2025年1月21日
いよいよトランプ大統領就任。マーケットもオープン戦終了、本戦開始。
とは言え、関税にせよ違法移民強制送還にせよ、その経済効果が判明するには少なくとも2か月はかかろう。
それまでNY金も乱高下を繰り返しつつ、徐々に相場水準を2700ドル台で切り上げて行くであろう。忍耐強く経済指標の出方を見守ることが必要だ。
なんせトランプ自身がどうなるか分かっていないのだから、世界中でトランプ相場の行方を読み切れる人など誰もいない。
ここは忍耐が必要。いつもながら一喜一憂はダメ。こういう相場環境こそ、じっくり買い増してゆく投資スタイル(NISA流)が生きる。
「トランプ相場、有事の金買い!と囃されたドカ買いは悪魔の選択」。
トランプという人物が米国大統領として存在することがリスクでNY金にはジワリ上昇要因。メディアは囃し過ぎだと思う。今日もいろいろ取材受けたが軽く受け流した。昨晩は徹夜で就任セレモニーを見たけどね。マーケットへの決定打はマダマダ先のこと。
筆者の取りあえずの注目はホワイトハウスのウエストウイング(西棟=大統領執務室のある司令塔)の部屋割。トランプ側近で固めることになろうが、誰がトランプに最も近い部屋に陣取るのか。注目だ。対中強硬派のピーター・ナバロ通商・製造業担当大統領上級顧問あたりが最側近になると米中大荒れとなろう。