2025年5月7日
連休前には一時3200ドル攻防の局面もあったが、その後切り返し、連休中に3400ドル台回復。中期価格グラフの形は調整一巡で良くなった。この後3500ドルを突破して続騰すれば異次元の金価格に。逆に3500ドルで再び売られれば典型的ダブルトップで相場のアタマ形成となる。どちらに転ぶか、米中次第。明日8日にスイスでベッセント財務長官とグリア通商代表が中国側と会談する。ひとつの目安になりそう。
地政学的リスクとしてインドとパキスタン、イスラエルでの新展開など。
そして今日はFOMC。関税の影響を読み切れず、パウエル議長も困り顔。利下げ決断できず。金融政策不信が安全資産の金買いを更に刺激する可能性も。
いずれにせよモメンタムプレーヤーと呼ばれる短期投機筋主導の展開ゆえボラティリティは激しい。
ドル円はやや膠着気味。金に比し方向性が明らかではない。