豊島逸夫の手帖

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日経平均最高値はホンモノか

2026年2月25日

少し前の円建て金価格連日最高値更新が止まり、今や市場の話題は日経平均連日高値一色の感がある。

その要因として、常に「海外投資家の日本株買い」が挙げられる。
確かにNY市場の連中と金の話をしていても、日本株のことも聞かれることが多くなった。

NY市場の視点で見れば、米国株主体の株式運用が偏り過ぎとの反省から、「国際分散」=NY市場から見た外国株に運用対象を広げる動きが顕在化しているのだ。

その対象のひとつが「日本株」。
高市首相の総選挙での圧勝で、日本経済は変わるのかとの淡い期待感。
「責任ある積極財政」への懸念も当面、棚上げされている。

どこの国もそれぞれ経済的問題を抱えているわけで、リスクのない国など無いという発想が目立つ。
それゆえ、敢えて日本に特有な「ジャパン・リスク」を取りに行くと語られるわけだ。リスク分散の発想と言えよう。
今後も海外投資家の日本株買いは続きそうである。

一方、金が話題になることは減った。
一時の「どこまで上がる金価格」というような期待感は相対的に薄れてきた。
まぁマーケットのセンチメントはころころ変わるので、黙っていても何れまた金の出番も回ってこよう。

金価格に関しては、昨日の場合5100ドルで押し目買い、5250ドルで利益確定売り。そして本日は午前中にトランプ施政方針演説があったが新味なし。

金価格は5200ドル前後で推移。客観的に見れば、とんでもない歴史的高値を固めているわけで、一進一退を続け、徐々に価格レンジが底上げされてゆこう。「連日高値更新」とはならずとも、筆者は地味ながら、徐々に上げてゆく過程の方に安心感を覚える。以下は6か月金価格グラフ。

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まぁ結果的に日本株も金も上がってくれれば、日本人としては歓迎すべき現象。

へそまがりの筆者は、まだ日本国債の危うさが中長期的問題として、いずれ噴出不可避と見ているが、株は上げられる時に上げておけと達観している(笑)。金は長期保有に徹するが、日本株は高市政権の「ハネムーン蜜月期間」という期間限定の現象と見る。

さて、今日の写真は旬のイチゴパフェを食べながら、パソコン並べて、千疋屋でお仕事(笑)。

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2026年