2025年3月14日
NY金先物が一足早く3000ドル突破。ロコ・ロンドンはグラフのとおり2980ドル台。昨日金が爆上げするような特別の要因は無し。ワイン関税200%だけで金の爆買いは説明できず。モメンタムに尽きる。関税掛け合いの貿易戦争に勝者なし。独自の希少価値を持つ実物資産の金が一人勝ち。上げのスピードが再び加速してきた。3000ドル超えての金価格は極めてボラティリティーが高い展開が続くであろう。3100、3200と続騰ともなればバブルの匂いが漂いそうだ。何せ実需は頭打ち。投機筋主導の展開となろう。3000ドルを超えればリサイクル売りの誘惑も強まろう。
インフレ指標の下振れで利下げ回数予想が増えつつあることは、金に上げ材料。
ドル円は大きく動かず、円建て金価格は国際金価格次第。