豊島逸夫の手帖

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週明け、国際金価格、3300ドル割れ、急落中

2025年512

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週末に米中通商協議第1回とウクライナ「平和」のためと称する提案が出てきた。筆者はどれも極めて懐疑的に見ているが、金市場の投機筋は「売りの口実」として利用している。

理論的に説明できない相場に接すると、トレーダー心理としてはチャートに注目しがちだ。既に前回、金国際相場が3500ドルの大台に2回突き放され、ダブルトップ(二番天井)を形成したことを指摘した。更に200日移動平均線は2833ドルにあり、大幅な買われ過ぎを示唆している。

一言で言えば、トランプ氏が何を言おうと、金市場は独自の相場価値観で動いているということか。

2025年