラフ赤線と緑線)。ドラマチッ...
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前代未聞の年末年始貴金属相場の乱

2026年1月5日 12月29日の日経新聞記事に「貴金属業界で50年間働いているが、こんな年の瀬の相場は初めてだ」――。マーケットアナリストの豊島逸夫氏が思わずそうつぶやくほど、2025年末の貴金属相場は異様ともいえる熱気を帯びている。と書かれたほど、びっくりポンの相場乱高下劇が展開された。なお、事務局年末閉鎖のためアップできなかったブログ原稿、12月29日、30日、31日付けを送付しておく。 そ...
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2026年、金は乱高下しながらレンジを切り上げてゆく

2025年12月31日 12月30日の金価格は、このKITCOグラフ緑線の如く4300ドル台で推移した。 銀は74ドル台。プラチナは2100ドル台。いずれも歴史的高水準だが、さすがに用心深い展開になっている。これが筆者の言うところの「健全な」局面だ。 とは言え、ここに来て物騒な地政学的リスクが勃発している。・中国軍の台湾封鎖軍事演習・プーチン公邸をウクライナ無人機攻撃とのロシア側批判(停戦交渉は遠...
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貴金属、遂に暴落、筆者が歓迎する理由

2025年12月30日 昨日(12月29日)ブログ更新後、プラチナと銀の価格がNY時間にかけて暴落を演じた。プラチナは高値2580ドルから2130ドルへ。銀は昨日(12月29日)瞬間タッチで80ドルを突破した後、70ドルへ。銀価格の60日グラフを以下に添付した。 本欄では「プラチナと銀は博打と断言する」とか「プラチナと銀は堅気の衆は野次馬に徹するべき」と書き、業界内で不評であったが、図らずも実証さ...
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