2025年11月4日
国際金価格はロコロンドンで4000ドルを挟む展開が続いている。
本稿執筆時点で3970ドル。
充分に時間をかけて、値固めした上で更なる高みを目指す健全な展開だ。
昨晩、NY市場の連中と話したが、話題は専らyamamoto投手の鉄腕(iron man)とotaniクンさすがに最後はお疲れ感など、ワールドシリーズ一色。東海岸NYの連中だから西海岸ドジャーズの勝利を素直には喜べないが、日本人の筆者には素直に日本人スタープレーヤーを称賛する。
とは言え、何かひとこと言いたげ。何か文句あるかとけしかけたら、ブルージェイズ監督の「愚策」を語り始めた。最終回裏、ブルージェイズの大スター、ゲレーロ・ジュニア選手が山本投手からいきなり二塁打。ここでBJ監督はまず同点狙いでバントを指示。
首尾よくランナーはワンアウト3塁。しかし、このバント作戦が消極的だというのだ。
日本人の感覚から言えば「堅くまず同点狙い」は納得できる。しかし、米国人には折角スタープレーヤーのノーアウト2塁という願ってもないチャンスが醸し出すモメンタム(勢い)を削ぎ、ヤマモト投手にワンアウトのプレゼントをしたというのだ。
結果は次打者がフォアボールで、ワンアウト1、3塁。そして次の打者がショートゴロで併殺となり、ゲームセット。ゲレーロ・ジュニア選手は男泣きしていた。
筆者は日米の野球感覚の違いを見た思いだったよ。高校野球育ちの選手が多い日本の野球では、まず同点狙いのバントは「当然の策」と評価されよう。
実はこの一件、日米投資にも当てはまる部分がある。
日本人はこつこつ貯める感覚で金を買う傾向。
米国人は金急騰のモメンタムにのり、一気に荒稼ぎを目論む。
ハイリスク・ハイリターン傾向とも言えよう。米国ではドルコスト平均法を「まだるっこい」と決めつける傾向があるのだ。
図らずもワールドシリーズで日米投資感覚の違いが浮き彫りになった。
今日の写真はゴールドも野球も関係なく、無防備に我が家で昼寝中の実家がご近所の猫ちゃんと、友人が飼っている保護猫十数匹!よくやるよ。偉い!猫をそんなに飼うって大変だぜ。うちはご近所の猫ちゃんたちにホテルビュッフェみたいに各種キャットフードやサンマの残りなどを提供するだけだけど。
