2025年6月19日
このKITCOグラフはプラチナの5年価格グラフ。
久しぶりに1300ドルを超えた。
昨晩、NYの連中と話したのだが、金価格が3500ドルの上値抵抗線を前にやや伸び悩み気味なので、出遅れ感があるプラチナが投機マネーの買いの標的になっているという。
確かに投機筋のマネーを100万ドルとすれば、プラチナの方が重量ベースで3倍近く買えるのだから、「ちょっとプラチナで遊んでみようか」という気になるのだろうね。
全くレベルが違うけど、私が20年の付き合いのかかりつけ医にお礼をするのに、これまで金貨を贈ってきたが、1オンス金貨が今や1/4オンス金貨になり、どうもけちっているみたいに思われるから、今回は1オンスプラチナ貨にしたところ、「こんな高額なものは困ります」と言われ恐縮した(まさか「金よりプラチナの方がずっと安いものですから」とも言えず(笑))。
だからプラチナ投機家の気持ちも分かる(笑)。
投機筋も色々後講釈せねばならず、プラチナ需給がひっ迫だと囃しているが、需給が短期に急変するものでもない。話半分に聞いておく。
まぁ、あまり入れ込まないこと。今のうちから出口戦略は考えておいた方が良い。
プラチナと金の価格がこれほど開いたのには、それ相当の理由があるからだ。
なお、今週土曜日21日の朝日新聞土曜版beに、私がノーブルプラチナコインを持ち、スイス銀行のプラチナディーラーの時の思い出を語っているよ。何とも良いタイミングの記事になったものだ。プラチナのJeff(筆者のニックネーム)と紹介されている。
更に、来月には朝日新聞の別のコラムで、そもそもプラチナが金に比し、これほど安くなった理由を詳説することになった。
最後に今日の写真はセイコーマートの常客向け「ペコマカード」。
すっかり道民になりきっているよ(笑)。