2025年9月2日
米国の3連休の間に、国際金価格がNY時間外であるが急騰を続けている。
3連休の間に起こったことと言えば、上海協力機構の首脳会議開催。中国とロシアのトップに、インド、イラン、トルコも加わり、北朝鮮の総書記も北京に向かう汽車の中と報道される。トランプ大統領としては心中穏やかではあるまい。
金市場にとっては、地政学的リスクという買い要因となる。買いの波に乗っている市場には、おあつらえ向きの展開だ。
そして今晩、NY市場が再開。NY時間外でこれだけ上げられると、NY市場本番に入っても拍子抜けの感は否めまい。しかも今週は雇用統計を控える。
筆者の見方は、長期的上昇トレンドは変わらないが、市場参加者の多くが短期的に上を見ているので、それが気に入らない(笑)。株でもドルでも金でも、皆が同じ方向を向くと、逆に動くことが珍しくないからだ。お祭り騒ぎに乗って、大怪我した相場体験の苦みがカラダにこびりついている。でも、AI主導の買いはお構いなしのようだ。
まあ、個人投資家に対しては、ここは、長期的上昇トレンドは変わらず。地味に買い増してゆくことを引き続き勧める。いつものことだが、短期的乱高下にとらわれず一喜一憂するなかれ。
純金積立で大正解だね(笑)。
さて、本州は9月に入っても猛暑ゆえ、札幌滞在が9月も続きそう。
昨日今日と山梨県から札幌宅宛てに、本場の葡萄が相次いで送られてきた。ありがたや。北海道のらいでんメロンやらいでんスイカに加え、山梨の葡萄まで食べられることは幸せだよ。