豊島逸夫の手帖

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金の第一人者として知られる国際金融アナリスト豊島逸夫氏のブログを掲載します。
なお、本ブログの内容は豊島逸夫氏ご本人の個人的見解であることをご了解の上、閲覧ください。

豊島逸夫氏のプロフィール

豊島逸夫氏近影
豊島逸夫事務所代表。
1948年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現三菱UFJ銀行)を経て、スイス銀行で外国為替貴金属ディーラーとして活躍。2011年9月までワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の日本代表を務める。独立後はチューリッヒやニューヨークでの豊富な相場体験と人脈をもとに、自由な立場から金市場や国際金融、マクロ経済動向について情報発信を行うとともに、“金の国内第一人者”として金投資の普及に尽力。投資の初心者にも分かりやすいトークや文章にファンも多い。得意分野はスキー系、鮨スイーツ系、温泉系。

最新記事

イラン緊迫にNY金が反応しないわけ

2026年2月20日 昨晩のNY市場はイラン緊迫で株まで一時下がるなど、その影響が広がった。にも関わらず、NY金(KITCOグラフ緑線参照)はほとんど変わらず、反応薄。 理由はある。トランプ氏が「イランによからぬ事が起こる」などの強硬発言を繰り返すと「またTACOか」と疑っているのだ。「Trump Always Chickens Outするだろう」という発想。 更にこれは重要なことだが、今のNY金...
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5000ドル再突破、調整局面続く

2026年2月19日 あっさりと5000ドルの大台を回復。投機筋も出たり入ったりで忙しいが、虚しいゼロサムゲームをやっているね。 まずは、次期FRB議長(指名)ウォーシュ氏の正体を見抜かねば、明確な方向性が出ない。それほどに世界の中央銀行とも言われるFRBの議長職は重いのだ。 イラン情勢は引き続き不安定で、今週は米GDP発表も残るが、ここは見守る姿勢だね。 2026年もまだ2月だよ。一回表裏が終わ...
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神奈川県警とは異なるスピード違反対応

2026年2月18日 昨晩のNY金市場は4800ドル台まで続落。振り返れば、5500ドルまで爆上げした時は確かに相場のスピード違反があった。神奈川県警の不正とは異なり、真の速度超過(笑)。それゆえ、相場の鉄則としてスピードオーバーの調整が入るのは当然のこと。4500ドル程度まで下がれば、持続性のある長期上昇軌道に戻る。私が年内6000ドルと語った時、「そんな控え目な」と言われたけど、こういう事態も...
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トリフィンのジレンマ

2026年2月17日 金高騰の要因として「基軸通貨としてのドルへの信認低下」が必ず挙げられる。ドル不安、ドル離れ等々、表現はさまざまだが、真の問題は「では、どうすれば良いのか」。 世界中の人たちがドルに不安を感じているのに、貿易決済はドルの決済システムが確立されていて、好き嫌いに関わらずドルを使わざるを得ない。 その背後にはトリフィンのジレンマという問題がある。ドルが世界中に流通するには、米国の国...
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NY金、急落、金市場の体質は筋肉質に

2026年2月13日荒い調整局面だ。キッカケはNY株式市場でAI株が派手に売られ、「やはりAIバブルか」との認識が深まった。そこでAI株を見切り、その損失を金売りで埋め合わせる動きが顕在化。更に金売りの理由としては雇用統計以来、利下げ確率が下落したことも効いた。これは株にも金にも同時に売り材料だ。ここで重要なことは金の売り手は投機筋。確信の薄い金の買い手たちということ。FOMO、つまり皆が買ってい...
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YouTube後半配信「2030年 金1万ドルか」

2026年2月12日YouTubeの後半が昨日配信されたよ。 【2030年1万ドル】ゴールドの買い方を徹底解説!金は草食投資せよ/シルバーは「博打」/年間800tの金がETFに流入/バブル世代・氷河期世代の違い《豊島逸夫×大橋ひろこ》https://www.youtube.com/watch?si=uj2t5fbYlXuHaKkU&v=W4345t9KivE&feature=you...
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インフレ頼みの高市政権

2026年2月10日 筆者は「ミナミの帝王(金貸し)」の漫画やドラマが好きだ。配偶者からは「お茶の間でそんな下品なモノ見ないで!」と怒られるので仕事場でコッソリ(笑)。特に決めゼリフとも言える「借金は消えへんで!」。これ、新政権に特に言いたい。 今朝の日経新聞朝刊1面「『積極財政』の責任 インフレ頼み、ツケ残すな」の見出しが印象的。インフレはカネを借りた方(政府)には朗報。借金の実質価値が減る。ま...
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タカイチ圧勝後の金5000ドル再突破、週末にYouTube配信

2026年2月9日 衆院選挙後、国際金価格は4960ドル台から5030ドル台まで急騰中(本日朝時点)。さすがにここまでの圧勝は想定していなかったが、高市政権のアキレス腱はやはり「責任ある積極財政」。どう言い繕っても日本の財政赤字は市場の懸念として残る。一服したとしても「薄氷の一服」と言われる。 これは金の上げ材料。でも、なぜ日本の総選挙が国際金価格に影響を与えるのか。その問題も含めて週末にYouT...
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NY筋「タカイチ圧勝は最悪のシナリオ」

2026年2月6日 昨日は超多忙でブログまで手が回らなかった。基本的に大幅下落が昨日そして今朝も続いている。筆者の見解は変わらず。 金はファンダメンタルズにいささかの変化もなく、ただ投機筋が買いのポジションをひっくり返しているのみ。筆者が本欄で頻繁に使ってきた「投機買いのドカ雪が自重に耐え兼ね、表層雪崩を起こした」という表現がメディアでは一般化しているね。 因みに、今日午後YouTubeを収録。早...
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あっさり5000ドル回復

2026年2月4日 投機筋の売り攻撃も虚しく、金価格は5000ドルを回復した。振り返れば、先週後半、相場急落から僅か6日間の出来事であった。まだ余震はあるだろうが。 今後もこのような短期乱高下は頻繁に起こるであろう。高度5千メートルの上空で、プロ同士が空中戦を演じるようなものだ。 昨日は日経平均が最高値を付けた。解説者が「貴金属価格急落で、株式市場のセンチメントが向上」と語っていたのが印象的。「金...
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