2025年12月22日

週明けのアジア時間帯で、金はNY先物で4400ドル突破。ロコロンドン(KITCOグラフ緑線)でも4400ドル接近(日本時間昼)。しかも日銀利上げで円安157円。
ベネズエラ情勢悪化という新たな地政学的リスクを囃しているが、連戦連勝の投機的勢い(モメンタム)に歯止めがかからない。
更に、シルバーは70ドル接近。プラチナは2100ドル超え(いずれもNY先物)。
今週はクリスマスで取引は薄い時期だが、それゆえ値幅も荒くなる。
今年は大晦日まで相場から目が離せない。
売り手不在の地合いゆえ「相場に聞け」という展開だ。
長期的視点ではもう少しおとなしく上げ続けて欲しいところだが。
なお、日本人として気になることは現政権関係者から核武装容認発言が飛び出したこと。
高市政権は国際感覚に欠ける。このような状況では個人として有事の金を買い備えておくことも考えねばなるまい。
今日も「金買い、今からでも遅くない?」と聞かれた。
地味に長期に貯める感覚なら「今日から始めなさい。」と答えた。