2026年6月1日

国際金価格は4500ドル台まで買われたが、4600接近の後、反落(KITCOグラフ参照)。米イラン覚書の不透明性を映す展開。
それにしても日経平均に比し、金価格はおとなしい。4300ドルから4600ドルのレンジで推移する金に比し、日経平均は史上最高値更新。とは言え、今日も日経平均の銘柄の7割は下落。
銘柄別騰落率を示すヒートマップを見るに、一見青色(下げた銘柄)が圧倒的に多い。これがソフトバンクとキオクシアが主導する「日経平均最高値」の実態なのだ。多くの株式投資家は保有銘柄下落で損をしているのに株価指数だけ上がっている。息の長い株高につながる幅広い銘柄を物色する動きは見られない。
それにしてもキオクシアの上げっぷりは凄いの一言。年初1万円程度だったが、今や7万円超!しかもゴールドマンサックスは同社の目標株価を従来の4万8000円から9万3000円に引き上げた!ゴールドマンサックスが年内の金の目標価格を例えば5800ドルから9000ドルに引き上げることなど、ゴールドフィーバーの最中でも考えられなかったことだ。そもそも年初の金価格は1000ドル程度ではなかった(苦笑)。
そう思えば金は地味だけと堅いね~。株はカジノ。
投機的なシルバーでも値動きはキオクシアに比べればかわいいもの。
なお、日本ではキオクシア、NYではマイクロンテクノロジーズなどAI半導体関連スター銘柄や期待の大型IPOなどに投資するために金を換金売りする事例も出てきた。
年前半には株安の損失を補うための換金売りであったことを思えば、金は引き続き「ATM」だが、その理由がかくも異なるとは。絶句。