豊島逸夫の手帖

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金の第一人者として知られる国際金融アナリスト豊島逸夫氏のブログを掲載します。
なお、本ブログの内容は豊島逸夫氏ご本人の個人的見解であることをご了解の上、閲覧ください。

豊島逸夫氏のプロフィール

豊島逸夫氏近影
豊島逸夫事務所代表。
1948年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現三菱UFJ銀行)を経て、スイス銀行で外国為替貴金属ディーラーとして活躍。2011年9月までワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の日本代表を務める。独立後はチューリッヒやニューヨークでの豊富な相場体験と人脈をもとに、自由な立場から金市場や国際金融、マクロ経済動向について情報発信を行うとともに、“金の国内第一人者”として金投資の普及に尽力。投資の初心者にも分かりやすいトークや文章にファンも多い。得意分野はスキー系、鮨スイーツ系、温泉系。

最新記事

日本の年金基金も金買いに動く

2026年2月27日金ETFはそもそも年金基金の要請で作られた金投資商品であった。年金が金を買うにあたり、必要条件はまず現物であること。そして有価証券で上場され、いつでも売買されること。このふたつの命題を満たす商品として金ETFが誕生したのだ。既に米国の年金基金は金ETFを買っている。日本も同様だ。筆者の最近の仕事は年金関連が急増中である。投資家相手のセミナーに比し、スモールミーティングの形式ゆえ...
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日銀審議委員にリフレ派2名指名の危うさ

2026年2月26日 やはり日本でも中央銀行に対する政治的圧力が隠然として存在することを思い知らされた。高市首相は「責任ある積極財政」路線をとにかく勢いで突っ走りたい。その過程で日銀に利上げなどされたら、冷や水を浴びせられる。とは言え、さすがにトランプ流に植田日銀総裁へあからさまな政治的圧力をかけることはできない。そこで審議委員に積極財政派を送り込んだということであろう。 株式市場は大歓迎。昨日は...
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日経平均最高値はホンモノか

2026年2月25日 少し前の円建て金価格連日最高値更新が止まり、今や市場の話題は日経平均連日高値一色の感がある。 その要因として、常に「海外投資家の日本株買い」が挙げられる。確かにNY市場の連中と金の話をしていても、日本株のことも聞かれることが多くなった。 NY市場の視点で見れば、米国株主体の株式運用が偏り過ぎとの反省から、「国際分散」=NY市場から見た外国株に運用対象を広げる動きが顕在化してい...
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日本連休中に5200ドル突破

2026年2月24日 意外なところから新規金買い要因が出てきた。最高裁違憲判決にトランプ大統領が猛反発。新たな法律を根拠として持ち出し、一律10%の関税を課すと言い出したのだ。更に10%がSNSで15%に引き上げ。加えて違憲判決により、これまで徴収された関税収入に関しては、5年かけて法廷闘争に持ち込まれる。 更に更に、関税は違憲判決だが、その流れで国別貿易交渉を白紙にするような行為は絶対容認できず...
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イラン緊迫にNY金が反応しないわけ

2026年2月20日 昨晩のNY市場はイラン緊迫で株まで一時下がるなど、その影響が広がった。にも関わらず、NY金(KITCOグラフ緑線参照)はほとんど変わらず、反応薄。 理由はある。トランプ氏が「イランによからぬ事が起こる」などの強硬発言を繰り返すと「またTACOか」と疑っているのだ。「Trump Always Chickens Outするだろう」という発想。 更にこれは重要なことだが、今のNY金...
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5000ドル再突破、調整局面続く

2026年2月19日 あっさりと5000ドルの大台を回復。投機筋も出たり入ったりで忙しいが、虚しいゼロサムゲームをやっているね。 まずは、次期FRB議長(指名)ウォーシュ氏の正体を見抜かねば、明確な方向性が出ない。それほどに世界の中央銀行とも言われるFRBの議長職は重いのだ。 イラン情勢は引き続き不安定で、今週は米GDP発表も残るが、ここは見守る姿勢だね。 2026年もまだ2月だよ。一回表裏が終わ...
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神奈川県警とは異なるスピード違反対応

2026年2月18日 昨晩のNY金市場は4800ドル台まで続落。振り返れば、5500ドルまで爆上げした時は確かに相場のスピード違反があった。神奈川県警の不正とは異なり、真の速度超過(笑)。それゆえ、相場の鉄則としてスピードオーバーの調整が入るのは当然のこと。4500ドル程度まで下がれば、持続性のある長期上昇軌道に戻る。私が年内6000ドルと語った時、「そんな控え目な」と言われたけど、こういう事態も...
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トリフィンのジレンマ

2026年2月17日 金高騰の要因として「基軸通貨としてのドルへの信認低下」が必ず挙げられる。ドル不安、ドル離れ等々、表現はさまざまだが、真の問題は「では、どうすれば良いのか」。 世界中の人たちがドルに不安を感じているのに、貿易決済はドルの決済システムが確立されていて、好き嫌いに関わらずドルを使わざるを得ない。 その背後にはトリフィンのジレンマという問題がある。ドルが世界中に流通するには、米国の国...
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NY金、急落、金市場の体質は筋肉質に

2026年2月13日荒い調整局面だ。キッカケはNY株式市場でAI株が派手に売られ、「やはりAIバブルか」との認識が深まった。そこでAI株を見切り、その損失を金売りで埋め合わせる動きが顕在化。更に金売りの理由としては雇用統計以来、利下げ確率が下落したことも効いた。これは株にも金にも同時に売り材料だ。ここで重要なことは金の売り手は投機筋。確信の薄い金の買い手たちということ。FOMO、つまり皆が買ってい...
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YouTube後半配信「2030年 金1万ドルか」

2026年2月12日YouTubeの後半が昨日配信されたよ。 【2030年1万ドル】ゴールドの買い方を徹底解説!金は草食投資せよ/シルバーは「博打」/年間800tの金がETFに流入/バブル世代・氷河期世代の違い《豊島逸夫×大橋ひろこ》https://www.youtube.com/watch?si=uj2t5fbYlXuHaKkU&v=W4345t9KivE&feature=you...
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