豊島逸夫の手帖

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雇用統計で金は底堅く、白金は続騰

2025年12月17日

金価格グラフ(緑線)

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注目の雇用統計は10月分の一部と11月分が同時発表という異例の展開であったが、11月の失業率が4.6%と悪化。雇用者数は10月が105000人の「減少」(政府機関閉鎖で公務員が雇用数から外れたため)。11月は64000人増加だが、パウエル議長自ら雇用統計の数は水増しされていると記者会見で認めていた。
結局、米労働市場の後退が鮮明となり、利下げが正当化されたことで金には追い風。ボラは激しいが4300ドル台を維持。

値動きが派手だったのはプラチナ。新たに中国勢も加わり、これまでの出遅れを取り戻すかのような上げっぷり。貴金属セクターの中の循環物色で割安感が残るプラチナが買われた。

プラチナ価格グラフ(緑線)2000ドル視野

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対照的にこれまで買われてきたシルバーは頭が重い。
貴金属セクター内での値動きの濃淡が鮮明だ。
最も重要な金は底堅い。
2025年12月の時点で4300ドル台など、年初に誰が想像したであろうか。
勿論、筆者も想定していなかった(笑)。
こうなると2026年5000ドル予測が中心値なのだが、大した上げではなくなる可能性。いずれ現行の欧米投資銀行予測に上方修正がかかるか。
或いは3800ドル程度まで大きく調整した後で5000ドルに向かうか(利下げ→インフレ再燃→利下げ停止のシナリオ)。
注目したい。

2025年