豊島逸夫の手帖

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今年もジャクソンホールの季節に

2026年817日 

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お盆を過ぎて、今年もジャクソンホール中央銀行フォーラム開催の時期になった。
今年は8月27~29日。
昨年はパウエルFRBの利下げが話題となり、金急騰を招いた(昨年の本欄参照)。

ジャクソンホールでのパウエル講演後、金急騰だが。。。

今年は打って変わって、ウォーシュ新議長の利上げの可能性が注目される。
直近の雇用統計やCPIの結果が想定より弱めに出て、利上げ確率も33%まで下がってきた。
とは言え、利上げ観測後退と言いながら33%は利上げを予測しているとも言える。
ジャクソンホールでのウォーシュ発言が「何が何でもインフレ退治重視で利上げ示唆」から「労働市場安定も重要」などの利上げに慎重なトーンに変わると金には追い風となる。

我が植田総裁が参加するか否かは健康問題もあり定かではない。
とは言え、日米為替協調介入に関して、ベッセント財務長官の本音が日本金融当局による米国債売却を回避することであったことは明白。NY金市場では基軸通貨としての米ドルへの信認低下を米国金融当局も最も恐れていたと解釈され、金買いの要因が確認されたと映る。
ジャクソンホールでも歴史的な日米為替協調介入についての議論が交わされるのは必至。
ウォーシュFRB議長の立場では、本来FRBがコロナ危機に際して準備したレポファシリティー(米国債を担保に米ドルを融資する制度)を、ベッセント財務長官がFRBに相談もなく、日米為替介入に使ったとされることが不満であろう。

更に、日米為替介入で売られた通貨が米ドルではなく、ユーロであったこと。おそらくこれもECBに相談はなかったと見られていることも中銀筋では話題になっている。
まぁ張本人のベッセント財務長官が、中央銀行フォーラムに出席するはずもなく、欠席裁判になるのかね。

なお、トランプ大統領がウォーシュFRB議長の利上げ示唆は黙認して同氏を擁護の姿勢だが、FOMCのメンバーであるFRB高官や地区連銀総裁の利上げ論に対しては厳しく批判していることも、ジャクソンホールでの「茶飲み話」になろう。
ウォーシュ氏はFOMC内での利上げに関する見解の対立をFamily Fight(家族内の喧嘩)と表現して、健全な議論と位置付けているが、ジャクソンホールでの議論はFamily Fightという雰囲気にはなるまい。そもそもカンザスシティ地区連銀主催の人気避暑地で行うカジュアルな服装での会議だが、それゆえに本音が飛び出す傾向もある。

さて、モーニングサテライトでのインタビューが週末OAにされ、テレ東BIZダイジェストで配信されたよ

【モーサテサタデー】ドル不信が背景に...金価格の見通しは?

 最後にさっき厚真の親戚が超新鮮野菜をわざわざ札幌まで届けてくれて「めちゃハッピー!!」。

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2026年