2026年2月13日
荒い調整局面だ。
キッカケはNY株式市場でAI株が派手に売られ、「やはりAIバブルか」との認識が深まった。そこでAI株を見切り、その損失を金売りで埋め合わせる動きが顕在化。更に金売りの理由としては雇用統計以来、利下げ確率が下落したことも効いた。これは株にも金にも同時に売り材料だ。
ここで重要なことは金の売り手は投機筋。確信の薄い金の買い手たちということ。FOMO、つまり皆が買っているから出遅れまいという理由で買った人たち。それゆえ彼らが今回振り落とされると、金市場には確信を持った買い手が残り、市場の体質は筋肉質になるのだ。言わば金市場のダイエットとでも言えようか。
そう言い切れるのは、金上昇トレンドを支えるファンダメンタルズ(基礎的条件)にいささかの変化も見られないこと。中銀買い、ドル離れ、地政学的リスクなどなど。ドル安などは寧ろ強まっている。但し円高ゆえ、円建て金価格には下げ圧力がかかるが。
毎回同じ表現を使ってきたが、やはり投機買いのドカ雪が積もり、自重で表層雪崩。満員の劇場で観衆が狭い非常口に殺到する劇場のシンドローム。10年以上同じ表現を使ってきたが今回も同様。
なお、銀は市場規模が小さいゆえ、下げ幅もきつい。いつものこと。
こういうことが起きると、地味に買い増してゆく草食系投資の優位性が改めて実証される。
さーて、今日の写真。
ニャンちゃん、雪の日と快晴の暖かい日。対比が笑える。

