豊島逸夫の手帖

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金の第一人者として知られる国際金融アナリスト豊島逸夫氏のブログを掲載します。
なお、本ブログの内容は豊島逸夫氏ご本人の個人的見解であることをご了解の上、閲覧ください。

豊島逸夫氏のプロフィール

豊島逸夫氏近影
豊島逸夫事務所代表。
1948年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現三菱UFJ銀行)を経て、スイス銀行で外国為替貴金属ディーラーとして活躍。2011年9月までワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の日本代表を務める。独立後はチューリッヒやニューヨークでの豊富な相場体験と人脈をもとに、自由な立場から金市場や国際金融、マクロ経済動向について情報発信を行うとともに、“金の国内第一人者”として金投資の普及に尽力。投資の初心者にも分かりやすいトークや文章にファンも多い。得意分野はスキー系、鮨スイーツ系、温泉系。

最新記事

銀80ドル突破

2026年1月7日 昨晩はNY時間で金4500ドル、銀80ドルを、いずれも瞬間タッチ。今日のアジア時間では反落。プラチナも高値は2470ドル近傍であった。ベネズエラという地政学的要因は一過性ではなく、今後が読めないので、投機筋の買い材料としては好都合と言える。 銀とプラチナは売る材料が見当たらず、「だったら買おうか」という気分。 とにかくNYの仲間たちと話していても、上昇の理由など話題にならない。...
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ベネズエラ有事の金買い

2026年1月6日 金市場の流れとしては、CMEの追証連発で多くの投機筋が退場を余儀なくされ、国際金価格も4300ドル近傍まで下がっていた(KITCOグラフ青線)。まぁ4300ドルだってとんでもない超高値圏だけどね。相場感覚が狂っているな。 そこにベネズエラ問題が勃発。さすがのCMEも有事の金買いは抑制できなかった。国際金価格は4400ドル台半ばまで急反発(KITCOグラフ赤線と緑線)。ドラマチッ...
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前代未聞の年末年始貴金属相場の乱

2026年1月5日 12月29日の日経新聞記事に「貴金属業界で50年間働いているが、こんな年の瀬の相場は初めてだ」――。マーケットアナリストの豊島逸夫氏が思わずそうつぶやくほど、2025年末の貴金属相場は異様ともいえる熱気を帯びている。と書かれたほど、びっくりポンの相場乱高下劇が展開された。なお、事務局年末閉鎖のためアップできなかったブログ原稿、12月29日、30日、31日付けを送付しておく。 そ...
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2026年、金は乱高下しながらレンジを切り上げてゆく

2025年12月31日 12月30日の金価格は、このKITCOグラフ緑線の如く4300ドル台で推移した。 銀は74ドル台。プラチナは2100ドル台。いずれも歴史的高水準だが、さすがに用心深い展開になっている。これが筆者の言うところの「健全な」局面だ。 とは言え、ここに来て物騒な地政学的リスクが勃発している。・中国軍の台湾封鎖軍事演習・プーチン公邸をウクライナ無人機攻撃とのロシア側批判(停戦交渉は遠...
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貴金属、遂に暴落、筆者が歓迎する理由

2025年12月30日 昨日(12月29日)ブログ更新後、プラチナと銀の価格がNY時間にかけて暴落を演じた。プラチナは高値2580ドルから2130ドルへ。銀は昨日(12月29日)瞬間タッチで80ドルを突破した後、70ドルへ。銀価格の60日グラフを以下に添付した。 本欄では「プラチナと銀は博打と断言する」とか「プラチナと銀は堅気の衆は野次馬に徹するべき」と書き、業界内で不評であったが、図らずも実証さ...
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やはり起きた、年末大波乱

2025年12月29日 今年はクリスマスが明けても、海外は29、30、31日と3営業日残っている。例年なら気分は2026年どうなるかの予測に向くのだが、今年は「もう一波乱ありそう」と語られていたが、実際にそうなった。12月29日の日本時間午前8時、アジア時間の売買開始とともに、いきなり銀80ドル、プラチナ2500ドル、金4500ドル。以下は、シルバー6か月グラフ。 週末を挟んで新たな地政学的リスク...
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年内、未だ波乱も

2025年12月26日今日が年内ブログ最終日。しかし、国際金価格は大晦日までライブ。おそらく4500ドル近傍で越年か。今日の日経新聞に「貴金属、上昇率で圧倒 銀・プラチナは今年2倍超に」と見出しで書かれた。基本的に年間を通して上昇基調を維持した金に対して、銀・プラチナは年後半大きく買われた。金が地球とすれば、銀・プラチナは月だね。来年も基調は上げと見るが、今年より更にボラティリティは高まろう。「一...
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日本人投資家にとっての金

2025年12月25日今回の貴金属相場高騰と同じタイミングで、日本では10年金利がレッドラインと呼ばれる2%を突破した。マーケットは高市積極財政に警報を発している。経済がインフレに振れても、それは日本の公的債務の実質価値を減らしてくれるので、財務省にとっては都合の良い話になる。インフレは借金する側にとっては朗報だ。また、円の価値は益々希薄化する。結果的に損するのは国民だ。それゆえ、個人の防衛策とし...
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プラチナ暴騰続く

2025年12月24日  今日のグラフは過去3日間のプラチナ(スポット)価格。確実に価格水準を切り上げていることが鮮明。どこまで上がるか。現状でも金に比し、まだ半値程度。 筆者のようなベテランは、プラチナが金より高いことが当たり前と思って育った世代ゆえ、金と同価格水準まで買われ続けるのかと思う。投機主導で、もはや需給など関係ない。エヌビディア株を売って大儲けした連中が、潤沢な待機資金をプラチナなど...
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プラチナ爆上げ止まらず

2025年12月23日 これはKITCOプラチナ60日グラフだが、いかに12月中旬以降プラチナ価格(スポット)が1600ドル台から直近2100ドル超えまで暴騰したかを物語る。 投機主導だが、当面下がる気配は感じられない。確かにEUがエンジン車規制を撤回したことはプラチナにとって大きなニュースだし、中国広州の取引所でプラチナが上場されたことも中国人投資家には興味深い出来事であろう。 そもそもプラチナ...
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